・かて飯
・ゼリーフライ
・もやしとコーンのおひたし
・味噌汁

今日は埼玉県の郷土料理です。
かて飯は炊き込みご飯によく似ていますが、最初から野菜や調味料を入れるのではなく、炊き上がったご飯に少々濃い目の味付けをした具材を混ぜ込む料理です。
米が貴重だった頃、かさ増しするために野菜の煮物を混ぜたのが始まりと言われます。
かて、とは秩父地方で混ぜるという意味があります。
今日は給食なので、煮汁もご飯の中に一緒に入れて炊き込みました。
細切り昆布や高野豆腐も入り、おいしいご飯ができあがりました。

ゼリーフライとはお菓子のゼリーとは別ものです。
見た目は衣のついていないコロッケのようなもので、そのルーツは、日露戦争の時、中国から伝わった野菜まんじゅうだということです。
ジャガイモにねぎやにんじん、さらにたくさんおからが入っているのも特徴で、食物繊維が豊富でヘルシーです。
ソースの味と香りがとても利いて、モチモチとした食感が大人にも子どもにも大人気。
その名の由来は、小判形であることから銭フライと言われていたものの、銭がなまってゼリーフライとなったと言われています。
ゼリーフライはおやつとして行田市民に親しまれています。
瑞江小学校では、ソースに玉ねぎのすりおろしを入れて風味豊かに仕上げました。
いつものコロッケとは一味違うおいしさを楽しんでください。