12/10の給食
- 公開日
- 2014/12/10
- 更新日
- 2014/12/10
今日の給食
・アーモンドトースト
・おさつチップ
・焼肉ごぼうサラダ
・ボルシチ
ボルシチは、もともとウクライナの郷土料理ですが、ロシア領の一部に属していたことから今はロシア料理とされているようです。
なんとも言えない朱い色が何から出されているかと言えば、ビーツと言う西洋野菜を使っているからです。
ビーツは、野生種が地中海沿岸に分布し、古代から利用されていました。
サトウダイコンの変種で根や葉も赤くなることから、火焔菜などと呼ばれていました。
一見赤カブのようにもみえますが、以外ですがホウレンソウと同じアカザ科の植物です。
輪切りにすると同心円の赤い紋があります。歯ごたえやほろ苦さはカブに近く、果肉は柔らかくて水分が多く、糖質、特にショ糖が多く甘みがあります。
そのままではとても固く食べられないため、皮ごと塩と酢で下ゆでをします。
その時に煮汁がピンク色に染まります。
ボルシチにはビーツと煮汁の両方を入れて色をつけて調理をします。
独特の酸味はここからでます。
おさつチップは切るときにその厚さがおいしく揚がるかの決め手になります。
油の温度も難しく、調理師の経験が必要な献立です。
焼肉ごぼうサラダは皆んな大好きな献立です。
肉とごぼうは炒めて甘辛く味付けをしておきます。
野菜サラダと合わせてできあがりです。
一生懸命作りました。
たくさん食べて元気いっぱい、風邪など吹き飛ばしましょう。