校長室より

3月22日  卒業式 式辞

校庭の桜の花が、また低学年の子供たちが植えたチューリップの花が、皆さんの門出をいつかいつかと待ち望んでいるかのようにつぼみが膨らんでいます。この春の良き日に、多くのご来賓の皆様、保護者の皆様とともに、第百三回 卒業式を行うことができますことをたいへんうれしく思います。ご臨席いただきました皆様に厚くお礼を申し上げます。

 さて、ただ今 卒業証書を手にされた六十六名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 

みなさんは六年間の小学校での歩みを終え、今日卒業します。さて、みなさんにとってこの六年間は長かったですか。短かったですか。

 

今からお話することは「人生時計」という考え方です。近頃では百歳過ぎまで長生きされる方も多くいらっしゃいますが、ここでは人生八十年としてそれを一日に置き換えてみます。八十歳が一日なので四十歳は半分なのでお昼の十二時、正午となります。二十才なら午前六時です。では、みなさんの年齢なら何時ごろになると思いますか。午前三時ごろです。夜明け前です。そしてこれから夜明けです。さて、夜が明けてからどのようにすごしますか。

わたしは、みなさんには一人ひとりに「賜物」があると思います。ある人には人を笑わせることの素質、ある人には音楽の、またある人にはスポーツの。いつも優しくて周りの人を温かい気持ちにするという人。人をまとめる力のあるという人もいるでしょう。それぞれが授かった賜物、能力、才能をどう伸ばしていくかはこれからです。

そう言われても自分の授かった賜物が何かなんてわからないとか自分にはそんな秀でた能力や才能なんかないと思う人もいるかもしれません。でも、いいのです。なぜかというと、みなさんはまだ夜明け前だからです。これから、夜が明けてから、ぜひ、自分に与えられた賜物は何かと見つけそれを生かしていってください。

 

保護者の皆様、お子様のご卒業を心からお祝い申し上げます。小学校を卒業するというこの日まで、言葉では言い表すことができないご苦労もあったことかと思います。

これからも、このようなご苦労はあることと思いますが、どうかお子様の力を信じて見守り、導いていっていただけたらと思います。

地域の皆様、いつも毎朝子供たちの安全を見守り、あいさつの声をかけていただき、ありがとうございます。おかげ様で、この卒業生をはじめ瑞江小学校の子供たちに挨拶をする力がしっかりと身に付きました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。どうかこれからも地域の宝である子供たちを温かく見守っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

卒業生の皆さん、皆さんを応援してくださる方々は、この式場にお集まりいただいた方々の他にもたくさんいます。皆さんには大きな大きな応援団がついています。どうか、この先もこの応援団の力を借りながら、自分の賜物を生かして、何事にもポジィティブに向かっていってください。

以上で私の式辞とさせていただきます。



3月18日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。

  いよいよ、学校で勉強する日があと4日。5年生はあと5日となりました。今日は1年生から6年生までのみなさんが集まる最後の全校朝会となります。最後の全校朝会なので今日は「学校へ来る意味」についてお話しします。一つは賢くなるためです。昔に比べて生活しやすくなったとかすごしやすくなったとかいう大人の人が多くいます。これはたくさんの人たちが一生懸命に勉強して働いてきた結果です。みなさんも数年後は学んだことを生かしてこの地域や社会を支えていく一員となります。そのために学校は学ぶ場所になっていると思います。

もう一つは周りの人と仲良くするためです。たった一人でできることは限られますが周りの友達と、また先生と力を合わせることで感動したりいろいろなことの価値に気付いたりします。このクラスで1年間、周りの人と協力し合ってたくさんのことを学んできたと思います。

また、皆さんが学校で集中してより良い学校生活ができるように環境を整えるためにどのくらいお金がかかっているか考えてみたことはありますか?みなさん1人につき1年間で百万円です。このお金は税金と言って「江戸川区に住んでいる人たち」や「働いている人たち」が出してくれているのです。みなさんの顔も名前ももちろん知りません。でも、皆さんが学校で勉強を積み重ね、この世界の未来を支え、よりよい世界にしていく人として立派に成長してほしいという願いです。なので見ず知らずの願いもこもっているのです。

今日は学校へ来る意味についてわたしの考えをお話ししました。みなさんも自分で考えてみてください。そして充実した1週間となるように考えて過ごしましょう。

これでお話を終わります。

3月11日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。

今日、3月11日はどんな日でしょう???そうです。今から13年前に東日本大震災が起こった日です。今日、3月11日はこの日のことを忘れないようにと、様々な報道や行事が行われています。校長先生もこの日のことを思い出してみました。でも実は校長先生は、この震災を経験していないのです。この日は韓国のソウル日本人学校の先生をしていたのです。東京にいなかったので、この情報が入ってくるのも少したってからでした。日本人学校の修了式は日本の学校より少し早く、ちょうど3月11日が修了式でした。修了式が終わって少し安心し、のんびりしていた時です。携帯が鳴りだし、ある先生がNHKBSをつけてください。といいました。すると、お台場のフジテレビの後ろからもくもくとした煙が出てきている映像が流れ、もう混乱状態なのが伝わってきました。インターネットで調べてみると「東京は火の海」とか「東京の建物が倒れ、都心部の映像が流せない」とか「東京タワーが倒れた」とか不安をあおる内容がたくさん目に入りました。もちろん、うその情報ですよ。でも、その時にはその場にいた先生たちみんなが不安になったのです。

 さて、みなさんは避難訓練で様々なことを学びました。津波の時にはいち早く屋上などの高いところへ避難することや、お、か、し、もを守って避難することなどいろいろありましたね。そこにもう一つ付け加えてほしいのです「うわさやあいまいな情報に注意する」ということです。面白半分に不安をあおろうとする人たちはたいてい、もっともらしいところから発信しているかのことを言います。東日本大震災の時には「厚生労働省」や「総理官邸」などといったもっともらしいところを語って様々なうその情報が流されました。大人でも騙されてしまうほどです。でも、みなさんはちょっと立ち止まって「この情報、本当かな??」と確認したほしいのです。それが安全に生き抜く知恵だと思います。

 きょうは「混乱しているときほど正しい情報を」というお話をしました。

なお、この時のことをもっと知りたいという人は校長室前にこの本「3,11を忘れない」を置いておきますので、手に取って読んでみてください。

 これでお話を終わります。


3月4日 全校朝会の話(にのみや そんとく)

この人、よく学校の銅像や石像になっている人なのですが、知っていますか???そうです!「二宮尊徳さん(金次郎さん)」です。子どものころ、山へ薪をひろいに行っても、勉強がしたくて薪を背負いながら本を読んでいるというこの人ですが、今では交通事故にあってしまいますね。

  この二宮尊徳さんの言葉にはたくさん勉強になるなあという言葉がありますが、校長先生はこんな言葉を見つけました。

 「遠きをはかるものは富み、近くをはかるものは貧す」・・・こんなことを農家の人へ話したそうです。どういうことかというと「遠い未来のことを考える人は、百年先のことを考えて木の苗を植える。または、春に種をまいて、秋に実がなることを考える。だから豊かになる

ところが目先の事しか考えない人は、「春に種をまいても秋??遅い、遅い。収穫することしか考えないよ。」といって種をまいたり世話をしたりするといった大変なことをしない。だから、どんどん貧しくなる」こういう意味です

 そもそも、種をまかなくても実を収穫できるのならば利益があって、よいことがあるようですが一回とってしまえば終わり。となってしまいます。

 わたしたちの日々の生活の中で小さなやるべきことの一つ一つは「遠い未来のこと」と結びつけるのは難しいですね。ついつい目の前の楽しそうなこと、授業中、先生の話が大事だと分かっていても友達とのおしゃべりが楽しいから、目先の楽しいほうをしてしまう。宿題は自分のための勉強と分かっているけど、ゲームをしたいので先にやって時間がなくなり、やらずじまい・・・こんなことをしている子はいませんか? その時は楽しくても、あとでとても後悔しますよ。

 きょうは、「遠きをはかるもの」になろうという話をしました。

 これでお話を終わります。

2月22日 全校朝会の話(のびたくんのように)

おはようございます。お話をします。

 このアニメ、知っていますね。そうです!「ドラえもん」です。ドラえもんの話にはドラえもんの他に、のびたくんやしずかちゃん、ジャイアンなどいろいろな人が出てきますね。

 のびたくんは何をやってもいいことはありません。犬にはかまれるし、テストは0点だし、買ったばかりの漫画はジャイアンにとられてしまうし・・・いつもいいことが起こらないのです。

 でも、あんなに何度もつまずきながら、決して人生をあきらめないのが「のびたくん」ですね。いつもは宿題をさぼってママに怒られるのに年に数回は「今よりましになりたい!」と思って宿題をやろうと自分で机に向かい、ママを驚かす!こんな強さを持っていますね。

 さて今週末には3月に入ります。今年度も最後です。今年度、みなさんは目標を達成することができましたか?去年の4月に思い描いた1年後の姿に近づきましたか?ぜひ、みなさんものびたくんのように、決してあきらめずに自分のめあてに近づいていってください。

 これでお話を終わります。

2月26日 全校朝会の話(大谷選手)

おはようございます。お話をします。

 この3連休でも、もっともスポーツニュースを騒がした人は誰でしょう?きっとみなさんもこの休みの間のテレビで1回はこの人のニュースを見ていると思いますよ。

大谷翔平選手です。アメリカでの練習の様子がよくテレビでも出てきましたね。前にもお話しましたが、大谷翔平選手は高校1年生の時に

 こんな風な目標と、目標を達成するための手立てを考えたのです。このころの翔平選手の目標は「ドラフト1位指名 8球団」という大目標でした。高校1年生の翔平選手にとって、これは大きな大きな夢でした。高校のチームで自分は選手になるかどうかも分からないという中での大きな夢です。そして、この夢を叶えるために周りの8つのマスに小さい目標ややるべきことを考えました。体づくりやコントロールといった「そうだよな」と思えるものと並んで「運」というものが書いてあります。「周りの人が笑顔になることをすれば自分の運もよくなる」こう考えたようです。

 そこで次のシートには「真ん中に運」を入れて、運がよくなるためには・・・と考え、いくつもある中で「あいさつ」と書きました。笑顔で挨拶をされると、挨拶をされた側も笑顔になりますね。

 朝、みなさんとあいさつをして、みなさんから元気をもらっている人はたくさんいます。校門にいつもいらっしゃる中さんも同じです。校長先生もみんなから元気をもらっています。4月のころから比べると瑞江小の挨拶のレベルはどんどんアップしています。みなさんも、大谷選手に負けないように挨拶を頑張って、周りの人を笑顔にしていきましょう。

これでお話を終わります。

2月13日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。

 この3連休でも、もっともスポーツニュースを騒がした人は誰でしょう?きっとみなさんもこの休みの間のテレビで1回はこの人のニュースを見ていると思いますよ。

大谷翔平選手です。アメリカでの練習の様子がよくテレビでも出てきましたね。前にもお話しましたが、大谷翔平選手は高校1年生の時に

 こんな風な目標と、目標を達成するための手立てを考えたのです。このころの翔平選手の目標は「ドラフト1位指名 8球団」という大目標でした。高校1年生の翔平選手にとって、これは大きな大きな夢でした。高校のチームで自分は選手になるかどうかも分からないという中での大きな夢です。そして、この夢を叶えるために周りの8つのマスに小さい目標ややるべきことを考えました。体づくりやコントロールといった「そうだよな」と思えるものと並んで「運」というものが書いてあります。「周りの人が笑顔になることをすれば自分の運もよくなる」こう考えたようです。

 そこで次のシートには「真ん中に運」を入れて、運がよくなるためには・・・と考え、いくつもある中で「あいさつ」と書きました。笑顔で挨拶をされると、挨拶をされた側も笑顔になりますね。

 朝、みなさんとあいさつをして、みなさんから元気をもらっている人はたくさんいます。校門にいつもいらっしゃる中さんも同じです。校長先生もみんなから元気をもらっています。4月のころから比べると瑞江小の挨拶のレベルはどんどんアップしています。みなさんも、大谷選手に負けないように挨拶を頑張って、周りの人を笑顔にしていきましょう。

これでお話を終わります。

1月22日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
今日はフランスのある村であったお話をします。フランスでは、ぶどうがたくさん取れます。そこでは、それぞれの家でワインをつくることが盛んにおこなわれています。
ある日、とてもお世話になった方にお礼にワインをみんなで少しずつ持ち寄って大きな樽に入れてプレゼントすることになりました。みんなの家からワインの瓶を1瓶ずつ持ってきて大きな樽に入れることになりました。
さあ、みんなが瓶を持ってきて樽に入れました。もう樽いっぱいになったので、お世話になった方にプレゼントをさしあげました。プレゼントをされた人は大喜びで大きな樽を持って帰りました。そして、楽しみにしていた樽を開けてワインを飲んで・・・・みようとしたらなんとなんと水でした。おかしいなあ??もう少し出してみようということで、出してみたのですが・・・中身は水です。どうしてワインでなくて水になったと思いますか?・・・
誰かがワインの樽と水と取り換えたわけではありません。ワインが自然と水になってしまったわけでもありません。実は・・・
みんなが自分一人ぐらいワインでなく水でもわからないだろうと考えて水を持ってきていたのです。自分一人ぐらい約束を守らなくてもいいだろう!・・・とみんなが考えてしまったのですね。誰一人としてワインを持ってきてなかったのです。
さて、3学期が始まって、2週間が経ちました。毎朝、門のところに立っているとみなさん元気に挨拶をしてくれますね。でも中には恥ずかしいのか挨拶をしてない人もいます。自分一人ぐらいはしなくても、みんながしてくれるだろうからいいや!こんな風に思っているのかもしれません。でも先ほどのワインの話ではないですが、みんながそう思ったら・・・って考えてみてください。みなさん、一人一人が相手の人にきちんと伝わる挨拶をできると、気持ちのいい1日がスタートできますね。
今日はワインが水になった話とあいさつの話をしました。これでお話を終わります。

1月15日 全校朝会の話

1月15日(月) 全校朝会の話
おはようございます。お話をします。
新しい年、令和6年、2024年もスタートして15日が経ちました。
さて今年は十二支でいくと何年ですか?
今年は辰年で、十二支の5番目に位置づけられています。十二支にはそれぞれ実際の動物が当てはめられています。では辰・・・見たことがある人はいますか?実は辰年だけが伝説上の生き物で、実際に見た人は誰もいません。
トカゲに似た姿に2つの角とひげと4本の足があり、空を自由に飛び回り雷雲を呼び、雨を降らせることができる優れた生き物であると言われています。日本や中国などのアジアでは何か特別な力がある存在としていた伝説も残っています。漢字で「辰」「竜」「龍」などと表されます。これらは「立つ」につながるとも言われます。
天に向かって昇ることは、希望や夢に向かってがんばることにつながり、龍のように勇気があり、強い心と体を鍛えるのに、今年の「辰年」ぴったりでいい年だと思います。また、「立つ」の年で、「立つ」は「自立」にも通じます。目的を持って一生懸命頑張ると必ずうまくいくということではないでしょうか。明るく前向きに生きることで、何でもがんばれる、またがんばれば夢が叶う運のよい年のような気がします。
みなさんは、「今年、こんなことにがんばろう」という今年のめあてをきめましたか。まだの人は、考えてください。そして、めあてをかなえる秘訣は、一人ひとりの努力、毎日一歩一歩歩み続けることです。
今年は、「辰年」、自分の夢や目標が叶えられるよう頑張りましょう。
お話を終わります。

3学期 始業式の話

3学期 始業式 お話をします。  1月1日に起こった能登半島の地震では被害にあわれた方、今も倒れた家の下敷きになっている方、その家族、その方々を助けようと頑張っている人がたくさんいます。その方々のことを考えて黙とうをします。黙とうは目をつぶって心を静かにして、このような方々のことを考えることです。では黙とうをしましょう。
〜黙とう〜 では、お話しします。14日間の冬休みは終わり、今日から3学期が始まります。3学期はたったの54日しかありません。2学期の終業式で400時間分頑張ったかどうかのお話をしました。もう少しだったなあという人はリベンジするチャンスは3学期です。ぜひ、この54日の間に今の学年でするべきことを頑張ってみてください。  さて、冬休み中に素敵なプレゼントが届きました。昨シーズンまでエンゼルス、そして今度のシーズンからドジャースで活躍予定の大谷翔平選手からのグローブのプレゼントです。 大谷選手のメッセージを読みますね。


ロサンジェルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのメジャーリーガー、大谷翔平です。
この手紙は、このたび私が学校に通う子供たちが野球に興味を持ってもらうために立ち上げたプログラムをご紹介するためのものです。
この3つの野球グローブは学校への寄付となります。 それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。 このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。
この機会に、グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。
野球しようぜ。
大谷翔平

このグローブは飾っておくのではなく、学年で順に回していくのでぜひ、使ってキャッチボールをしてみてください。キャッチボールする時には相手のどのあたりにどのくらいの強さでボールを投げたら取りやすいかとか、どんなふうにかまえたら相手が投げやすいかとか、相手のことを考えるお勉強もしながらぜひ、キャッチボールをしてみてください。失敗したら相手のせいにするのではなく、「ごめんね」とか「ドンマイ」とか「次はここに投げて」といった相手のことを考えた言葉かけができるといいですね。大谷選手も外でたくさん体を動かすことと同時にきっとこのように相手のことを考えられる子になってほしいという願いもこめて贈られたものだと思います。ぜひ、この思いをくんで使ってみましょう。
これで、お話を終わります。

12月25日 終業式のお話

お話をします。
今日で長かった2学期は終わります。みなさん、2学期に何日ぐらい学校に来たと思いますか? 今日を含めて80日です。授業の時間としては6年生で441時間です。ほかの学年はもう少し少ないと思いますが、400時間は勉強していると思います。みなさん、こんなに勉強したのですね。
 これがもしいっぺんに400時間勉強してと言われたら、みなさんできますか?校長先生もできません。毎日毎日学校へ来て5時間とか6時間とか勉強してそれが積み重なっていって、400時間という長い長い時間になったのですね。そしてこの400時間分の皆さんの頑張りを先生方が今日お渡しする「あゆみ」に書きました。ぜひ、この400時間分の頑張りをおうちの人と振り返り、そして400時間分の頑張りになってないなあという人は、3学期は頑張ってみてください。これは「よくできた」がいくつだとかいって、お友達と比べてみるものではありません。あくまでも、自分の頑張りです。自分が精いっぱい時間を無駄にせずに頑張ったという人は、3学期もその調子でいってください。でも、400時間のうち200時間ぐらいしか自分で頑張れなかったという人はリベンジするチャンスです。3学期、頑張ってみてください。  2学期の初めに、始業式や全校朝会で「学校生活を楽しくするこつ」のお話をしてきました。楽しくするためには友達と楽しく生活するこつ、先生方と楽しく生活するこつ、そして学習が楽しくなるこつ この3つをお話ししました。
 さあ、明日から冬休みです。冬休みの生活を楽しくするコツをお話しします。それはただ一つ。体も心も健康に過ごすということです。体の健康は早寝、早起き、そして様々な事故にあわないようにする生活ですね。心の健康は・・・少し難しいのですが家族や友達と仲良く楽しく過ごすことだと思います。特に冬休みは家族と過ごす時間が長くなりますね。では家族と仲良く楽しく過ごすためには・・・?家族の側に立って考えてみることです。例えばお手伝い・・・これも家族のために家族の側に立ってやってみることですね。兄弟がいる人は兄弟の立場で・・・もしかしたら兄弟げんかがへるかもしれませんね。親戚の方々とお会いした時、これも相手の立場で考えてみると元気で丁寧なあいさつができるかもしれませんね。
 今年度の冬休みは14日間です。そして1月9日始業式の日には体も心も元気なみなさんの姿を見せてください。それでは、よいお年をお迎えください。  お話を終わります。

12月11日 全校朝会の話(性被害・体罰防止)

おはようございます。今日は、みなさんが安全に楽しく学校生活をおくることができるようにするためのお話をします。
1学期にもお話をしましたが、みなさんの体や心は、自分だけのもので、一番大切なものです。また、周りの人の体、先生も友達も自分の体と同じように大切だということを知っておいてください。誰か、たたかれていい人、けられていい人、痛い思いをしていい人はいません。ですから、みなさんもたたいたり、けったり、痛い思いをさせたりしていませんよね。このような暴力は事件となります。これは、体だけでなく、心を傷つけるような言葉の暴力も同じです。大人でも子どもでも同じです。
また、体の大事な部分に触ろうとしたり、服で隠れているところをのぞこうとしたり、メールやラインでそういうところを見たいと言ってくるなどということも、暴力です。友達同士でももちろん大人でもやってはいけないことです。もし、こういう人がみなさんのそばに来たら、みなさんどうしますか?そんなときにはまずはっきりと「いやだ」と言ってその場から逃げてください。メールとかラインとかのやり取りでしたら、その人とのやり取りを止めてください。
みなさんに今、お話ししたようなことをしないということは、すべての大人の人、もちろん先生や野球・サッカーなどのコーチ、習い事の先生なども守らないといけないことです。
もし誰かにそのようなことをされたり、されそうになったりしたら安心して話せる大人の人に伝えてください。担任の先生でもいいし、専科の先生でもいいし、保健の先生でも、校長先生でも副校長先生でもいいです。おうちの人でもいいですよ。それでも言いにくいという人のために今日、一学期にも配った用紙を配ってもらいます。お手紙も配るので、もしこのような嫌な思いをしている人がいたら連絡してください。
校長先生も学校の先生たちも、みなさんの心や体を大切に思っています。何かありましたら、早めに相談してください。
これでお話を終わります。

12月4日 全校朝会の話

おはようございます。まだ、さまざまな感染症が流行っているので、チームズでの全校朝会にしました。
 ところで、きょう12月4日〜10日は人権週間という1週間です。みなさんもこのようなポスターを見たことがあるのではないでしょうか?
「思いやりの心 かけがえのない命を大切に」というスローガンで、いろいろな場所で人権について考えを深める取り組みが行われています。
ところでこの「人権」ってなんでしょう?これは、子どもも大人も、赤ちゃんもお年寄りも男の人も女の人も、外国人もみんながもっている権利です。人が人として社会の中で自由に考え、自由に行動し、幸福に暮らせる権利 と決まっています。まだまだ難しいですね。簡単に言うと、みんな自由に幸せに暮らせるようにみんなでしていこう!ということです。
子どもについては特別に守られる者としていろいろな権利があります。ちゃんとごはんを食べてその時期や年齢にふさわしい洋服を着て、住むところがあってという生きる権利。病気やけがなどがあった時に病院へ行ったり栄養のあるものを食べたりすることができる育つ権利。事件や事故にあわないように守られる権利。自分の意見や考えをきちんと伝えて社会に参加する権利。
この4つが子供の権利として世界中で決めています。でも戦争が起こっているところの子どもたちなどはこの権利が守られていませんね。そこで、世界中の大人たちがなんとかしようと頑張っています。
みなさん、子どもは守られる存在です。守られなくてよいという子はいません。どの子どもも守られないといけません。
みなさんも、自分の人権そしてまわりの人たちの人権を意識して生活していきましょう。
これでお話を終わります。続いて表彰があります。

11月27日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
 今月は「ふれあい月間」ということもあり、また「いじめ」を瑞江小学校からなくしたいという思いから「いじめ」をなくそうという話をしてきました。「けんかをした時にどうすればいいか。そして「いじめブレーキ」の話をしてきました。
 今週はその最後の話として「みなさんの目、耳、口、手足」を人のために使おう!という話をします。
 まず、目。友達のこともよく見えますね。その目をぜひ、友達の良いところを見る目として使ってほしいと思います。友達の悪いところはすぐに見えてきます。探さなくても見えてくることもあるでしょう。でも、「良いところ」を見つけようと思って目を使うと、今まで気づかなかった友達の良いところが見えてくるかもしれません。
 そして、耳。耳は聞くためにありますね。人の言葉を最後まで聞いてあげるために使ってください。授業中にも友達の話を最後まで心も使って聞けるといいですね。
 次は口。お話をするために使いますね。友達の悪口を言うのではなくぜひ、良いところを言うのに使ってください。きっとその友達と仲良くなれます。
 最後に手足。人を助けるために使いたいですね。校長先生は先週いろいろな所でみなさんが友達のために手足を使っている姿を見付けました。例えば、低学年の子が長縄をしていて先生一人ではなかなかうまく回せないというときに片方の回す方を手伝ってくれた高学年の子。友達が一人でほうきとちりとりを使ってごみを取りにくそうに取っていた時にさっとちりとりを持ってあげた子、友達が畑に水やりをしていてホースが伸ばせず困っていた時にずっとホースを持ってあげていた子・・・たくさんたくさん人のために手足を使っている子を見付けました。
 人のために「目、耳、口、手足」を使うために、一番使っているのは心ですね。人の痛みが分かるために心を使ってください。そして「いじめ」のない、「けんか」しても友達と仲良くできる学校をつくっていきましょう。
これでお話を終わります。

11月20日 全校朝会の話

学校では11月末までに、いじめに関するアンケートをとることになっています。もう終わったクラスもあると思いますが、もし自分がお友達からぶたれたり嫌なことを言われたりしているということがあったら、担任の先生に必ず、伝えてください。できれば、すぐに伝えるのがいいです。
「いじめ」というと校長先生はいつも思い出すことがあります。校長先生が6年生の担任をしていた時のことです。リレーの練習でのことです。走る速さは人ぞれぞれですが、皆、精一杯走っています。A さんのチームは1位になれませんでした。 A さんのチームには走ることが苦手な B さんがいました。 A さんは、 1位になれなかったことが 悔しかったのか 「 B のせいで負けた」と みんなに聞えるような声で言っていました。B さんは、一所懸命走っても 、人より 早く走れないこともわかっています 。 A さんの言葉が聞こえてきて、 B さんは とても悲しい顔をしていたそうです。 A さんのように、負けて悔しいという気持ち が起こることは、ありえることです。その 心の声を、相手にストレートにぶつける行動は、決して恰好のよい行動とは 言えないと思います。その言葉で B さんが傷ついたら、これはれっきとした「いじめ」 です。
 でも、校長先生が皆さんに伝えたかったのはこの Aさんのことではなく、 同じチームの C さんが言った言葉 でした。 C さんは、負けたことを B さん のせいにした A さんに 向かって 何と言ったか 。「 B さんの分も、自分たちが もっと早く走ればいいでしょ。」 という言葉です。この前向きな発言が嬉しいなと先生は思いました。 A さんは この後、何も言えなくなったのです。
人には得意なこと、苦手なことは必ず はあります。それをせめても仕方がありません。 A さんのような 行動をとっている人を見かけたら 、みなさんはどうしますか?今回 は、この C さんの一言が、 いじめが広がることにブレーキをかけたと言っていいでしょう。
 逆にもし C さんが、「そうだ、そうだ」と A さん の言葉に、のっていたら、さらに いじめ は、広がっていった こと でしょう。 いじめの芽に気付いたら 、「それは言い過ぎだよ。」とか「やめときなよ。」と 「いじめブレーキ」をかけることができる子が増えてくれば、そのうち、いじめている子は、 自分がしていることは よくない ことだとわかってくるはずです。ぜひみんなで「いじめブレーキ」をかけていってください。
これでお話を終わります。

11月13日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
あと、6週間で2学期が終わります。そして、今年度の折り返し地点、ちょうど半分の10月はずいぶんすぎましたね。先週は5年生が就学時健診といって来年度1年生になる子たちの健康診断のお手伝いをしっかりとしてくれました。なぜ、6年生でなく5年生が行ったか分かりますか???
 そうです。6年生は来年度は卒業して中学生になるので、5年生のみなさんが瑞江小学校の最高学年として1年生のお世話をしたり様々な代表として活躍していくのでその準備として5年生の子たちがお手伝いをしました。
 さて、そろそろ来年度に向けて・・・ということが出てきます。次の学年になった時の姿を想像してみてください。みなさんはどんな姿を想像しますか?1年生は2年生になって1年生にいろいろ学校のことを教えてあげている姿かな???6年生は中学生になって授業に一生懸命に取り組む姿かな???
 1年後の姿を想像したら、それに向けてどうしたらいいか考えてみてください。2年生が3年生になると生活科がなくなり社会科や理科の勉強になりますね。その時のためにもっと自然のことを本で興味をもって調べてみよう!というのもいいですね。4年生は来年度5年生になり、高学年として委員会に参加するので自分の意見をしっかりと言えるようになろう!こういうことでいいと思います。
 それぞれの学年がただ1つ進んだというのではなく、ぜひ今から自分の姿を想像してそれに向けて何ができるか考えてみましょう。
 これでお話を終わります。

11月6日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
 11月に入りました。11月はふれあい月間です。自分と同じように友達も大切にし、友達との関わり方を見つめ直し、いじめのない学校作りにみんなで取り組む月です。
 友達とけんかをしてしまった人の話を聞くと、よく「自分も悪いんだけど、相手が〜したから」と言う言葉を聞きます。そうなんです。行いを変えることができるのは、「自分」のこと、自分のすることだけです。相手のしたこと・することは、相手が考えて、直すことです。どっちがどれだけいい悪いではなくて、自分自身がどう生きていくか、どう行動を変えていくかということなのです。相手がどうであれ、自分のすることが正しいかどうか、を考えて行動する力を付けましょう。
 校長先生は、けんかをした子にこう言います。「次に同じようなことが起こったらまたけんかしますか?」たいていの子は嫌だと言います。そこで、自分の行動でこうすればよかったな。ということはないですか?」と言うとたいていの子は、自分の行動をかえりみて考え直すことができます。
 友達が嫌なことを言われたりされたりするのを見た人は、嫌なことをする人を助けるためにも、止めてあげましょう。「やめようよ」、「ごめんねって言おう」。友達だったら、間違ったことをしてしまう人の心を助けてあげましょう。そして、嫌なことをされたり言われたりした人に、「大丈夫だよ」、「ぼく・わたしが一緒にいるからね」と伝えてあげましょう。
全ての人が力を合わせて、学校からいじめをなくしましょう。

10月30日 全校朝会の話

おはようございます。土曜日は瑞小まつりでたくさんの人が楽しみました。どのくらいの人が来たか、来た人は手を挙げてみましょう。たくさんの人が楽しみましたね。
 今日は「全力で」というお話をします。世界中で注目をあびてきた「ラグビーのワールドカップ」が終わりましたね。日本は残念ながら決勝には進めなかったのですが、多くの人たちに感動を与えました。わたしたちが感動するのは決して「うまくできた」とか「勝った」という結果に対して感動をするというより、頑張ってきたとか「全力を出し切った」ということで感動するのだと思います。
 実は、6年生が行った「体育大会」も同じでした。前の日の16日には1〜5年生が全力で応援しましたね。その応援を受けて本番では、6年生は全員が「全力」を出し切りました。ほかの学校の6年生もとても速かったり遠くまでまたは高く跳べたりする子も多いのでなかなか1位にはなれません。でも瑞江小の6年生は最後まで全力を出し来ていました。きっと、自己ベストが出ている子も多くいると思います。
 きょうは「全力を出し切る」というお話をしました。これから行われる表彰も、きっと全力を出し切った結果だと思います。今週も様々な場面で「全力を出し」切ってください。
これで、お話を終わります。

10月10日 全校朝会の話

おはようございます。昨日はスポーツの日でお休みでした。ハッピーマンデーが決まったことにより、今では10月の第2月曜日が体育の日になりました。でも少し前までは、10月10日が体育の日となっていました。なぜ10月10日が体育の日になったのでしょうか?また、体育の日がどうしてスポーツの日に変わったのでしょうか?
 まず、10月10日にしたのは、1964年に開かれた1回目の東京オリンピックの開会式の日が10月10日だったためです。オリンピックの開会式の日を体育の日にするだなんて、良い記念日のように思います。そう考えると体育の日が10月10日ではなく、10月の第2月曜日に変わってしまったのは少し寂しいようにも感じます。
 また、二つ目、体育の日をスポーツの日にするきっかけになったのは、令和3年(2021年)に開かれた2度目の東京オリンピックです。
 オリンピックを開くにあたり、いろいろな人が「体育の日」から「スポーツの日」に変えようという活動をはじめました。その理由は、「体育」というと、学校の授業という感じが強いという意見があがったためだそうです。体育より広い意味を持つことや体を動かすことを表すために、世界的にも親しみのある「スポーツ」という単語を使った「スポーツの日」に名称を変更することで意見がまとまりました。
 いろいろな人、お年寄りも小さい子も障害のある人も外国の人も、世界中の人々とスポーツは楽しいということを確かめたり一緒に楽しんだりすることでスポーツの日が決まりました。また、スポーツの日にはもう1つ意味があります。それは「スポーツに親しんで健康な心と体をつくろう」ということです。スポーツの秋という言葉もあるくらいですから、スポーツをして健康になろうとすることは大切ですね。特に近ごろは、大人しかかからなかったような特別な病気でさえ、子供もかかってしまうようになりました。もちろん食べ物の変化による影響もあると思いますが、子供もスポーツをする機会が減ってしまったように感じます。
 10月は涼しくなってくる時期です。何かスポーツをしてみるのも良い機会だと思います。
これで、お話を終わります。

10月2日 全校朝会の話

おはようございます。昨日から10月になりましたね。そして読書月間も始まりました。ぜひ、少しでもいいので読書のチャレンジをしてみてください。読書のチャレンジ・・・どんなチャレンジがあるでしょう???
 何冊読めるかというチャレンジがありますね。また、何ページの本を読めるか・・・こんなチャレンジもあると思います。本の種類のチャレンジもありますね。いつもは、図鑑を読んでいるけどこの読書月間では物語や小説にチャレンジしてみようかな・・・こんな子もいるかもしれませんね。ぜひ、自分なりのチャレンジを決めて頑張ってみてください。
 そして瑞江小の図書室にこんなコーナーが今できています。これは江戸川区と関係のある作家「角野(かどの)栄子(えいこ)さんの本のコーナー」です。みなさんは「魔女の宅急便」というアニメを知っていますか?このお話を書いた作家です。ほかにも「おばけのソッチ」の絵本でシリーズがありますね。その本も書いた作家です。角野(かどの)さんは小さいころ江戸川区の北小岩に住んでいたそうです。今は、鎌倉にあるイチゴ色の一軒家に住んでいるそうですが〜
 そして、11月3日に江戸川区のなぎさ公園といって葛西臨海公園の手前の公園のところに角野栄子児童文学館というところがオープンするそうです。そこで、江戸川区では角野さんのいろいろな本をみなさんに読んでほしいということで、今回、10月5日までの短い期間ですが、瑞江小に角野(かどの)さんの移動式本棚がやってきました。図書室にあります。おうちに持ち帰って読むわけにはいきませんが、ぜひ、この48冊の角野(かどの)さんが書いた本を手に取って見てみてください。きっと、角野(かどの)さんが想像した魔女の世界やおばけの世界が広がるかもしれませんね。
今日は、角野(かどの)栄子(えいこ)さんの本の紹介と昨日から始まった読書月間のお話をしました。
これで、お話を終わります。

9月25日 全校朝会の話

おはようございます。きょうも元気にあいさつができましたか?突然ですが、けさ、みなさんは何人と「おはようございます!」または「おはよう!」と言ってきましたか?ちょっと考えてみて、数えてみてください。聞きますよ。
0人〜10人の人? 11人から20人の人? それ以上の人?・・・ すごいですね。たくさんの人とあいさつができました。校長先生はおそらく400人近くの人と毎日あいさつしているかなあと思います。校長先生に挑戦する人!いますか?  元気にあいさつするとどんないいことがあるかなあと考えてみました。まず、気持ちの切り替えができます。朝、起きてすぐは眠いですよね。まだまだ、寝たいですよね。でも、元気に家族などにあいさつすることでよし、朝だ!今日も一日頑張ろう!という気持ちに切り替わります。
 2つめはコミュニケーションがとれます。校長先生は校門のところで毎日挨拶することで、みなさん子供以外のいろいろな人ともコミュニケーションがとれました。例えば、学校の前に住んでいらっしゃる方、あいさつをしていなければ駅などでお会いしても分からない方ですが、毎朝あいさつをかわしてきたことで、知り合いになることができました。また、校長先生が知らない中学生も毎朝あいさつを交わすことでコミュニケーションをとれるようになりました。
 3つめは、誰でも誰にでもできるということです。毎朝保育園に行く自転車に乗った保育園の子、2,3歳かな?こんな小さい子もできますし、80歳をこえたお年寄りもできます。そしてお互いに誰にでもできるというよさがありますね。
 さあ、きょうは何人とあいさつをかわすことができるでしょうか?
 これでお話を終わります。

9月19日 全校朝会の話

おはようございます。土曜日はみなさん張り切って勉強していましたね。そして、昨日の月曜日はお休みでした。何の日でお休みだったか分かりますか?土曜日に学校があったからお休みだったのではありませんよ。
 きのうは敬老の日でした。ハッピーマンディの導入で9月の3週目の月曜日になりましたが、少し前には敬老の日は9月15日と決まっていました。ではなぜ9月15日が敬老の日になったか知っていますか?
 9月15日の敬老の日には2つの説があるそうです。1つは今から1400年前、すごい昔ですね。聖徳太子が大阪の四天王寺を建てた時に、悲田院という今でいう老人ホームのような施設を作った日、これが9月15日だったという説
 もう一つは昔話。昔々美濃の国、今の岐阜県にお酒の大好きなおじいさんと親思いの息子が住んでいました。家が貧乏だったためおじいさんの大好きなお酒を買ってあげることができません。木こり(木を切る仕事)をしていた息子は、ある時足を滑らせて谷へ落ちてしまいました。そこには・・・何があったと思いますか???なんとお酒の流れる滝があったのです。息子は大喜びでそのお酒を持ち帰っておじいさんに飲ませてあげました。後でその話を聞いた元正天皇がこの滝を訪ね、「養老の滝」とし、元号も「養老」と変えました。このことから日本中の地域で9月の15日にお年寄りの方々を招いて敬老会などをするようになったという説です。
 お年寄りが一層懸命に働いてくれたことの上に私たちの生活は成り立っています。そのことに感謝していきたいなあと思います。
 また、今日校長先生がお話ししたように、日常でちょっとなぜだろうと思ったことを調べてみると意外なことが分かってもっと調べたくなります。みなさんはiPadというとてもいいものを持っていますね。これは、学習で使うものです。自分が興味をもったことを簡単に調べることができる道具です。上手な使い方をして自分の知恵をつける道具に使っていってください。
 これでお話を終わります。

9月11日 全校朝会の話

おはようございます。夏休みが終わってすぐの時には「おはようございます」の声が小さくなってしまったなあと心配しましたが、もうすっかり元に戻り、大きな声であいさつができるようになりました。
 今日は感染症拡大防止のため、放送朝会とします。
 きょうも「学校生活を楽しむコツ」第3弾として学習が楽しくなるコツをお話しします。
 校長先生は子供のころ、これは楽しいと思った勉強と嫌だなあと思っていた勉強が両方ありました。でも、大人になってからの勉強はどれも楽しいと感じられるものです。これはどうしてかなあと考えてみました。
 子どもの頃の勉強は、親や先生が「勉強しなさい」と言われてやることが多いですね。この勉強大人になって何になるのかなあと思いながら勉強することもあるでしょう。だからかなかなか身に付きません。小学校ではすべての教科を学ぶ必要がありますね。だから、好きであろうと嫌いであろうと勉強しなくてはなりません。 ではこの発想を変えてみましょう。「好きなことをやっている」と思うことです。すべての教科でなくてもいいです。「わたしはこの科目のこんなところが好きだなあ」「これはどうしてこうなるのかなあ」こんなふうに?やどうして?という気持ちをもってやっていくことです。
 また、今勉強していることは大人になってからこんなふうに使う、将来役に立つと考えていくことも楽しくなるコツです。例えば国語は自分の考えをしっかりと言葉で表現して人に伝えるために必要です。算数は論理的思考といってどうしてこうなるのかなと考える考え方を学ぶため、社会は世の中にはいろいろな人や社会があることが分かるため、理科はものごとのいろいろな面を見る力をつけるため・・・こんな風にその教科を学ぶことで身に付けることのできる成果が分かると楽しくなります。そして自分の人生が楽しくなることにつながるのです。
 今週も、友達や先生と楽しく勉強していってください。これでお話を終わります。

9月4日 全校朝会での話

おはようございます。きょうも元気に登校できましたね。
 さて、きょうも「学校生活を楽しむコツ」第2弾として先生と楽しく過ごすコツをお話しします。
 瑞江小学校には50人近くの教職員 先生方や主事さん方、介助員の方々などがいます。みなさんと一番接するのは先生方ですね。先週、友達はみんな「自分と違う」という話をしましたね。これは、先生方も同じです。先生方もみんな自分とはもちろん違うし、先生方同士も違います。まったく同じ指導、同じ考えの先生はいません。でも先生方は話し合ってできるだけ、同じ指導をしようとしています。これは分かっていてくださいね。
 また、先生方はどんなに若い先生でもみなさんより10年は長く生きています。先生によっては30年、40年といった教員の経験をお持ちの先生もいます。その先生方の経験を生かして指導しています。
 時には、自分のことを分かってくれない!と思うことや先生の言っていることが分からない!ということも起こるでしょう。でも、自分の考えや思いを伝わるまで、伝えてください。きっとそこから解決策が出てくると思います。
 みなさんは、大人になって会社やいろいろなところで働くことでしょう。その時に、上司の人、例えば社長さんから何か言われて、もう自分のことが分かってくれないからもういい!というわけにはいきませんね。大人になる前の練習段階として、相手の考え、例え先生だとしても自分の考えていることをきちんと伝えることや相手の考えを知ろうとすることは大切です。先生方はみんな、みなさんのことを知ろうとしてくださいます。ですから、あきらめずにきちんと説明していってください。
 きょうも、学校生活を楽しむコツについて考えました。来週は学習が楽しくなるコツをお話ししたいと思います。
 今週も、友達や先生と楽しく勉強していってください。これでお話を終わります。

9月1日 避難訓練(引き取り訓練)での話

子どもたちのお迎えにいらしていただいた方々、ご協力ありがとうございます。少しの間、放送をお聞きいただくようお願いします。 お話をします。
100年前の今日、1923年9月1日 11時58分ごろ 15万人以上の死者 東京は火事や崩れた家などでつぶれて亡くなられた人が多かったそうです。
 このような大きな地震が来たとき、被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、今日のような訓練、そしてもしもの時の準備が大切です。今日はもしもの時には、おうちでどんなものを用意しておいたらいいか、おうちの人と一緒に考えて準備をしておいてください。
 また、今日はおうちの人と帰りながら、もし登下校中のその場所で大きな地震が起こったらどうするのか、家に帰るのか学校へ戻るのか、おうちの人がいなかったらどうするか、決めておいてください。
 学校では震度5以上の地震が起こった場合にはおうちの人へ学校での引き渡しとなります。いくらおうちが近くてもお子さんを一人で帰すことはせず、子どもたちの安全第一を考え、学校でお預かりいたします。子どもの皆さんは安心していてください。
 自分の命は自分で守ることが大切です。そして高学年の皆さんなどでほかの人のことも助けられそうな人は助けてあげてください。また、学校などは避難所となり、みなさんに必要なものの提供もあります。難しい言葉で自助・共助・公助いいます。ぜひ覚えておいてください。
 これで、お話を終わります。

9月1日 始業式の話

夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。終わってみて夏休みは長いと感じましたか?短いと感じましたか?ちょっと手をあげてみましょう。。。 短いと感じた人が多かったですね。きっと楽しい夏休みをすごして短く感じたという人が多いのではないかと思います。
 さて2学期。みなさんはきっとこれから始まる2学期が楽しそうだなあとワクワクしていることと思います。そうです。2学期も楽しいことがたくさんあります。まだ続いているプールもそうですし、6年生は江戸川区の体育大会や日光移動教室がありますね。ほかの学年でも、生活科見学や社会科見学、瑞小フェスタ、図工の学習発表会などなど楽しい行事がたくさんあります。先生やお友達と一緒に行う学習も楽しいものばかりです!・・・と言うとえ〜〜楽しくないよ!勉強は!という声が聞こえてきそうですね。
 夏休み中にわたしはいろいろな本を読んだのですが、その中にわたしの好きな音楽のグループ「サザンオールスターズ」の桑田佳祐さんの本を読みました。「素敵な夢を叶えましょう」という本です。その中に「面白くないと思ったら、面白くしようという発想」「仕事を仕事と思っていない」という話が出てきました。「仕事を楽しむ」という発想です。さて、みなさんの仕事は「学校へ来ること」や「学習すること」。ではこの学校生活を楽しむコツは何かなと考えてみました。
 学校では、友達と先生がいますね。この友達や先生と楽しく生活できなければ、楽しい学校生活にはならないかもしれません。では、友達と楽しく生活するコツ。これは自分と同じ人はいないということを知って、お互い歩み寄るということです。仲が良い友達、自分とはあまり合わないなあと思う友達、いることでしょう。でも、いくら仲が良くても自分と全く同じ人、クローンのように同じ人はいないのです。ですから、自分の思いや考えを相手に伝わるまであきらめずに説明することが大事なのです。みんな違うので時にはぶつかったりけんかになったり怒ったりすることもあるでしょう。でも、これも1つ1つ勉強。ぶつかったら次にはぶつからなくなる方法を学べばいいのです。けんかになって仲が悪くなっても時間をかけて仲良くなっていけばいいのです。こういうことを勉強しに学校に来ているのです。
 今日は、時間がないので友達と楽しく過ごすコツのみ、お話ししました。この続きは月曜にの全校朝会で「先生と楽しくすごすコツ」をお話しします。これで、始業式のお話は終わります。

7月20日 終業式の話

みなさん、おはようございます。今日で1学期が終わりますね。4月6日に始業式・入学式をしてから73日学校に通ってきました。短く感じますか?長く感じますか?
この1学期を振り返って、校長先生がうれしく思ったことを4つ紹介します。
1つめは、あいさつです。先程もみなさん、元気にあいさつができましたね。特にこの1学期で1番成長したなあ、上手になったなあと思う学年があります。1年生です。1年生は入学してすぐのころは、なかなかあいさつできず、大人の人が「おはようございます!」と言われてもはずかしそうに「おはようございます」という子やそのまま下を向いて行ってしまう子がたくさんいました。でもすぐ上の2年生のお兄さん・お姉さんたちのあいさつのしかたをまねして、また6年生がはずかしがらず元気にあいさつする姿を見て、今では学校中で1番大きな声であいさつをするようになりました。表情も明るく、みなさんのあいさつから校長先生は元気をもらいました。
2つめは、姿勢です。今も良い姿勢の子たちがたくさんいますね。校長先生が言っている姿勢にはいろいろな意味があります。もちろんお話を聞くときにはその人の方を向いて聞く、これも姿勢ですね。そして文字を書く時の鉛筆の持ち方や背筋をぴーんとすること、これも姿勢ですね。これは1,2年生の子たち、上手になりましたね。そして3,4年生、5,6年生は学習に向かう姿勢が成長したと思います。授業前に予習をしてみる、自主学習で自分が興味をもったことについて学習したことをベースにして調べ、まとめてみる、グループでのワークの時に自分の考えをもって言ってみる・・・こんな学習に対して積極的になる姿勢が見られました。とても立派だと思います。
3つめは5,6年生のリーダーシップと高学年らしい優しい行動です。入学式の準備から始まって6年生は1年生のお世話、体力テストのお手伝い、ハッピースマイル班での活動・・・どれも協力し合いながらできました。これは決して6年生のみの力ではなく、そっと手伝ってくれたり低学年の子たちに声をかけてくれたりしてきた5年生の力もあると思います。また、こういった決められた内容を行うのみでなく、例えば昨日は、靴箱の前で座り込んで何か困った様子の下学年の子に「どうしたの?」「大丈夫?」と優しく声をかけている6年生の男の子たちがいました。誰かに声をかけるように言われたわけでもないのですが自分で判断して声をかけているのが、さすが6年生だと思いました。
4つめは、みなさんが全員元気に交通事故や大きなけがなく学校に来ることができたことです。校長先生だけがうれしいのではなく、みなさんが元気に学校に来てくれることは学校の先生方もみんなうれしいのですよ。
さて、明日から夏休みが始まります。7月14日のニュースでこんな小学生の話が流れていました。みなさんも見たかもしれませんが紹介します。この小学校3年生の子、久保佑さんといいます。この子は大発見をしました。何を発見したのかというと、これです。この石です。ちょっと見ただけではただの石ですね。でもこの子は化石の発掘場におうちの人と出かけ、大人の人たちもみんなで化石探しをして、もう終わりとなって履いていた長靴の泥を落としにいった時、砂の塊を見つけたそうです。それを割ってみたら、なんと学者の人も大学の先生も、誰も大人の人たちが見つけられなかった新種のかめの化石を見つけたのです。世界中で誰も見つけられなかった化石を小学校3年生の子が見つけたのです。こんなことってあるのですね。きっとこの子は大人が気にもかけないようなことにも気にして観察していたのでしょう。
さあ、明日からの夏休み。みなさんもこんな発見ができたらすごいですね。普段の学校生活ではできないようなこと、身近なことも見直してみて今までにない大きなチャンスを逃さず、すてきな夏休みをすごしましょう。

7月18日 全校朝会の話

おはようございます。きょうも元気なあいさつが返ってきました。きょうは、2年生のドッチボール大会もあるので、放送で短くお話をします。放送ですが、みなさんに関係するとても大切なお話なので、よく聞いてください。「みなさんの大切な心と体を守るために」という話をします。
みなさんの心や体は他の人が必要なく勝手にさわってはいけないものです。友達の心や体も同じです。ですから、暴力で人の体を傷つけたり言葉で心を傷つけたりすることは絶対にいけませんね。
体は頭も腕も脚もすべて大切なのですが、今日は特に守ってほしいところについて話します。それは水着で隠れるところです。水着で隠れるところは、男の子も女の子も特に大切なところです。ですから、プールの着替えなどで友達の体を見に行ったり触ったりそんなことは絶対にやめてください。また、夏なので暑いと思いますが、水着で隠れる部分が見えてしまうような服装は、変な大人の人からも狙われやすい、ターゲットになりやすい危険な状態になるので、服装にも気を付けましょう。
今、変な大人の人と言いましたが世の中には、みなさんの体の大事な部分を触ろうとしたり、のぞこうとしたりする人がいます。もし、みなさんの中でそんな人に出会った時は、自分は嫌だということをはっきりと伝えて、すぐに逃げてください。そしてみなさんが安心して話せる大人の人(家族や先生、保健の今村先生、校長先生・・・)に伝えてください。また、メールやラインなどでそういうところの写真を撮って送ってほしいとか言われることがあったらすぐに、その人とのやり取りやめて大人に相談してください。
こういうやってはいけないことは学校の先生でも同じです。そこで、学校の先生たちには特別に法律ができました。
先生は学校や学校の外でもみなさんのおうちのひとに内緒で2人きりにはなりません。
先生は、内緒でみなさんと連絡をしません。
先生はみなさんの体に必要なく触ることはありません。
他にもありますが、簡単に言うとこのような法律ができました。みなさんは自分の体と心を守るためにもし、困っていることがあったら、安心して話せる人に相談してください。
 きょうは、みなさんの体と心を守るというお話をしました。夏休みまであと4日。暑いですが頑張りましょう。これでお話を終わります。

7月3日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
きょうも元気なあいさつができましたね。
きょうは7月3日ですね。おととい、7月1日はなんの日だったでしょうか?
よく知っている人もいますね。
7月1日は開校記念日でした。学校のお誕生日です。
さて、瑞江小学校は何歳のお誕生日を迎えたのでしょうか?
103さいです。きょうは、瑞江小学校のことをもう少しよく知っていきたいと思います。 さて、このマークは瑞江小学校の校章ですね。みなさんが毎日かぶっている校帽にもついていますね。さて、このマークはある植物のかたちです。 なにの形でしょうか??藤 ?いなほ ?桜  指で1番か2番か3番かあげてみましょう。せーの
正解は、?の桜の花をもとにして考えられました。
でも、この校章の前に使われていた校章では稲穂を使っていたそうです。
さて次は瑞江小学校の子供の数に関わる問題です。今瑞江小学校の子供の数は360人ですが、昔は1000人以上の子供たちが瑞江小学校に通っていました。ところが、昭和29年、昭和34年、昭和40年に子どもの数が一気にぐっと減りました。どうしてでしょう?
1 戦争でたくさんの子がなくなってしまったから
2 水害で家が流されて、学校に通えなくなってしまったから
3 他にも学校ができたから
何番か選んで指であげてみましょう。せーの
正解は3番です。昭和29年に一之江小学校 昭和34年に下鎌田小学校 昭和40年に春江小学校ができました。瑞江小からたくさんの子たちがこれらの学校へ行くことになり、子ども数が減りました。こうやって考えると瑞江小学校はこの地域で一番歴史があり伝統がある学校です。
さて、103年の伝統がある瑞江小学校。こないだ、瑞江小学校の良さはなにですか?と6年生に尋ねると「あいさつがよくできること」「給食がおいしいこと」と挙げてくれました。この子たちは自分から気持ちの良い元気なあいさつをよくしていますし、給食もおいしくいただいているのだと思います。これからの伝統はこうしてみなさんがつくっていくのです。
これからも、よい伝統を引き継いで瑞江小学校の良さをもっともっと増やしていけるといいなと思います。
これでお話を終わります。

6月19日 全校朝会の話

今日から、瑞江小の水泳学習が始まります。 今年は、みんなは、どのくらい泳ぐことができるようになるでしょうか。楽しみですね。
まず、1年生から6年生の水泳学習の「めあて」についてお話しします。
1・2年生。水遊びをしながら、水と仲良くなって、水が怖くなくなることが大切です。水の中で歩いたり走ったり、もぐったり浮いたりすることができるようになりましょう。
次に3・4年生。もぐったり浮いたりして呼吸を調整すること、蹴伸びやバタ足で泳いだり、息継ぎして短い距離を泳いだりできるようになるといいですね。
次に5・6年生。クロールや平泳ぎを習得して、25m や50m、といったように続けて長く泳げるようなるといいですね。また、安全確保につながるように背浮きや浮き沈みをしながらうまく呼吸を調節してみてください。
そして大事なのは、自分のめあてを立てて、そのめあての達成に向けて頑張ることです。また、安全に気を付けて水泳をすることはどの学年でも大切なことです。これは一番大事なことです。では、どうやって安全に気を付けて水泳すればいいでしょう。
水泳は、一歩間違えると危険な学習にもなります。飛び込んで頭を打った、歯を折った、プールサイドですべって頭を打った、溺れた、心臓が止まった・・・これは今までに実際に日本中の小学校で起こった事故です。みなさんは絶対にこういう事故にはあいたくないですよね。
先生方は、みんなの安全のために、非常に注意を払って指導にあたります。ですから、いつもの指導よりも、時として厳しくすることがあります。校長先生から先生方に、「ふざけていて先生の言うことを聞かない子、先生の笛の合図や指示を聞かない子など、勝手なことをしている子はプールに入れないでください。」とお願いしています。
これは、みんなの命や安全を守るためです。みんなは、先生の指示を守って、安全に水泳学習に取り組めますか?
それでは、自分のめあてをもって、ルールを守って、安全に水泳学習に取り組みましょう。

6月12日 全校朝会の話

今月は、ふれあい月間ですというお話は先週もしましたね。
ふれあい月間では、生活アンケートをしたりいじめについてみんなで考えたりします。
今日は、「ねずみくんのきもち」なかえよしを作 というお話を紹介します。
読んだことがある人もいるかもしれません。
小さくて臆病で失敗ばかりのねずみくん。
今日もねこくんに意地悪されてめそめそしているねずみくんが
「僕は 小さくて 気が弱くて その上 なにをしても 失敗ばかり だから 僕は いじめられるんだ」と
そこに、ふくろうさんが来てねずみくんに伝えます。誰もがもっていなければならない一番大切なことを…
さて、ふくろうさんは、ねずみくんに何を伝えたでしょう。
ふくろうさんは、ねずみくんへ 「自分のことでなく 相手のことを思うことが大切なんだよ。それを思いやりっていうんだよ。」 と伝えます。
そして、 「相手のことを思ってあげることができれば、意地悪したり、人を困らせたりすることができなくなるんだけどね」と…
また、小さな体を気にしているねずみくんにたいして
「みんな違うから いいんだよ みんながねずみくんと同じ大きさだったらどうなる?
お互い違うものを持っているからいいんだよ 違うことはすばらしいことなんだ」と…
教えてもらったねずみくんは、 みんなが助け合って生きていること。 体は小さくても心は大きくなれること。 一人一人が素晴らしいこと。・・・に気付いていきます。
そして、「僕は僕で良かった!」と喜ぶねずみくんは、もう今までのねずみくんではなくなりました。
というお話です。
みんなに考えてほしいことは、 一人一人が違っていてもみんなが良さを持っていること、 相手を思いやる気持ちが何より大切だということ、 そして、思いやりの気持ちが相手の気持ちを変えることができるということ、です。
ふれあい月間、こんなことを考えることができるとうれしいですね。

6月5日 全校朝会の話

今月 6月はふれあい月間です。先週は、1年生から6年生までの子が仲良く、オリエンテーリングで楽しみましたね。このように楽しくできるのはみんなが優しく友達と接しているからです。友達をいじめている子はいませんよね。今日 は、“いじめ の矢と心 ”というお話しをします。
これが心です 。ふだんは見えませんが見えるようにしました。そして これがいじめの矢です。このいじめの矢、どんなことがあるのでしょうか?考えてみました。
1 まず1つめの矢「悪口。」 ちくちくことば、いじわるな言葉
2 2つめの矢は、机や ノートに 落書き をする いやがらせ 。
3  この 矢は失敗したり,人と違っていたりすることを「笑う」または「しゃべり方や 動き方をまねする 」からかいの矢。
4 4つめの矢は「ねえ ねえ。〇○ちゃんとは 話すの止めよう 」と その人が来たら急におしゃべり をやめる。「逃げる 」一人ぼっちにする 。無視 や仲間外し の矢です 。
5 この矢は 遊ぶふりをして ,「たたいたり 蹴ったり 」する 暴力の矢です。
6 この矢は「死ね」「きもい」「かわいこぶってる」「くそじゃん」などの悪口。言葉の暴力の矢
いじめられた 人の心はこんなふうに たくさんの 矢が刺さっています 。実際には もっと たくさんの矢が刺さっているかもしれません 。この心はこれからどうなるでしょう。こわれてしまいますよね。壊れる前にこの矢を抜いてあげないといけませんよね。でもこの矢は自分では抜けません。ぜひ、矢をさしてしまった人が抜いてあげるしかありません。そして、周りで気が付いた人が抜いてあげるしかないのです。
さあ、矢が抜き終わりました。では、この心はもとに戻りましたか?そうです。傷が残ります。なので、傷が深くならないうちにできるだけ早く、この矢を抜いてあげるしかありません。
 今日は、いじめの矢と心 というお話をしました。みなさんの周りに、もしこのような人がいたらぜひ、矢を抜いてあげてください。自分一人で無理だったら、ほかのお友達や先生に相談してください。
 これでお話を終わります。

5月29日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
先週の土曜日に瑞江中学校の運動会に行ってきました。みなさんも全力で運動会、頑張ったと思いますが、中学生のお兄さん、お姉さんたちも、全力で精いっぱい頑張っていました。校長先生は、昨年度から瑞江小学校に来たので、瑞江中学校の生徒は1年生のことしかあまりよく分かりません。そんな中で、瑞江中学校の生徒は、2年生も3年生もとてもよくあいさつをしてくれて、校長先生はうれしいな、また中学校へ行きたいなと思いました。
ところで、みなさん「お あ し す」という言葉を知っていますか?オアシスは砂漠の中にある水がたまっている場所です。砂漠には水がありません。暑いしのどが渇きますよね。そこで、オアシスには様々な動物、もちろん人間も集まってきます。そこにいる動物や人たちはみんな幸せそうです。そんなオアシスと同じように、お あ し す の4つの言葉を言うとみんなが幸せになるのです。さあ、どんな言葉か、分かりますか?
お おはようございます   あ ありがとう  し 失礼します  す すみません この4つの言葉です。
お おはようございます はみなさん、得意ですね。毎朝とっても上手に言っていますね。
あ ありがとう これは今週 水曜日に延期した全校遠足の中で、ぜひ言ってください。やってもらって当たり前ではなく「ありがとう」が言えるといいですね。
し 失礼します はどんな時、使いますか?1,2年生は学校探検の計画を立てていますね。ほかの教室や職員室に入る時、または友達の家に入る時などに使えるといいですね。
す すみませんこれはどんな時に使いますか?自分が失敗してしまったり、相手に悪いことをしてしまったりした時に自分から言えるといいですね。
そしてこの「お あ し す」のあいさつを使って、砂漠のオアシスのように幸せになるといいですね。  きょうは「お あ し す」のあいさつというお話をしました。これでお話を終わります。

5月23日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
土曜日の運動会はみなさん、全力で頑張りましたね。さあ、これからはこの運動会で学んだことをほかの学習でも生かしていってほしいと思います。
ところで、4月にそれぞれの学年になって、新しい目標をつくったことでしょう。そしてそれを目指して、頑張っていることと思います。ある子は漢字で100点をとるという目標を決めました。でもなかなか、その目標は達成できません。そこで、その子はもうあきらめてしまおうかと思ったそうです。そんな時、この話を思い出しました。 これは何か、知っていますか?そうです。電球です。この電球を発明した人、知っていますか?エジソンです。ちびまる子ちゃんの歌でも「エジソンは偉い人〜」とこのエジソンは1300以上のものを発明したといわれています。とくに有名なのは、この電球なのではないでしょうか?
ところが、実は電球をエジソンよりも早く発明した人がいました。スワンという人です。エジソンが発明するよりも1年早くスワンさんが発明していました。でも、どうしてスワンさんよりエジソンさんの方が有名になったのでしょうか?
実は、スワンさんの電球はたったの40時間しかつかなかったそうです。それに比べてエジソンさんの発明した電球は1000時間もついていたそうです。スワンさんの25倍です。これで、エジソンさんの方が有名になったそうです。ではこのエジソンさん。電球を長い時間つかせるために何回ぐらい実験したでしょう?
?10回  ?100回  ?1000回  ?10000回
正解は10000回です。
1万回実験したなんてすごいですよね。当時の人もびっくりしてインタビューしたそうです。「1万回失敗しても実験を続けたなんてすごいですね。」とインタビューした人が言うとエジソンさんはこう答えたそうです。「I have not failed.」「わたしは失敗してない」
 インタビューした人はびっくりして「いやいや1万回失敗したって聞いてますけど・・・」すると、エジソンさんは「それは失敗じゃなくて、その方法ではうまくいかないっていう発見を1万回したってこと。うまくいかないってわかったんだから成功したってことだ」と言ったそうです。そして「わたしたちの最大の弱点はあきらめてしまうこと。成功するのに最も確実な方法は常にもう1回試してみることです」
 運動会でも、勉強でもうまくいってないことがある人がいるかもしれません。そんな時こそ、あともう一度試してみてください。その積み重ねでできるようになります。
 きょうは「もう一度がんばる」というお話をしました。これでお話を終わります。

5月15日 全校朝会の話

5月15日(月) 全校朝会のお話
おはようございます。お話をします。
運動会まで、あと5日となりました。先週、運動会で頑張ってほしいことを3つお話しました。覚えていますか?
1つめが「全力で」2つめが「協力して」3つめが「目標をめざして」でした。そしてみなさんもよく知っている一流のスポーツ選手からこの3つのお話をしました。 まず一つ目は「全力で」でしたね。
これは「池江りかこ選手」から全力で努力したので結果も出たというお話をしました。校長先生はこの池江選手のように全力で努力している子たちを瑞江小でもみつけました。 これは、1,2年生が校庭でダンスをしていたところですが、とても楽しそうに、また腕をのばすところはしっかりと伸ばして、下を向いてじっとするところはバシッとかっこよく決めて・・・というように全力で踊っていてかっこいいなあと思いました。
2つめの「協力して」でも、この4人の銀メダルをとったリレー選手のように協力している子たちを見つけました。 同じく、男子と女子のリレーです。どうやってうまくバトンをパスすることができるようになるか話し合いながら、何度もやってみて協力していました。
また、5、6年生は上に乗る子は下で支えている友達のことを考えて、また下の人は上に乗る友達のことを考えて工夫していました。こういう協力はこの技だけでなく5、6年生の全員が協力して技を成功させようという気持ちで1つになっていってほしいと思いました。
3つめは「目標をめざすこと」です。これはみなさんよく知っている「大谷翔平選手」のことで話しましたね。小さなめあて、目標をもって、これをどうやったらできるようになるか小さいことを一つ一つ積み重ねていってすごい結果が生まれたというお話をしました。これも、5、6年生の練習で見つけました。5、6年生はとても難しい技をしています。先生に言われたとおりにだけ動いていたのでは成功しません。自分たちで「こうした方がよい」「どうしたらよりよくなるのか」という目標をめざして考えなくてはなりません。さすが、高学年。全体の技を成功させるために、一つ一つの技の位置や出来具合を考えながらそれを友達にも示すことができた子がいました。
さあ、運動会まであと5日。全力で、協力して、目標を目指して頑張りましょう。
これでお話を終わります。

5月8日 全校朝会の話

5月8日(月) 全校朝会のお話
おはようございます。お話をします。
 運動会まで、あと2週間となりました。運動会の練習を一生懸命にしていますね。運動会で3つ頑張ってほしいことがあります。みなさんもよく知っている一流のスポーツ選手からこの3つをみなさんも自分のこととして学んでほしいと思います。
 まず一つ目は「全力で」です。
 これは「池江りかこ選手」から学びたいと思います。この選手は江戸川区出身の選手としても有名ですね。東京オリンピックの選手に選ばれるかどうかというときに、急に病気になってしまいました。10か月も入院して体重も18キロも減ってしまっあたそうです。病気になってずっと試合に出られなくて594日ぶりに出場した大会でなんと4種目も優勝をしたのです。そのときに「つらくてもしんどくても全力で努力したことは必ず報われるんだなって思いました」と言っていました。全力で努力したので結果も出たのですね。
 2つめは「協力して」です。これはこの4人のリレー選手のことをお話ししましょう。この4人は4人とも100メートルを10秒台で走ります。十分に速いと思うのですがほかの国の選手は4人中3人が9秒台といったように、一人一人のタイムではほかの国にはかないません。そこで、この4人は協力して、バトンパスのしかたをほかの国の人たちがしていないようなやり方に変え、なんと銀メダルをとったのです。一人一人の力ではどうしようもないことを、協力して工夫してやり遂げたのです。
 3つめは「目標をめざすこと」です。これはこの選手のお話をします。みなさんよく知っている「大谷翔平選手」です。ゴールデンウィーク中もすごい記録をまた、やり遂げていましたね。でもこのすごい記録は小さなめあて、目標をもって、これをどうやったらできるようになるか小さいことを一つ一つ積み重ねていった結果です。以前お話した「目標達成表」です。興味のある人は調べてみてください。目標をもってそのために何をすればいいか、小さいことの積み重ねです。  さあ、運動会まであと2週間。全力で、協力して、目標を目指して頑張りましょう。
 これでお話を終わります。

5月1日 全校朝会の話

5月1日 全校朝会の話
おはようございます。お話をします。
折り紙で折ったこの花、これは職員室にあったものですが、靴箱のところなど何度かみなさんも見かけたことがありますよね。何の花か、知っていますか?
そう。藤の花です。この藤の花が何年かぶりにたくさん咲き始めました。さて、この花、どこにあるか分かりますか?そうです。砂場の横の藤棚のところで咲き始めました。藤の花・・・みなさんこの花の名前、何度も歌の中で歌っていますね。校歌です。校歌の2番歌えますか?
緑のいこい 藤棚の  おとぎばなしが まねくとき〜
こんなふうに 校歌にも歌われている藤棚 いったいいつからあったのか、調べてみました。まずこの校歌は昭和35年にこの学校の卒業生でそのころ一之江小学校の先生をされていた吉満としこ先生が歌詞を考えました。この方は瑞江小学校を戦前に卒業された方です。みなさんから考えるとひいおじいさんやひいおばあさんが子どものころから藤棚があって藤の花がきれいに咲いていたということですね。
 校長先生は昔の卒業アルバムをずっと探してみました。すると昭和40年ごろの卒業アルバムに、そのころの校長先生からの卒業生への言葉に「自分はひとりぼっちだ」「自分にはもう望みがない」こう思った時、藤棚の下でこの本を開こう・・・こういう言葉を送っていました。きっと卒業して何か困ったことがあっても、この藤棚の下で楽しかった小学生時代のことを思い出してまた、頑張ろうという気持ちをもってほしいという願いをこめてこの言葉を送ったのだと思います。こんなふうに、70年、80年、いやもっと前からこの藤棚の下で瑞江小学校の子供たちは生活してきたのだと思います。
 PTA会長さんにこの話をしたところ、会長さんの子供のころにも、もう藤棚はあっというお話をしてくださいました。もしかしたらみなさんのおとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさんで瑞江小学校出身の方は、小学生のころからあったよというかもしれませんね。この藤の木は瑞江小学校がこの場所でなく新中川の所にあってこの場所へと引越しした時に、藤の木を移動してきたということを教えてくれました。そして2年前に一番古い木を手入れしてやっと何年かぶりに花を咲かせてくれました。
 卒業生や地域の人たちが大切にしてきた、校歌にもある藤の木、これからも大切にしていってほしいと思います。

4月10日 全校朝会の話

おはようございます。 お話をします。 きょうも元気なあいさつができましたね。
朝、校門のところで立っていると、みなさんの元気な挨拶でわたしも元気をもらっています。
 特に、元気なのは2年生です。ちょっとみなさん、2年生の挨拶をみてみてください。2年生の皆さん、校長先生の後に続いておはようございます!を言って見せてください。
「おはようございます。」・・・・・
 すごい元気ですよね。おかげで、校長先生だけでなく、地域の人も元気をもらっています。ところで、この、あいさつという漢字、見たことがありますか?
 この漢字について調べてみました。挨拶の「挨」・・・これは相手の人に心を開くという意味です。 また、この「拶」という字は「相手の心に近づく」という意味があります。相手の人に「自分はあなたのことを大事に思っていますよ」という意味があるなんて素敵ですね。
 先日、アメリカから来ていた友達にこの話をすると、アメリカでは、職場や学校であまりよく知らない人にでも、目が合って、英語の挨拶「ハロー」を言わないと、なんか失礼なことを自分がしてしまったかなって思うそうです。自分は相手に「心を開いて近づいていますよ」ということを、世界中の人が挨拶で表しているのですね。
 皆さんの心は・・・心の中は・・・見ることができませんね。でも、挨拶をすることで人と人との心がつながっていくのを見ることができます。これからも挨拶の大切さを考えて、心を形に表していってほしいと思います。
これでお話を終わります。

令和5年度 入学式式辞

一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。校庭の八重桜やチューリップなどの花々が、みなさんの入学をお祝いしているかのように、咲き始めました。
先程、二年生のお兄さん、お姉さんが瑞江小学校のことを紹介してくれましたね。二年生だけではありません。きょうは六年生のお兄さん、姉さんも、学校の先生や主事さんたちも、地域の方々も、たくさんの方々がみなさんの入学をお祝いしています。とっても嬉しいですね。
さて、一年生の皆さん、今日は特別にこの学校の中で一番昔からいるかわいいかわいいお友達を紹介します。この子はみなさんの生まれる前、十年以上前から学校にいます。クロキチと言います。本当は本物のクロキチ君に登場してもらいたいところですが、ちょっとお年で無理そうなので、代わりにこの子に登場してもらいます。
では、このクロキチ君とあいさつをしましょう。まだ、朝だからなんてあいさつしますか?そう、おはようございますですね。では、校長先生の後に続いていってみましょう。「おはようございます」・・・
クロキチ君が何か言っています。何々?みんな元気でとても上手にあいさつができたね。一年生としてのテストの一つ目は合格!・・・
よかったですね。みなさん合格ですって!
いやまだしてほしいことがあると言っています。何でしょう???
お友達をたくさんつくって、お友達に優しく親切にしてほしいですって!みなさんできそうですか?人に優しく親切にすることを「思いやり」と言います。みなさん人に「思いやり」のあることをする!大丈夫ですね。
えっ?まだやってほしいことがあるそうです。それは勉強を頑張ってほしいですって。学校では、椅子に座って静かに先生やお友達のお話を聞く勉強だけではありません。みんなで考えたり知恵を出し合ったりする勉強やお友達と協力していく勉強もあります。みなさんできそうですか?・・・何々?今までの一年生もやってきたからしっかり頼むとのことです。これで一年生合格ですね。ではちょっとだけおうちの方々や地域の方々にお話をするので静かに待っていてください。
保護者の皆様、お子様のご入学を心からお祝い申し上げます。大切なお子様一人一人のよさや可能性を最大限に伸ばすよう、教職員一同、全力で取り組んでまいります。保護者の方々と教職員とが、タックを組んで共にお子様を育てていきたいと思います。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
最後に、なりましたがご来賓の皆様、地域の皆様、本日は入学式にご参加いただき、誠にありがとうございます。地域の皆様には登下校時の見守りや交通安全を守るための旗振りなど、私たちが見えるところのみでなく見えていないところでもお世話になっております。また、瑞江小学校の花壇の整備は、花ボランティアの方々のおかげていつもきれいな花々が咲いています。図書ボランティアの方々にもお世話になっております。瑞江小学校の子どもたちのために、今年度もご支援・ご協力、よろしくお願いいたします。
六年生の皆さん、さすが最高学年としてお手本となる参加の姿勢です。今日から一年生のお世話、よろしくお願いいたします。
一年生のみなさん、よく、静かに待つことができましたね。花丸です。これからも、元気に仲良く楽しく学校生活を送りましょう。 以上で、お話を終わります。 令和五年四月六日 江戸川区立瑞江小学校 校長 中村敬子

令和5年度 1学期始業式 校長の話

始業式のお話
おはようございます。
春休みが終わり、新年度が始まりました。瑞江小学校は今年度103年目になります。とってもとっても古い、この地域では一番歴史のある古い学校です。ですので、この学校を卒業しましたよという方々はたくさんいらっしゃいます。もしかしたらみなさんのお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさんがこの学校の出身ですという人もいるのではないでしょうか?こういった先輩や地域の方々は、この学校を誇りに思い、もっとよい学校になってほしい、そうなるためにはいろいろお手伝いしたいと思っています。古い学校ならではの良さですね。
ところで、古いの反対は何ですか?
そう、新しいですね。この「新しい」ということについてお話します。先程、お世話になる先生方や主事さん方を紹介しました。新たにお世話になる方々もたくさんいましたね。クラス替えのあった学年は、新しい友達ができそうですね。そして、明日、新しい教科書が配られます。新しい学年の学習内容もあります。本当にこの時期にはいろいろな新しいことがありますね。
さて、校長先生からはみなさんに一つ新しくなってほしいところがあります。それは、新しい「気持ち」です。今までこの教科が苦手でうまくできなかったなあとか、このお友達とはうまくいかないなあとか、今までのことはちょっと向こうへ置いて、ここで新しい気持ちで「よし、仲よくしよう!」とか「新しい気持ちで頑張ろう!」という気持ちでスタートしてほしいと思います。
この後、新しいピッカピカの1年生が入学してきます。この新しいお友達にも仲良くやさしくしてあげてください。お願いします。
これで、校長先生からのお話を終わります。

3学期 修了式 校長の話

修了式
 昨日、卒業生が晴れやかな姿でこの学校を巣立っていきました。一年間に学校へ来る日が大体 200日あります。6年間では1200日。小学校での学習を修了し中学校へと旅立ちました。
 さて、みなさんはこの卒業生から何を引き継ぎましたか?5年生には引継ぎ式でもお話ししましたが、きちんとあいさつすることがまず、挙げられると思います。卒業生はお手本になろうと意識してきちんとあいさつをしていました。それが5年生にも引き継がれ、そして4年生以下の子たち、特に1年生の朝のあいさつは花丸ですね。
そして思いやりのある行動、やさしさ。これは一年生は十分に感じていることでしょう。六年生のお兄さんお姉さんはやさしかったですね。きっとやさしくされてきたみなさんは、4月から入学してくる一年生にやさしくしてあげることだと思います。
 3つめに、卒業生が様々な場面でリードしていってくれたこと。例えば運動会では応援団の人たちが勝つという目的に向かってみなさんを引っ張っていってくれました。委員会活動でも同じです。給食の時の放送を楽しい放送にしようという目的に向かって他の人たちを引っ張っていく。こんなリーダーシップを発揮してくれた卒業生だったと思います。このような瑞江小学校の良さ。これを「伝統」といいます。瑞江小学校はこの3月で102年めが終了します。みなさんは102年目のバトンをしっかりと卒業生から受け取って、この伝統を引き継ぎ、もっとより良い学校へとしていく選手です。
 さて、今日は修了証をみなさんにお渡しします。これは、一年間勉強やスポーツ、友達と仲良く遊ぶことを頑張ったという証です。そして、103年目の瑞江小学校をつくっていくみなさんへのバトンです。103年目の瑞江小学校をどのようにしていくか、これはここにいる5年生のみなさんを中心によい伝統をつないでいってほしいと思います。
 これで、修了式のお話を終わります。

卒業式 式辞

卒業式 校長式辞
校庭の桜の花が、また低学年の子供たちが植えたチューリップの花が、皆さんの門出を祝っているかのように咲き誇っています。この春の良き日に、多くのご来賓の皆様、保護者の皆様とともに、第102回 卒業式を行うことができますことをたいへんうれしく思います。ご臨席いただきました皆様に厚くお礼を申し上げます。
 さて、ただ今 卒業証書を手にされた六十八名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
みなさんが入学したころ、世の中の話題はリオオリンピックでの日本選手の活躍、過去最高の四十一このメダルに沸き、次の東京オリンピックではもっとメダルを、と期待していたことを覚えています。ところが、その3年後、皆さんが三年生の時、新型コロナ感染症拡大。そしてその後の感染症と共に歩む日々・・・東京オリンピックも一年延期になりました。みなさんが入学したころには誰も考えつかないようなことが世の中に起こったのです。
 私たち人類の前に立ちはだかった大きな壁。本日卒業する皆さんの前にも様々な壁が立ちはだかりました。初めてのクラス替えで新しい友達ができると楽しみにしていたのに、急な休校。学校が始まっても他の人とは距離をとるように言われ、楽しみだった行事もできず… だんだんと物事をネガティブにとらえてしまうことが多かったように思います。
 このように、わたしたちは自分が考えていないような悪い状況が起こると「次にはもっと悪いことが起こるのではないか」と考えたり、「周りの人にはこのようなことが起こらなくていいなあ」とねたんだり、自分だけがこんな状況に置かれるなんて不幸だと考えてしまいがちです。 ところが、この「ネガティヴをポジィティブに変える」と強く言った人がいます。それは、昨年、ワールドカップで活躍した長友侑都選手です。「メンタルモンスターになる」という本の中で語っている言葉です。この「ネガティヴをポジィティブに変える」ためには、なにかネガティヴな状況に置かれたとき「WHY」なぜでなく「HOW」どうやって、に切り替えるということです。なぜこのようなことが自分の身に起こったのかと悩むのではなく、どうやってここから抜け出そうと、未来を向いていくということです。また、自分にこんなことが起こるはずではないという固いメンタルではなく、どんなことが起こっても対応していこうと「しなやかなメンタル」「柔軟なメンタル」をもついくことで、ポジィティブになっていくということです。
卒業生の皆さん。どうかこの六年間で身に付けた適応力。どんな状況下でも柔軟にポジィティブに変えていく力を発揮し、力強く生きていってください。
 保護者の皆様、お子様のご卒業を心よりお祝いいたします。十二年間の子育ての中の半分、六年間。小学校という場で「勉強すること」や「人とかかわること」の基礎を身に付けていくことができたのではないでしょうか。私はこの卒業生とは最高学年としての1年間。一緒に生活させていただき「しっかりしている」「なんて大人っぽい考え方をできる子たちなんだろう。」と教職員に感嘆の声をもらしてきました。すると、「いやいや、低学年の頃は・・・」とか「中学年の時にあった出来事が彼らを成長させたのでは」という話を伺いました。こうして考えてみると、お子様のこの立派な姿の裏には計り知れないほどのご苦労やご尽力があったことと思います。これからも、このようなご苦労はあることと思いますが、どうかお子様の力を信じて見守り、導いていっていただけたらと思います。
 地域の皆様、いつも毎朝子供たちの安全を見守り、あいさつの声をかけていただき、ありがとうございます。おかげ様で、この卒業生をはじめ瑞江小学校の子供たちに挨拶をする力がしっかりと身に付きました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。どうかこれからも地域の宝である子供たちを温かく見守っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 卒業生の皆さん、皆さんを応援してくださる方々は、この式場にお集まりいただいた方々の他にもたくさんいます。皆さんには大きな大きな応援団がついています。どうか、この先もこの応援団の力を借りながら、何事にもポジィティブに向かっていってください。
 以上で私の式辞とさせていただきます。
令和五年三月二十三日
瑞江小学校長 中村 敬子

3月13日 全校朝会の話

おはようございます。
久しぶりに全校児童が集まりました。今日は「3.10」と「3.11」の話をします。
まず、3月10日。今から77年前、の3月10日にあった出来事です。日本は戦争の真っただ中でした。真夜中にアメリカ軍の飛行機が何百機も東京の空に現れました。そして焼夷弾という爆弾を落として東京の下町、もちろんこのあたりも一面、火の海にしました。東京大空襲と言います。この空襲で亡くなった人は       人。とても悲しい出来事ですね。
もう一つは、3月11日。この日はテレビでも報道されていたように、東日本大震災があった日です。今から12年前の3月11日。6年生が生まれたころですね。大きな地震。東京ももちろん揺れました。そして、津波、火事で2万人以上の方々が亡くなったり行方不明になったりしました。もちろんこの中には小さな子どもたち、みなさんと同じように、前の日まで普通に学校へ通っていた子どもたちも多くいました
3月10日の東京大空襲も3月11日の東日本大震災も、とても悲しい出来事ですね。校長先生は毎年この出来事からこんなふうに思います。この出来事で亡くなられた方々は、本当はもっともっと長く生きたかったのだろうと。もっと楽しいこともしたかっただろうし未来のことも知りたかっただろうなと思います。
そうやって考えると私たちは、幸せなことに運よくこうして生きているのかもしれません。この災害でなくなった方たちの無念さを考えると、自分たちはこの亡くなられた方々の分も命を大切にしていかないといけないなあと思います。

3月6日 全校朝会の話

おはようございます。
今日は先週の続きのお話をします。
先週はこの学校の子どもたちのよいところ、特長をについてお話ししました。あいさつがよくできるところ、そして優しくて思いやりのある子が多いという2つについてお話ししました。今日は、3つめについてお話しますみなさんも考えてみましたか?
校長先生が感じている瑞江小学校の子のよいところは「みんなで頑張って高めていくのが上手」なことです。例えばマラソン大会に向けた練習、友達が頑張っているのを見てよし自分も頑張ろうと思った子、友達と競い合って頑張った子もいるのではないでしょうか?
秋にあった音楽学習発表会では友達と教え合う姿があちこちで見られました。勉強でも同じです。Ipadの使い方で困っている子がいるとさっと助けてあげたりやり方を教えてあげたりする子がいます。
勉強するだけだったら、おうちで一人で頑張ればできるようになるのかもしれません。でも、みなさんは学校でいろいろな友達と一緒に助け合ってできるようになっていくということがとてもじょうずにできます。
今日、これから表彰する書初めも同じです。友達の字を見て自分も真似してみたり、教えてもらったりしながらよい刺激をしあってお互いを高めていける力なるみなさんだと思います。これからも校長先生が感じたよいところだけでなくもっともっとよいところを伸ばしていくことが瑞江小学校のよい伝統となることだと思います。ぜひ、みなさんでよい伝統を作っていってください。
これでお話を終わります。

2月27日 全校朝会の話

おはようございます。今日も元気なあいさつができました。
少しずつあたたかくなり、すごしやすい時期となってきました。今週はあさって、水曜日からは3月。いよいよ今の学年の最後の月になります。
この、最後の月に「自分のよいところ」や「できるようになったこと」ちょっと難しい言葉で言うと「自分の特長や成長したこと」を見直してみてほしいと思います。校長先生は356人全員の特長や成長したことを見つけたいところですが、ちょっと無理なので、瑞江小学校の子どもたちが全体的な特長(よいところ)をお話ししようと思います。
まず、瑞江小学校の子の特長1つめは「挨拶が上手」なことです。これは、校長先生だけが言っていることではなく時々学校の様子を見に来てくれている小松川警察の方も言っていました。小松川警察の方はいろいろな小学校や中学校を見に行きます。瑞江小の子たちは本当に気持ちのよい挨拶をしてくれると、いらっしゃるたびにほめてくださっています。
瑞江小学校の子の特長の2つめは、「思いやりのある 優しい子が多い」ことです。休み時間に花壇の方で泣いている子がいると、一緒の学年やクラスでないあまりよく知らない子でも「どうしたの?」と声をかけてくれて保健室に連れてきてくれたり、朝なかなか学校へ足が向かずにいた低学年の子を高学年のお兄さんが手をつないで連れてきてくれたり・・・これは大人に対しても同じです。校長先生が重い荷物を持っているとさっと「手伝います」と言って手伝ってくれたり、教室で先生が困っている様子があるとさっと手助けしてくれたり・・・本当にこの学校の子は優しくて思いやりがあるなあと思います。
さて、3つめの特長のお話は来週にしますね。みなさんも考えてみてください。
さあ、あさってからの3月。ぜひ自分の良いところやできるようになったことをぜひ、自分で見つけてみてください。分からないなあという子は先生や友達に聞いてみましょう。

2月13日 全校朝会の話

おはようございます。きょうも元気なあいさつが返ってきました。お話をします。
校長先生はスキーで腕をけがしてしまい、先週は入院していたので副校長先生がお話してくれましたね。この入院中に病院の中で一番よく聞いた言葉があります・おそらく1日百回くらい言ったり言われたり、聞いたりしています。校長先生はこの言葉を言われるととてもうれしくなります。さてなんという言葉でしょうか?
それは「ありがとう」という言葉です。もちろんほかにも、言われてうれしい言葉はありますが、ダントツでうれしいのは「ありがとう」という言葉です。
この言葉、看護師さんたちも本当によく使っています。毎朝、熱と血圧を測ります。測ってもらった患者さん、もちろんわたしも「ありがとう」と言いますが、同時に看護師さんたちも「図らせていただきました。ありがとうございました。」と言ってくれるのです。足の悪い患者さんが車いすに移ります。患者さんは看護師さんに手伝ってもらったので「ありがとう」を言いますが、同時に看護師さんも「移っていただきありがとうございます」と言っていました。
ところで「ありがとう」の反対言葉は何だと思いますか?「どういたしまして」ではないですよ。「どういたしまして」は「ありがとう」と言われた人に返す言葉ですが、意味としては「ありがとう」と似ています。
ヒントを出しますね。「ありがとう」を漢字で書くと「有り難う」となります。意味は「あることがめずらしい」ということです。では反対は?「あることがめずらしくない」ということは???
そうです。「あたりまえ」です。いつこやってもらっていること、例えば朝、おうちの人に起こしてもらってご飯を作ってもらって・・・いろいろ準備をしてもらって・・・これも当たり前と考えず、ありがたいことと考えてみてはいかがでしょうか?
そして朝、登校するときに見守ってくれていたり道路を渡してくれたりする人たちにも、校庭をきれいにほうきで履いてくれている人たちにも、勉強を教えてくれた方へも、ちょっと自分のことを気にかけてくれた友達へも、給食を作ってくれた人へも。また当たり前と思っている「水道の蛇口から水が出てくること」や「暖かい部屋」すべてのしていただいていることを「当たり前」ではなく「ありがとう」の気持ちをもって、時には口に出して「ありがとう」を伝えられるといいなあと思います。
今日は「当たり前」でなく「ありがとう」というお話をしました。

2月6日 全校朝会の話

今日は、5年生は土曜日まで行っていたウインタースクールの代休でいません。5年生、元気に2泊3日のウインタースクールを終えて戻っていました。
さて先週の2月4日は立春でした。暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒いですね。そして2月3日は豆まきをする日、節分でしたね。少し早かったのですが、みなさんのところにも鬼が来て、桃太郎が退治していきましたよね。そのときにPTAからいただいた豆ですが、何の豆か知っていますか?大豆の豆です。この豆まきの風習は、平安時代、今から1000年も前に始まったものが基になっていると言われています。家の中で起こるケガや病気など、禍(わざわい)のすべてをいけないことをする「鬼」と見て、それを追い出すために豆を撒くのです。ちなみに豆は、魔を滅すると書いて「魔滅(まめ)」です。鬼滅の刃みたいですね。
そして、節分に「豆まきをする必要がない」と言われている苗字の人がいるのを知っていますか?この中にもいますよ。答えは、「わたなべさん」です。
平安時代、今から900年ほど前の話ですが、渡辺綱(わたなべのつな)というとても強いお侍さんが、酒呑童子(しゅてんどうじ)という鬼のボスを倒したと言われています。これは妖怪ウオッチの酒呑童子ですが・・・こちらは昔の絵にあった酒呑童子。こわそうな顔をしてますね。この酒呑童子はさまざまな悪いことをしていたので、いろいろな人がやっつけようとしました。でも強くてなかなかかないません。そして渡辺綱(わたなべのつな)とうすごい強いお侍さんがとうとうこの鬼をやっつけました。渡辺綱(わたなべのつな)には鬼も恐れて近付かない、ということで、今でもわたなべさんは、節分で豆まきをしないでいい、する必要がないとされているのです。もちろん、してもいいですよ。
 そして鬼を撃退するものとしてヒイラギの葉やイワシの頭があります。このあいだは桃太郎がヒイラギの葉とトベラの葉、イワシの頭を持って鬼を撃退していましたね。ヒイラギはちくちくして痛いので逃げていくという説とヒイラギの葉を燃やすとぱちぱちというすごい大きい音がして、それで鬼が逃げていくという説とがあります。トベラの葉とイワシの頭は臭いものなので鬼が逃げていくということです。
節分という言葉から調べると、暦や伝統文化、歴史上の人物まで、こんなにたくさんのことが分かります。知ることって、楽しいですね。今日は「節分」にまつわることについて、お話ししました。
これで、お話を終わります。

1月30日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
きょうも寒い中ですが、元気にあいさつできましたね。校長室までみなさんの声が聞こえてきました。Teamsでの全校朝会ではなかなか、皆さんの様子がこちらへ伝わっていないので、校長先生は不安になるときがあります。こちらが、お話して反応すること。
これを「リアクション」と言います。例えば朝、「おはようございます」と言われて「おはようございます」と返すこと。これがリアクションです。そして、その後に「寒いですね」と言われて「風が冷たいですね。」と返す。こういうことがリアクションです。
逆に何か言ったりやったりしたときに、相手の人からリアクションがなかったら・・・悲しいですね。反対にちょっとオーバーぐらいにリアクションしてくれると嬉しいですね。こんなふうにリアクションに少し気を配ってみると、友達ともうまくいったり、みんなのコミュニケーションがスムーズになったりするかもしれません。
校長先生は、こんなことに気を付けています。学校の帰りに毎日バスに乗ります。乗るときには「こんにちは」とか「お願いします」と運転手さんへ声をかけること。これは多くの人がしていますね。そして、お客さんが降りるときにバスの運転手さんは「ありがとうございました」と言っているのに、あまりこの声に反応している人がいません。なんか、リアクションがないなあと思ったので運転手さんの方を向いて「ありがとうございました」と言って降りるようにしたのです。すると、校長先生の後に続いて降りる方も「ありがとうございました」と言います。きっとこの運転手さんはちょっといい気持ちになってこの後、運転するだろうなと思うとこちらもうれしくなります。
 今日から、チェレンジ・ザ・ドリームで中学生が4人瑞江小学校で仕事の体験をします。きっとみなさんに話しかけたり何か手伝ってくれたりすることをあることでしょう。そのような時、ぜひリアクションをしてください。きっと、仲良くなれます。
きょうは、「リアクションは大切」という話をしました。これでお話を終わります。

1月23日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
1月24日、明日から31日までの1週間は学校給食週間です。今から80年前、日本が戦争の後で食べ物がなくて困っている時、日本の子どもたちを助けようと、世界中の人たちがユニセフを通して助けてくれたことで、学校給食が始まりました。この給食が始まった日は12月24日なのですが、ここから一週間とすると冬休みになってしまうので、1か月後の1月24日からを給食週間としました。
おにぎり2こと鮭の塩焼き、つけもの  これは日本で今から140年近く前に日本で一番早く始まった給食です。山形県の小学校で、小学校の先生、お坊さんだったそうですが、食べ物がなくてご飯を食べることができない子どもたちのために学校で、このこんだてで、出したそうです。きっと、子どもたちは喜んだでしょうね。
そしてこれは今から80年ぐらい前の給食です。今、90歳近い方たちが小学生の頃です。こんだては脱脂粉乳とすいとん汁。このころ日本は戦争が終わり、あちこちが焼け野原となり、食べ物が本当になかった時代です。日本の子どもたちを助けようと、アメリカを中心とした国々から、粉ミルクや脱脂粉乳、缶詰などが送られてきました。これらを使って給食が再開されました。この脱脂粉乳は今の牛乳とは違ってあまりおいしくなかったという方々がたくさんいます。でも、この脱脂粉乳の中にビタミン剤などを混ぜて、子どもたちの健康を支えていたようです。また、先ほどお話したユニセフからもいろいろ支援を受けていました。世界中の人の思いがあったのですね。
この後、アメリカから小麦の提供を受け、給食は本格的に実施されました。このころは、小麦をもらっていた関係もあり、パンが中心の給食でした。揚げパンに、牛乳、おでん ちょっと栄養が偏ってますね。
ソフト麺の給食も人気でした。ソフト麺に揚げパン。汁物、こんな給食もありました。今のように白いごはんが給食に出るようになったのは、昭和51年ごろです。校長先生も給食でご飯が初めて出た日、とても嬉しかったことを覚えています。月に1度必ずカレーライスでした。この後週1回のごはん給食になり、メニューも変わってきました。ここには、日本人としてご飯の給食を出したいという農家の人やいろいろな人たちの思いがありました。
牛乳も変わりました。瓶の牛乳から三角パック、そして今の四角いパックへと変わりました。瓶では給食当番は運ぶのがとっても大変でした。また三角パックは箱へのおさまりが悪いため四角になったようです。
そして今の給食です。先週は6年生が考えた献立も出ましたね。今の給食は栄養や塩分量、見た目、地産地消等いろいろなことを考えて作られています。
今日はいろいろな方々の思いがこもっている給食というお話をしました。さあ、みなさんはこの思いにどう答えていきますか?これでお話を終わります。

1月16日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
きょうも寒い中ですが、元気にあいさつできましたね
この寒い中ですが、1月になって咲き始めた花があります。色は赤です。みなさんは毎日その木の下を通ってきています。・・・気が付きましたか?
そうです。向こう側の「すくすく」の前あたりで咲き始めている木の花です。さて、何の花でしょう?ある子は桜だと言ってました。桜、桃、梅どれもとってもよく似ている木に咲く花です。この3つはバラの仲間です。バラ科に属しています。なのでとってもよく似ていますね。
では、今日は、この3つの花の見分け方をお話します。
まず花が咲く時期です。だいたい、梅→桃→桜の順に1月ごろから咲き始めます。でも寒桜といって寒いときに咲く桜の種類もあります。時期だけではわかりません。次に花の咲き方です。花だけさいていたら梅、葉と花が出ていたら桃です。桜は1本の枝にたくさんの花をつけます。さあ、学校に咲いている花が何か分かってきましたか?もう一つヒントです。花びらです。梅の花びらは丸です。桃の花びらは先がとがっています。桜の花びらは先が割れています。さあ、分かってきましたか?
ぜひ、自分の目で何の花か確かめて、校長先生に教えてください。
今日は、梅と桃と桜の違いについてお話ししました。みなさんも身近にある様々な木や草花に興味をもって調べてみてください。
これで、お話を終わります。

3学期 始業式の話

いよいよ、令和5年、そして3学期が始まりました。お正月は終わってしまいましたが、今年初めの挨拶「今年もよろしくお願いします」のあいさつを、先生方や友達に心をこめてしましょう。「今年もよろしくお願いします」
冬休み、みなさんはどのようにすごしましたか?お正月、駅伝を見たよという人もいることでしょう。あんなに長い距離をチームのみんなで力を合わせて走っていて、今年もいろいろな場面で感動しました。すごかったですね。
ところで、みなさんは、今年の抱負や今年頑張ろうということを決めましたか?1年間でと考えるのが長くて難しいと思った人は3学期の目標でもいいです。ぜひ、これは頑張ろうということを決めてみてください。そして決めたらまず少しでもいいのでやってみてください。まず1歩目を踏み出してということです。よく何か課題に取り掛かるときに「やる気が出ないんだよな」という人がいます。でも、やる気はまずやってみなければでません。1歩目を踏み出さない限り進むことはできないのです。ですから、ぜひ自分で決めたこと、勉強のことでもいいし元気にあいさつしようでもいいし、マラソンの練習をしようでもいいです。まずはその1歩目を今日から踏み出してください。そうすればやる気は出てきます。先程お話した駅伝。これも1歩目を踏み出さなければあんなに長い長さを走ることができません。目標を決めたらそれをいつからやろうかなあ・・・ではなく、今日からやってみてください。
3学期は学校へ来る日は52日です。52日の学校生活で1年生は2年生にと1つずつ学年が進み、6年生は中学生になります。52日はその準備期間と考えて、1日1日大切にすごしましょう。
お話を終わります。

2学期終業式の話

今日で2学期が終了します。みなさんにとってはどんな2学期でしたか?校長先生の心に残っているみなさんの姿で成長したなあと思う部分を振り返ってみたいと思います。
 まず、あいさつ。これは5年生、6年生がとてもよく頑張っていたと思います。自分たちが元気にあいさつをすることで、下の学年の子たちがまねをして元気なあいさつをしてくれるということも実感できたのではないでしょうか?10月ごろは6年生のあいさつがとてもよくなったなあと思っていましたが、その後に続くように5年生も元気なあいさつができるようになり、地域の方々からもほめていただきました。そして今週、代表委員の人たちが元気なあいさつを校門で行っていることで、低学年の子たちのみでなく地域の大人の人たちも気持ちの良いあいさつを返してくれるようになりました。みなさんの元気なあいさつは、学校に来ている子どもだけでなく地域の大人の人たちへも影響するのですね。これからも引き続き、お願いします。
2つめは、協力し合うことが上手になったということです。これは、特に1,2年生。生活科見学で猿江公園に行きましたね。1年生は2年生がリーダーになって考えたいろいろな遊びを楽しくできるように協力しました。きっと自分はあまりこの遊びをしたくないと思う子もいたと思いますが、ちゃんとルールを守って遊び、全員安全に帰ってくることができました。ほかの学年の子たちもそれぞれ上手に協力するということができたと思います。
3つめは、学ぶことがうまくなったということです。これは、3,4年生を例に挙げます。3,4年生は習字をすることにまだあまり慣れていません。でも3,4年生が書初めの練習をしているときにお習字が上手になったとつくづく思いました。どうして上手になったのかというと、お手本をよく見てまねをしたからです。「学ぶはまねるから始まる」こんな言葉があります。もちろんまねをせず自分で創造していく学習もありますが、小学校でのほとんどの学習が「まねる」ことから始まっているのではないかと、思います。「まねること」これは「形から入る」などという言い方もします。逆の言葉に「形よりも中身が大切」こんな言葉があります。でも今回はあえて「形も大事」ということをお話ししようと思います。
 形・・・外見ともいいます。例えば先程話した「あいさつ」。きちんとした態度で大きな声であいさつをしたとします。きっとその様子を見た人は「あああの子はきっと明るい子なのだろうな」と思うことでしょう。また、だらっとあいさつをするよりも、明るくあいさつした方が自分も明るい気落ちになります。 姿勢もそうです。だらっとした姿勢。これでも勉強しているよという子もいるでしょうけど、びしっとした姿勢で学んだ方が気持ちが引き締まってより学習ははかどります。
 さあ、明日から冬休みが始まります。冬休みは日本の伝統的な行事や文化に触れることがたくさんあります。この文化や伝統行事にも「形」が大切にされてきました。例えば「お正月に食べるおせち料理」これは種類が決まっていますね。お正月にするあいさつ「あけましておめでとうございます」これも日本で大切にしているあいさつの形ですね。「書初め」これも「お手本」という形が決まっていてまずはお手本そっくりに書いてみることが大切です。形のよさをぜひ冬休み中にも学んで3学期の学習や生活に生かせるといいなと思います。
では、みなさんよいお年をお迎えください。

12月19日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
きょうも寒い中ですが、元気にあいさつできましたね。今月はずっと朝会で「人権」のお話をしています。学校で一番大切にしていることは「人権」で自分と同じように周りの人たちも大切にしようというお話をしました。
今日も「人権」のお話をしようと思います。キーワードは「普通って何?」です。みなさんよく友達に「普通は〜だよね。」なんて話すことがあると思います。この普通って何だろうと思う出来事があったので、お話しますね。
今月はサッカーのワールドカップの話で盛り上がりましたね。今から20年ぐらい前にあったことです。そのころ、校長先生の周りでは「サッカーをしている中に女の子が入っていると、普通、女の子はサッカーしないよね。」「女の子は普通、違う遊びでしょ!」なんていう声が聞こえてきて、女の子がサッカーしていると、周りの人たちの「普通は・・・」という声に押しつぶされて、違う遊びをしぶしぶするなんていうことがよくありました。この「普通は〜」の声に負けず、「私はサッカーが好きだから、サッカーをしたい!」と言って頑張った人がいました。校長先生の地元の選手に「丸山かりな選手」がいます。この丸山選手は今は引退してタレントさんになっていますが、普通は女の子はサッカーでなくてほかの遊びでしょ!」と言われて悔しかったと言っています。そして、この悔しい思いがずっと続いて、地元でできないのなら他のところで・・・とも考えて頑張ったそうです。校長先生はこの話を聞いてちょっと残念だなと思いました。もし、丸山選手が小さいときに「女の子は・・・」という話になってなかったらもっと地元で活躍してくれて、もっとこの選手も楽にサッカーの練習ができたのではないかなあ?と思ったからです。周りの人が思っている「普通」を押し付けなければよかったのになあと思いました。
この学校にいる356人、みんな自分の「普通」をもっています。でもこの「普通」を人に押し付けるのは、違うと思います。Eテレで子どものころいじめられていたという大人の人が「あの時みんな自分の普通を押し付けてきたけど、押し付けるのでなく、自分の普通とは違うけどって言って接してくれたら嬉しかった。」ということを話していました。みんなの「普通」は違うけどそれを押し付けない、これがみんなの人権を守ることではないかなと思います。

12月12日 全校朝会の話

おはようございます。今日も人権にかかわるお話をします。学校で一番大切にされていることは人権ですよというお話は先週しましたね。今日はその人権を守るためにどうすればいいかなというお話をします。
みなさんの体や心は、世の中で一番大切なものです。また、友達の体や心も大切なものです。ですから、友達をたたいたりけったりして、相手に痛い思いをさせて傷つけてはいけませんよね。また、相手が嫌がることや悪口を言って相手が嫌な思いをさせてしまうこと、これは心が傷つきますよね。
体や心に痛い思いをさせてしまうこと、これを暴力といいます。体への暴力、心への暴力、どちらもゆるされることではありません。校長先生は世の中の暴力が全部なくなったら、みんな楽しく暮らせるし戦争もなくなって幸せになるのになあと思います。みなさんはどう思いますか。
体への暴力、心への暴力、もし、学校で受けているという人がいたら、できるだけ早く担任の先生やおうちの人へ相談してください。先生やおうちの人へ相談しにくい場合は、校長先生や副校長先生、保健の菊地先生、スクールカウンセラーやそのほかの人に相談してくださいね。
今週このアンケート用紙を配ります。このアンケート用紙には正直に書いてもらって大丈夫です。みなさんの人権を守るために、あとで、校長先生や副校長先生がその内容を詳しく聞くことがあります。また、どうしてもこの紙に書きたくないけど知らせたいということがある人は、直接言いに来ても大丈夫です。安心して知らせてください。
今日は暴力は絶対にいけないというお話をしました。これでお話を終わります。

12月5日 全校朝会の話

突然ですが、学校で一番大切にしていることって何だと思いますか?勉強ができるようになること?運動ができるようになること?遊びが楽しくなること?・・・
学校で大切にしていることはいろいろあるとは思いますが一番大切にしていることは、「人権」です。難しい言葉ですね。人権というのは「一人ひとりが生まれた時からもっている自分らしく生きる権利」のことです。これでもまだ難しいですね。人には良いところ、素敵なところ、ほかの人とは違うところがたくさんあります。これを「個性」と言います。個性がすべて同じっていう人は世の中には一人もいません。足が速い人や遅い人、作文が得意な人、いつも優しい人・・・この学校にも色々な子がいますね。この学校に通っている356人、みんな個性は違います。自分とは個性が違うからといって、仲間外れにしたりいじめたり・・・これはしてはいけないことですよね。でも、残念なことにこの世の中には「弱いから」といっていじめたり「自分とは違う」からといってからかったりする人がいるようです。瑞江小学校にはこういう人はいませんよね。
一人ひとりには自分らしく生きる権利があります。「自分らしく」というのは「自分勝手に」とはもちろん違います。自分勝手な行動をするとその行動に嫌な思いをする人が出てきてその人の人権をうばっていることになります。相手の思いや気持ちを考えて、思いやりの気持ちをもって接するあたたかい心、優しい心が大切です。それが人権を大切にするということです。
日本では毎年12月4日〜10日までを人権習慣としていろいろな取り組みをしています。テレビなどでもたくさん取り上げられています。みなさんもぜひ1日1回は「自分の人権を守ると同じように周りの友達や先生方の人権も守ることができたな」もう少し簡単に言うと「自分も大切にしたけど周りの友達や先生方も大切にできたな」と思いかえす時間をとってみてください。これが人権を守ることにつながります。 今日は「人権を守る」というお話をしました。これでお話を終わります。

11月28日 全校朝会の話

一学期のふれあい月間で梅雨のころ、かさかしげ という江戸しぐさの話をしたのですが覚えていますか?
雨の日にすれ違う相手の人に気をつかって少しだけかさを傾けて相手の人にしずくが落ちないようにする という話です。ちょっとしたことですが、相手への気づかいを行動で表すということをお話ししました。
今日は江戸しぐさの「うかつあやまり」というお話をします。「うかつあやまり」というのは、何かやってしまった人だけでなくやられた人もあやまる ということです。例えば足を踏んでしまったら謝りますよね。でも、足を踏まれた人も、自分も足を出していたから悪いのだ。だから、ごめんなさい ということです。
先日、教室を見に行った時に、机の上にあった友達の筆箱を、そばを通った時に落としてしまった人がいました。あっ!ごめん!と言って筆箱を戻すと戻された子も「ごめん!」と言っていました。きっと机からはみ出すように置いていた自分も悪かったと思っていったのだと思います。 身の回りでこのようなことってたくさんありますね。例えば自分のプリントを人に踏まれてしまった時。ごめん!と謝られたとき、踏まれたことはショックだけどちょっと考え直してみると自分もうっかり床に落としたのも悪い。ごめん・・・と
相手も自分もうっかりしていた だからどちらも「ごめんなさい」・・・これが「うかつあやまり」です。これなら友達とけんかになったりいじめにつながったりすることはないのでは・・・と思います。「うかつあやまり」の気持ち、みんながもてるといいなと思いました。

11月21日 全校朝会の話

今度の水曜日11月23日は、祝日でお休みになりますが何の日か知っていますか?そうです!
勤労感謝の日です。身の回りで働いている人に感謝する日ですね。そこで、今日は「勤労」「働く」ということについてお話します。全国の小学生卒業時のなりたい職業ランキングを調べてみました。1位スポーツ選手 2位漫画家・イラストレーター  3位が教員  あこがれの仕事だということが分かりました。
小学校1年生が将来やりたい仕事は1位ケーキ屋さん・パン屋さん  2位警察官  3位スポーツ選手 でした。
どれも素敵な仕事ですね。皆さんのなりたい仕事もありましたか?まずはこういう仕事をしてみたい!という夢をもつことが大事ですね。
次に「仕事を選ぶときに大事だと思うこと」を調べてみました。1位が楽しさ 2位が給料  3位がやりがい でした。この結果についてちょっと考えてみました。1位だった楽しく仕事をしたいということは楽しく勉強したいということにもつながるなと思いました。勉強も仕事も楽(らく)して楽しいことばかりではありません。少し大変なことがあってもよし乗り越えよう!とか頑張って解決に向かっていこうと思うことで、続けていくことができます。2位の給料。これは豊かな生活をしていくために必要ですね。
3位やりがい。これはちょっとみなさんも考えてみてください。例えば、野球の選手。どんなにすごい力のある選手でも一人ではできません。チームメートや相手チームがいないと試合もできませんし、見る人がいなければその人の能力を発揮することはできません。学校の先生、これも一人ではできません。教える相手、みなさんがいなければできない仕事です。先週2年生が町探検で行った町の人たちの仕事も同じです。そして、働くということは自分の仕事を通して周りの人たちと心を通わせ合ったり一緒に働く人たちと支え合ったりして、やりがいを感じていくのだと思います。
さあ、明日から6年生は日光移動教室へ行きます。行っている間の3日間は5年生、6年生の委員会などの仕事をお願いしますね。
今日は働くことについて一緒に考えてみました。
これでお話を終わります。

11月15日 全校朝会の話

11月は、ふれあい月間です。みなさんは、「ふれあう」ということをどのようにとらえているでしょう。先生は、ふれあいとは、手と手のように体がふれあうというよりは、「心と心、気持ちと気持ちの通い合い」だと思っています。困っている友達に手を差し伸べてあげることも、ふれあいの一つですが、その助けてあげようとしている源になっているものは、人の心、気持ちです。
ふれあい月間では、友達への優しい言葉かけや行いをたくさんしてほしいと思っていますが、今月は、その行いにプラスして「僕は、私は、あなたのことを大切に思っていますよ」という気持ちをいつも以上に意識して取り組んでみてください。まずは1か月間、その積み重ねをしてみましょう。きっと相手のことを大切にできる温かい心が、今以上に育っていることでしょう。そして、356人の全校児童で温かい心のふれあい、通い合いのできる素敵な学校を創ってほしいと思っています。
最後に、あいさつについてです。校門の所で、毎朝「おはようございます。」といろいろな人たちが声をかけていますPTA会長さんが校門の所に立っていることもありますね。ちょっとあいさつについてのお話を聞いてみました。

———PTA会長さん 町会長さんの動画を流す———— みなさんのお話にもあったように
 目を見て 大きな声で 明るく 自分から先に 元気にあいさつしましょう

これでお話を終わります

11月7日 全校朝会の話

音楽学習発表会本番が迫ってきました。今日は、音楽の合奏に関する話をします。
 ドヴォルザークという人が作った交響曲の一つに「新世界より」という曲があります。有名な第4楽章の始めの30秒ほどを聞いてみましょう。
【曲】
 この曲は、全部で第1楽章から第4楽章まであり、全てを演奏すると45分ぐらいかかる曲です。45分も演奏するなんてとても大変そうですね。楽器の種類も、バイオリンやチェロ、フルートなど15種類以上あります。  その中で、すごく特徴的な楽器があります。それは、シンバルです。45分間も演奏が続くこの曲の中で、シンバルは何と1回しか出番がありません。それも、小さめの音で1回鳴らすだけなのです。今から少し曲を聞かせます。シンバルの音が分かりますか?
 でも、この1回のシンバルの音がないと、曲は成り立ちません。そのため、シンバルを担当する人は、自分の出番がある第4楽章まで緊張を切らさずに待ち続け、その1回の音に全てをかけるそうです。
 実際に、この曲でシンバルを担当した人の話では、たたくずっと前からシンバルをたたく位置に構えているそうです。そして、「シンバルとシンバルの距離はこれくらいかな」「右手の力はこれくらい」「左手の力はこれくらい」「静かに合わせるぞ」などいろいろなことを考えているそうです。ステージに上がって30分以上、緊張状態が続くわけですから、すごい集中力と精神力が必要な気がします。すごいプレッシャーもかかると思います。
 さて、皆さんの担当する楽器はどうでしょうか。このシンバルのように出番が1回という楽器は少ないかも知れませんが、出番の多い楽器も少ない楽器も、全てが揃って合奏になります。一人一人が自分の役割をしっかり果たして、素敵なハーモニーを奏でてほしいと思います。
 音楽会は、今週の金曜日が児童鑑賞日、そして土曜日が保護者鑑賞日です。全部で2回発表するチャンスがあるわけです。今から、楽しみな人もいれば、緊張でドキドキしている人もいると思います。あと少し練習を頑張って、自信をもって本番を迎えてください。

10月31日 全校朝会のお話

「努力は〇〇を裏切らない」という言葉があります。聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。それでは、努力は何を裏切らないのでしょうか。
 一生懸命、勉強をしました。テストで満足できる点数がとれれば、「努力は裏切らない」と言う人は多いでしょう。でも、思うような点数を得られなければ「努力は裏切らないなんて嘘だ」と言う人がいるかもしれません。これは、どちららの人も、努力が「テストの点数」を裏切るのか、裏切らないのか、と考えていることになります。
 校長先生は、決して「努力した結果は関係ない」などと言うつもりはありませんが、努力が裏切らないのは結果ではなく、努力したその人の成長だと考えています。言い換えれば、努力した人、頑張った人は必ず成長するということです。そして、何より大切なのは、頑張った自分自身を認め、褒めてあげることです。これをすれば、次の努力につながっていきます。
 先日行われた6年生の体育大会の練習における努力。もちろん自己新記録という結果に結びついた人もいると思いますが、結果があまり思わしくなかった人も自分の成長にはつながっています。今、練習している音楽学習発表会の練習。これも、なかなかうまくいかないこともあるけど、その人の成長にはつながっています。努力や頑張りが裏切らないものは、自分の成長だということを心にとめて、これからもさまざまなことに根気よく取り組んでいってほしいと思います。

10月24日 全校朝会のお話

読書月間が続いています。みなさんはどのような本を読もうかなと悩んだり、図書室でこんな本が読みたいなあと迷ったりすることはないでしょうか?
今日はお話の後に表彰が2種類あります。1つは読書感想文の優秀作品の表彰です。この作品を少しだけ紹介しますので、みなさんも本を選ぶ参考にしてみてください。
まず、1年生〇〇さんは「おねえちゃんってもうたいへん」という本を選んで感想文を書きました。小学校1年生のココちゃんと妹のなっちゃんという子が出てくるお話です。楽しそうなお話ですね。
2年生〇〇さんは「ぼく 泳げないの」という本を選びました。カワウソが出てくるお話だそうです。あれ?カワウソは泳げるはずなのに???と思いますよね。どんなお話なのでしょうか。読んでみてください。
3年生〇〇さんは「エルマーの冒険」という本を選びました。このお話は先生も子供のころ、読んだことのあるお話です。エルマーと竜そしていろいろな動物が出てきます。楽しそうなお話ですね。
4年生〇〇さんは「ふわふわ」という本を選びました。村上春樹さんという有名な作家の人が書いたお話です。ちょっと難しいかもしれませんが、何度も読んでみると味わい深く、言葉の使い方がおもしろい本ですね。
5年生 〇〇さんは「モモ」という本を選びました。これは「モモと時間泥棒」というミュージカルにもなっていてとても面白いお話です。先生も4年生ぐらいの時に読んで、はまった本です。ちょっと厚い本ですが、読みごたえがあります。頑張って読んでみるといいですね。
6年生 〇〇さんは「かがみの孤城」という上下2巻を読んで読書感想文を書きました。主人公の「こころ」が学校でいじめにあい家にとじこもってしまうそして・・・という上下で776ページもあるなかなか読み応えのある本です。チャレンジしてみてもいいですね。 今日は「読書感想文 優秀賞の人たちの選んだ本」についてお話ししました。
これでお話を終わります。

6年生 体育大会に向けての壮行会での話

お話します。
6年生のみなさん、初めての体育大会、連合行事ということでどきどきしている人もいることでしょう。でも大丈夫です。
今、身に付けているユニフォーム。このユニフォームには、ここに集まった全校児童のみなさんが6年生全員を応援する気持ちがつまっています。このユニフォームに恥じないように、自分の目標に向かって江戸川陸上競技場を精一杯走って、ベストをつくしてきてください。
5年生のみなさん、先週の応援の練習から1から4年生へのリードをどうもありがとう。みなさんがリーダーシップをとって応援練習をしている姿をとても頼もしく思って見ていました。ご苦労様でした。
そして1から5年生のみなさん。6年生はあさって、体育大会に出発します。出発前にぜひ、「頑張ってね。」と励ましての言葉をかけてあげてください。
では、6年生のみなさん。瑞江小全員の応援を受けて、自分の可能性を信じて、0.1秒でも1cmでもよい記録を更新できるように頑張りましょう。

10月11日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。今日も、キーワードを考えながら聞いてください。
金曜日は瑞小フェスタで全員で力を合わせて準備し、お客さんをよび、そして最後の片づけまで協力してできましたね。みなさんの頑張りに、拍手を送ります。みなさんも友達や自分の頑張りをたたえて拍手をしましょう。本当によく頑張りました。
話は変わりますが、今月は読書月間ということでみなさんは、たくさん本に親しんでいると思います。そこで、校長先生もよく読んでいる大好きな絵本を読んでみることにしました。「てぶくろ」という絵本です。みなさんの中でも「知ってる!」という人もいますね。落ちていたおじいさんの手袋にねずみ、かえる、うさぎ、きつね、おおかみ、いのしし、そして最後にはなんと、くままで仲良く入ってしまいます。最後には・・・ここは自分で読んでみてください。
絵本というと小さな子が読むもの、高学年の子や大人が読むには幼いかな?なんて思っている人はいませんか?このてぶくろという絵本、校長先生は小学校1年生か幼稚園生ぐらいの時に読んだ記憶があります。そのときは、なんかどんどん大きい動物が入って行って面白いお話だな・・・と思いました。大好きなお話を紹介するためにペープサートのようなものを作ったこともあります。大人になって、教員になってこの本を読んでみたとき、あれっ?「大きなかぶ」の逆バージョンだな・・・なんて思いました。大きなかぶのお話はどんどん「小さい人や動物・・・おじいさん、おばあさん、まご、いぬ、ねこ、ねずみ」の順だけどこれは、どんどん大きくなっていると思いました。そして大きなかぶは「ロシア」のお話、今日お話しした「てぶくろ」は「ウクライナ」のお話、どちらも仲良く動物たちが力を合わせたり協力したりするお話だなあと思いました。
そして、今回この本を読んだ時には「ウクライナ」での戦争のことが頭に浮かびました。きっとウクライナの人はこの絵本のようにみんなで仲良くしたいと思っているのだろうなっと。また、この手袋の絵も動物が増えるごとに梯子が付いたり増築されて手袋が広がったりしていくことに今回初めて気づきました。・・・同じ絵本でも読んだその時々で、感じ方が全く違います。みなさんも、この読書週間に以前に読んだ本をもう一度読んでみてはいかがでしょう?きっと感じ方が違ってくることでしょう。そしてこの読書月間の期間にぜひ、本にたくさん親しんでほしいと思いました。今日は「絵本の楽しみ方」についてお話ししました。これでお話を終わります。

10月3日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。今日は久しぶりに校庭に全校の皆さんが集まって朝会ができましたね。今日も、キーワードを考えながら聞いてください。
みなさんはあと1か月と少し先の音楽学習発表会に向けて歌の練習をしていますね。ところで、世界中で一番歌われている歌は何でしょう?職員室にいる先生方に聞いてみると・・・
先生方に聞いてみたところ、「小さな世界」「クリスマスソング」「世界中の子どもたちが」と答えてくれました。みなさんは何の歌だと思いますか?
答えは「ハッピーバースディの歌」だそうです。世界には70億人以上の人がいて、1分間に約127人が世界のどこかで生まれ、毎日が70億の命が生まれた誰かの誕生日になります。
これは納得ですね。今日、お誕生日という人、いますか?
こうして毎日、どこかで、「ハッピー・バースデー」が歌われているのですね。
ところで、この「ハッピー・バースデー」という曲は、今から120年前にアメリカでつくられた曲です。
でももとの曲は「Good morning to all」という曲だそうです。

Good morning to you.   Good morning to you.
Good morning dear children.  Good morning to all.
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「全ての子供たちにすてきな朝を」 そんな当たり前の幸せを歌った曲です。
私は、本当に、素敵な詩だと思います。
もし、この歌がこの歌詞のままで、毎朝、世界中で歌われたら、もっと「世界で一番歌われる歌」になりますね。
今日もみなさんと「おはようございます」が言えました。
素敵な朝のあいさつが、今日もできること、明日もできること。
そんな当たり前の幸せを大切に、これからもあいさつをかわしていこうと思っています。
お話を終わります。

9月26日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。今日も、キーワードを考えながら聞いてください。
先週から急に涼しくなり、秋の気配を感じられるようになりましたね。
ところで「〇〇の秋」・・・みなさんはどんな言葉を入れますか?
スポーツの秋・・・こんな言葉を入れた子もいますね。これから体を動かすにはちょうどいい気温になります。休み時間、外で元気に体を動かせるといいですね。
食欲の秋・・・こんな言葉を考え付いた人もいますね。収穫するものの多い秋。野菜も果物もお魚もお肉もみんなおいしくいただけそうですね。
勉強の秋・・・この言葉を入れた子もいますか?・・・今年度もちょうど半分が過ぎ、習ってきたこと学んできたことも多くあります。自分の得意なことや頑張りたいことを決めて、勉強していくのにとてもいい時期ですね。
最後に
芸術の秋・・・芸術って難しい言葉ですが、絵や工作、演奏など広い言葉ですね。11月の音楽学習発表会に向けて歌や合奏の取り組みも「芸術の秋」の取り組みと言えますね。
ちょうど先日、「はたらく消防の写生会」で選ばれた作品が学校に返却されたので、紹介します。
2年生の 〇〇さん 〇〇さん   〇〇さんのさくひんです。消防車がとても大きく描いてあって迫力がありますね。 こちらは優秀賞をいただいた 〇〇さん  〇〇さんの作品です。消防車以外にも消防士さんや周りの人も丁寧に描いてありますね。来週、表彰したいと思っています。
さあ、みなさんは何の秋にしていきますか?素敵な秋になっていくといいですね。
これでお話を終わります。

9月20日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。今日も、キーワードを考えながら聞いてください。
先週で今年度の水泳指導が終わりました。
ところでみなさんはどうして小学校で水泳指導をするの???と思いませんか?世界のいろいろな国々では水泳指導をしている国は珍しく、日本のように小学校にほぼ必ずプールがあって水泳指導が行われる国はほとんどないようです。そこで、どうして日本では水泳指導があるのか調べてみました。
1 いざという時(とき)に泳(およ)げる力(ちから)をつけるため→もしものときに、ういていられる力
2 泳ぎ続ける練習を続けることで忍(にん)耐力(たいりょく)をつけるため→つらいことがあってもがんばる力
3 心肺(しんぱい)機能(きのう)を高(たか)めるため→「しんぞう」や「はい」をきたえて、けんこうになる
このような力をつけるために、水泳指導をしてきました。小学校では、水の中を移動する(浮いていられる)もぐる、クロール、平泳ぎ、安全確保につながる運動、をすることが決められています。みなさんはいくつできましたか?
いろいろな自然災害で被害が大きく出ている日本にとって、泳げることは自分の命や家族の命を救うことにもつながるものですね。今日は「水泳指導でついた力」についてお話ししました。さあ、これから6年生の代表の子が6年間の小学校での水泳を振り返ってのお話をします。しっかりと聞きましょう。これでお話を終わります。

9月12日 全校朝会の話

おはようございます。きょうもキーワードは何かな・・・と考えながら聞いてください。
先日、門のところで挨拶をしたときのことです。「あれっ」と思うことがありました。私たちは、毎日マスクをした生活をしています。なので、こちらが、「おはよう」と声掛けをしても、皆さんからの挨拶の声が聞こえなかったり、顔の様子が全く分からなかったりして、何だか無視されたような気になる時があるのです。
でも、皆さんは、本当はマスクの中で「おはようございます」と言っているのだと思います。きっと、皆さんの声と表情が相手に届いていないのですね。
マスクをつけると口元だけにっこりしていても、無表情に見えますね。
では、目も笑顔にしてみましょう。笑顔が伝わりますね。
みなさんでちょっとやってみましょう。今、マスクをしていますね。マスクの中ですが、目も口もにっこりとしてみましょう。ちょっとお隣の席の人がにっこりとしているか確かめてみてください。どうですか?声は出してなくても笑顔は伝わりますね。では前を向きましょう。
どうすれば、マスクをしながらでも笑顔で気持ちがよい挨拶が相手の人に届くのかな・・・と考えてみましたが、どうだったでしょう。大きな声でなくてもいいけどできるだけはっきりと言う。ちょっと立ち止まってみる。一瞬、顔や体を向けてみる。ちょっとお辞儀もしてみる。こんな全身で伝える工夫もできるかもしれませんね。
そろそろ音楽会に向けての歌の練習が始まってきています。マスクをはずして歌うことはまだできませんが、その中でも、精一杯、伸び伸びと、いい表情をして歌を歌っている子がいます。マスクをしていてもきちんと伝わってきます。
マスクをしての挨拶や歌はちょっと残念なことですが、それでも相手に伝えることができたらすごいことだと思います。挨拶も歌も伝える工夫をしてみてください。ほかにも伝える工夫、ありそうですか?もし、考えついたら「こんな工夫もありました」と教えてください。
これでお話を終わります。

9月5日 全校朝会の話

9月5日 全校朝会の話「得意をもっと得意に」
おはようございます。お話をします。今日もキーワードは何か考えながら聞いてください 2学期が始まって12日が経ちました。先週は夏休みの作品展が行われましたね。校長先生もみなさんが夏休み中にどんな思いや考えで自由研究に取り組んできたかとても楽しみに見させてもらいました。みなさんの一生懸命さやよく考えたなあという発想のおもしろさ、作品をこつこつと丁寧によく作ったなあという粘り強さには、本当に感心しました。みなさんの作品をすべて紹介したいところですが、とてもそれは無理なので、2人分紹介します。
 まずは4年生の子の作品を紹介します。この子はこの研究を選んだ理由として「安全な飲み水を手に入れるのは大変なので、ろ過の実験をしてみよう」と考えたそうです。これは、SDGsの目標の6つめ「安全な水とトイレを世界中に」と関連しています。おそらくこの子はテレビや学校に貼ってあるポスターなどでこのSDGsのことを知っていて、関連させてこの研究をしてみることにしたのだと思います。そして身の回りの物「ペットボトル」を使ってろ過装置を作りました。この研究は1日ではできません。3日間も使ってろ過をしてきれいな水にしてきました。「最初は早く水が流れてきたけど回数を重ねていくうちにポタポタと落ちてきました」とよく観察してろ過の様子、水がきれいになる様子をまとめました。「身近にあるもので」「SDGsという知識を使って」「継続して」という点ですごいなあと思いました。
また、これは3年生のせみの羽化の観察という作品です。分単位で変化するセミのさなぎから成虫になる様子を写真で記録しているだけでなく、変化の様子をよく観察して言葉でも書いています。上から見てみるだけでなく「下から見たり横から見たり」しながら夜の 9:58〜11:10という長い時間、目を離すことなく観察しています。この子は観察した理由として「お父さんが仕事の帰りに見つけてきたセミの幼虫をおうちで羽化させたのを観察しました」と書いています。お父さんが「セミの幼虫を見つけたよ」と言っても「ふ〜ん」で興味を示さず終わってしまうのではなく「写真を撮って記録しよう」とか「様子をくわしく観察してみよう」と思ってチャンスを生かしています。「身近なところで」「チャンスを生かす」「様々な角度でよく見て記録する」こんな点ですごいと思いました。
2人の作品を紹介してきましたが、ほかの作品にも同じように「う〜ん、なるほどなあ」「すごいなあ」と思わず声が出てしまうほどの作品がたくさんありました。きっとこの作品を作った子は、自分に身についている力を振り絞って、こんなものを作ってみたいとかこんなことを調べてみたいとか考えて作った作品だと思います。その人が得意とすることに最大限の力を発揮して作ったり調べたりしたので、見た人の心を揺さぶります。さて、この2学期は学習や音楽会などの行事や色々な場面で、自分が得意とするところをもっと得意にできるチャンスがたくさんあります。自分が「得意なことをもっと得意になるように」チャンスを逃さず自分の力を発揮してください。
お話を終わります。

8月29日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。今日もキーワードは何か考えながら聞いてください。
突然ですがこの人を知っていますか?
夏休み中にも話題になりましたね。アメリカの大リーグで活躍している大谷翔平選手です。
ピッチャーとしてもバッターとしても活躍しているので二刀流なんて言われていますね
この大谷選手が高校1年生の時に目標達成シートをつくったものです。みなさんも2がっきのめあてを考えますよね。そのようなものです。大きくすると・・・
真ん中に「ドラフト1位で8球団から指名される」とあってその大きな目標の周りにはそのために何をすればいいか、小さなめあてが書かれています。
「体づくり」「コントロール」「キレ」「スピード160km」「変化球」「メンタル」ここまでは野球の選手ならではのめあてなのですが・・・「人間性」「運」と大谷選手は書きました。
そして、「人間性」のまた外側にその人間性を高めるために「仲間への思いやり」「礼儀」「感謝」「計画性」そして「運」の外側には「ゴミ拾い」「あいさつ」などを書いています。実際にメジャーで活躍している今でもごみが目立てば平気で拾うそうです。大谷選手は「ごみを拾っているのではなく運を拾っている」と言っています。
さて、2学期はどんな目標をもちますか?ぜひ、自分を鍛えながら、今の自分より少しでも上の自分をめざして、まずは小さな目標から積み重ねていってください。
これでお話を終わります。

2学期 始業式の話

8月25日(木)
 お話をします。
さあ、いよいよ2学期が始まりました。みなさん元気に登校できましたか?夏休みの前の1学期の終業式の日に3つのCのお話をしたのを覚えてますか?チェンジ チャレンジ チャンスのCです。夏休み前と少しでも変わろうとしたことはありますか?チャレンジしたことはありますか?そしていろいろなチャンスを逃さず取り組みましたか? 校長先生は夏休み中にこんな話を見つけました。厚さが薄い(0.1mmしかない紙を1回折ってみるとこの厚さは0.2mm、またこの0.2mmの紙を折ると厚さは0.4mmとどんどん折ってみます。そして何回折ったら富士山の高さ(3776m)を超えることができるでしょうか? では、予想です。
?25回ぐらい
?50回ぐらい
?100回ぐらい
?1000回ぐらい
?10000回ぐらい
さて、どう予想しましたか?
正解は26回です。?の25回ぐらいですね。意外と少ないと思いませんでしたか?それを調べてみるとこんな表になります。またグラフにするとこうなります。途中から急に上がって増えてきますね。このグラフを見ていたらこんなことを考えました。
校長先生は夏休み中、ある楽器が上手になりたくて、毎日30分基礎的な練習をしようと取り組みました。2学期は音楽会がありますね。校長先生も音楽で1つ頑張ってみたいと思って取り組んでみました。うまくなったかどうかは分かりませんが、今まで出なかった音が出るようになってきたことは確かです。毎日やってもなかなかうまくいかなかった時、このグラフを思い出しました。初めのうちはなかなかうまくいかなくて、本当にうまくなっているのかな?という状態が続くのですが、急にうまくなる時がきてそこから一気に上達していく・・・こんなふうに楽器の演奏は上達していくと思いました。楽器の演奏に限らず、きっと、サッカーとか野球とかのスポーツも勉強もそうかもしれませんね。なかなか上達が見えてこないとつらいこともあります。でも、そこを乗り越えていくときっとうまくなったりできるようになったりしてきます。
さあ、2学期の120日間(学校に来る日は84日)そして音楽会までは53日です。音楽会での自分の姿や2学期が終わった時の自分の姿を思い描いながら、充実した学校生活を送りましょう。 お話終わります

1学期 終業式の話

はじめにうれしいお知らせをします。昨日、地域の方からこんなメールをいただきました。「昨日の2:30ごろ、下校途中の女の子5人が道端で倒れていたおじいさんに声をかけ、消防署の人を呼んでくれた。」そうです。みんな優しい気持ちはもっていると思いますが、それを行動に移すことができるなんて素敵ですね。とても優しくて行動力のある子がいるなあと思いました。
それでは終業式のお話をします。
いよいよ今日は、1学期最後の日となりました。
この1学期の頑張ってきたことの記録として「通知表 あゆみ」を今日お渡しします。担任の先生方が一生懸命に作ったみなさんの「あゆみ」を読ませていただきました。「入学したときは緊張した様子でしたが、次第に学校生活に慣れ、友達と仲良く過ごす様子が多く見られるようになってきました。また、授業中も落ち着いて学習に取り組んでいて、やるべき課題をきちんと終わらせようとする姿が見られます。」ある、1年生の子のあゆみの所見の一部分です。たった72日でしたが、この子は学校生活に慣れ、新しい友達を作り、授業中の学習に集中し、やるべきことを避けずに粘り強く終わらせるという4つのことをクリアしました。すごいですね。みなさんも1学期の初めに立てためあてに向かって頑張ってきたことと思います。ぜひ、その頑張りに自信をもってください。
さて、明日から、夏休みが始まります。夏休みは3つのCをしてください。3つのC・・・なんだと思いますか?
まず1つめ。せっかくの夏休みです。普段できないようなことを1つでもいいのでチャレンジしてみてください。チャレンジのCです。校長先生が小学生の時の夏休みを思い出してみるとチャレンジしたことは今でもはっきりと思い出されます。例えば、なわとびの二重跳びやはやぶさ、身近な植物図鑑づくり、自転車に乗ること、川の上流や下流調べ、1日1冊本を読むこと、お話づくり・・・チャレンジしてきたことは大人になっても思い出されます。もちろん子供一人ではできないこともあります。
でも、いろいろチャレンジをしたいと思う時。そのチャンスをのがさないでいることが大切です。2つめのC・・・分かりますね。チャンスを逃さないということです。せみについて調べている子が、出かけて家に帰ってきたとき、「あっ!あそこでせみが鳴いていた!どの木にとまっていたのか調べておけばよかった・・・」また、見に行ってももうそこにはせみはいません。農業のことを調べようと思っていた子が、旅行に行って帰ってきてから、「ああ。あの時写真に撮っておけばよかった・・・」こんな後悔を残さないためにも、様々なチャンスを逃さずに見つけていくことが大切です。
そして、夏休みが終わった時、少しでもいいのでチェンジしたな、変わったな、成長したな、できるようになったなと思うことがあるといいですね。3つめのCはチェンジのCです。チャレンジ・チャンス・そしてチェンジの夏休みにしましょう。
お話終わります。

7月19日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
今日もキーワードは何かなと考えながら聞いてください。
今日はみなさんの体と心を守るというお話をします。みなさんの体や心は、世の中で一番大切なものです。 皆さんはプールに入るときに水着を着ますね。これは、水着で隠れている部分は自分だけのとっても大切なところなので、ほかのお友達や大人の人にも見せたり触らせたりしないために水着を着ます。もちろん、お医者様やおうちの人には、必要があってみてもらう時もあります。でもけがをしたとか病気だとか必要がないのに、自分の体で特に大切な水着で隠れているところを、やたらにじろじろ見られたり触られたりしたら、誰でも嫌ですよね。ですからお友達にもそんなことはしません。もちろん、身近な大人の人、学校の先生たちも塾や習い事の先生も野球などのコーチもしません。
もしも、悪い大人の人がみんなの体の特に大切な部分を触ろうとしたり服をのぞこうとしたり、メールなどでそういうところの写真を撮って送ってほしいとか見たいなとか言われたりしたら、すぐにおうちの人や先生など、みなさんが信用できる人にお話ししてください。でも、ちょっと恥ずかしくて言えないなという人のために、お手紙を配ります。おうちの人にも見せて、みんなで自分のことを大切にしていきましょう。
これで校長先生からのお話は終わります。
続いて、先週校門のところで頑張って挨拶運動をしてくれていた「代表委員会」の人たちにインタビューします。
?校門のところで毎朝、立って挨拶しようとどうして思ったのですか?
?あいさつしてみてどうでしたか?
?全校のみなさんに呼びかけたいことはありますか?

7月11日 全校朝会での話

7月11日 全校朝会の話
おはようございます。お話をします。
今日もキーワードは何かなと考えながら聞いてください。
 7月に入り瑞江小学校の花壇や植木鉢の花がたくさん咲き始めました。中でもひまわりの花は大きく、またたくさん咲いているので目立ちますね。
 ところでこの「ひまわり」って不思議だなあと思いませんか?「ひまわり」は太陽の方を向いて花が咲くので、ひまわりと言われているようです。でも瑞江小学校で咲いているひまわりをよく見ると、お日様の方、太陽の方を向いていないものもあります。どうしてだろうと思いました。また、ひまわりの花はいつからお日様の方を向き始めるのかなあと思いました。芽が出てすぐにお日様の方を向くのかなあとも思いましたが。葉が出てくるときには葉はまんべんなくいろいろな方に付いているのでお日様の方を向くといった感じではありません。ではどのくらいまで育ってなのかなと思って調べてみました。
 そうしたら、つぼみのころだということが分かりました。ひまわりが太陽の方を向くのはつぼみをつけるころだそうです。このころに茎が育っていくときに、太陽の光が当たらない方にオーキシンという茎をのばすことのできるホルモンが集まるそうです。なので光が当たらない方が茎が伸びるので、結果的にお日様の方を向くことになるようです。花がお日様の方を向くと思っていたのですが、つぼみのころにはもう向いていて、そのころに花が咲く向きが決まっているようです。なので、つぼみができるころに当たったお日様の光が花が咲くころとは違う時には、お日様の方を向いて花が咲かないこともあるそうです。このように調べてみるといろいろ不思議なことが分かってきて、校長先生はもっともっと調べてみたいなと思いました。みなさんも夏休みの自由研究でこんなふうに、身近なことで観察したり調べてみたりできるといいですね。
 今日は「ひまわりの花の秘密」についてお話ししました。今年はひまわり迷路に環境委員会の子たちが素敵な名前と看板を作ってくれました。また花ボランティアの方々が毎日水やりなどのお世話もしてくれました。みんなの力でできたひまわり迷路です。ぜひ、大切にしながら楽しんでほしいと思います。

7月4日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
7月2日(土)・・・何の日だったでしょう。金曜日の給食の献立の説明にもありました・・・ 
正解は・・・開校記念日でした。今日は開校記念日のクイズをしながら瑞江小学校を支えてくださったたくさんの人たちにありがとうの気持ちをもちたいと思います。
では、第1問 瑞江小学校は今年何歳になったでしょう
?100歳  ?200歳  ?102歳
指で出してみてください。せーの!
正解は?の102歳です。瑞江小学校は実は今から108年前、1913年、大正2年に瑞江尋常小学校という学校ができました。
このころ、このあたりには瑞穂村と一之江村のという2つの村がありました。その2つの村を合わせて「瑞江村」にしたことで瑞江尋常小学校ができました。
その後、1920年、大正12年に新しい場所に瑞江小学校を建てることにしたのでこの日を学校のお誕生日、開校記念日にしました。
では、第2問
102年前に新しく建てられた瑞江小学校の場所は今では新中川の下になっている。〇か×か。手で出してください。
せーの!
正解は〇です。今みなさんがいる場所ではなく、新中川の下に建てられました。
次に第3問
瑞江小学校ができたころ周りに4つもあったものがあります。それは何でしょう。
?遊園地  ?牧場  ?駅
正解は?の牧場です。明和橋に行くバス通りにそって、〇×公園のそばに4つもあったそうで、牛がいっぱいいました。
では最後の第4問
1923年8月28日校舎が出来上がり、新しい校舎での生活が始まりました。ところがその4日後、大事件が起こります。それは何でしょう。
?大火事 ?大地震 ?大きな台風
指で出してください。せーの!
正解は?の大地震でした。9月1日関東大震災です。ちょうどそのころ、先生たちは学校で職員会議をしていたそうです。
瑞江小学校は、この後、戦争や学校の場所の引っ越し等たいへんなこともたくさんあった時代を乗り越えてきました。102年間瑞江小学校のことを大切にして、支えてくださった方々にありがとうという気持ちをもって、元気に学校に通いましょう。これでお話を終わります。

6月27日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
 6月はふれあい月間ということで、1週目は「ちくちく言葉とふわふわ言葉」2週目は「かさかしげのような相手への気遣い」3週目は「おはようで地域の人へも元気をあげる」というお話をしてきました。今日もキーワードは何かなと考えながら聞いてください。
 ところであいさつは「おはようございます」のほかにもありますよね。「こんにちは」「こんばんは」「さようなら」・・・いろいろありますが、「おはようございます」にだけついているものがありますね。「ございます」です。なんで「こんにちは」や「こんばんは」は「ございます」が付かないのに「おはよう」だけどうして「ございます」が付くのか不思議ではありませんか???そこで調べてみました。
 みなさんは歌舞伎って知っていますか?4年生以上の子は歌舞伎体験をさせてもらって知っていますね。「おはようございます」は「歌舞伎(かぶき)」から来ていると言われています。歌舞伎は今から400年位前から始まった日本の伝統的なお芝居です。派手なお着物とお化粧が特徴です。テレビや本で見たことがある人もいるかもしれません。さて、歌舞伎の役者さんは、派手なお化粧とか衣装の準備に時間がかかるので、かなり早めに劇場に入っていたそうです。その際、劇場の「楽屋番(がくやばん)」と呼ばれる裏方さんが、この役者さんたちに対して、いつも「お早ようございますね。」と声を掛けていました。これは『出番までまだ時間があるのに、お早いお着きでございますね。ご苦労様でございます。』という意味です。元々この言葉には「あいさつ」というよりも、むしろ「気遣い」の気持ちが含まれていたのです。そして、この「お早ようございますね。」がいつしか「おはようございます」に変化していったたとも言われているそうです。
 みなさんも「おはようございます」にもともとこめられた「相手を気遣って大切に思うこと」こんな意味も考えながら、お互いが気持ちよくなる挨拶を身に付けて校長先生よりもたくさんの人に挨拶を言ってほしいと思います。
 今日のキーワードは分かりましたか?今日は「おはようございますにこめられた意味」についてお話ししました。これでお話を終わります。

6月20日 全校朝会の話

おはようございます。お話をします。
 6月はふれあい月間ということで、1週目は「ちくちく言葉とふわふわ言葉」2週目は「かさかしげのような相手への気遣い」というお話をしてきました。今日もキーワードは何かなと考えながら聞いてください。
 ところで、みなさんは朝のあいさつ「おはようございます」とか「おはよう」を何回ぐらい言っていますか?朝起きておうちの人に言って・・・それから校門の所でも言うし・・・って数えてみてください。
 校長先生はたぶん100回は言っている思います。校長先生よりもいっぱい言っている人いますか?
 先週、警察の方がみなさんの登校の様子を見守りに校門のところで立ってくださいました。この時に「瑞江小学校の子はとてもあいさつが上手ですね」とほめられました。みなさんは校舎中でも「おはようございます」を言ってくれるので、校長先生はみなさんから毎日元気をいっぱいもらっています。
一方で地域の方に「いつも交差点で立っているんだけど、残念ながらあいさつしてくれないんだよ。小学生の子たちが元気にあいさつをしてくれると元気をもらえるんだけど」というお話も聞きました。みなさんは、交差点とかで見守ってくださっている地域の方たちやPTAの方たちにあいさつしていますか?
 校長先生のお友達に病院で看護師さんをしている人がいます。病院で入院している方々のお世話をしている中で気が付いたことがあるそうです。看護師さんたちは患者さんが聞いていても聞いてなくても必ず「おはようございます」といって病室に入っていきます。その中で「おはよう」を返してくれる方と返してくれない方がいるそうです。そして返してくれる方の病気の回復ぶりは、返してくれない方よりもずっとよいそうです。また、患者さんから「いつも元気なおはようございますで、自分も元気になったような気がしました。おはようで元気になる力をもらいました。」と言われたことがあるそうです。
 今日は「おはようで元気をあげたりもらったり」ということについてお話ししました。みなさんもぜひたくさんの人たちに元気をあげたりもらったりできる「おはようございます」を言ってみてください。そして校長先生よりもたくさんの人に「おはようございます」を言えるかチャレンジしてみてください。
 これでお話を終わります。

6月13日 全校朝会での話

おはようございます。お話をします。
梅雨に入りました。雨の日が多いですね。先週、校門でみなさんの登校の様子を見ているととてもすてきな「かさのさし方」をしている人がいました。人がいっぱいいる時や人と人がすれ違う時に自分のかさと周りの人のかさがぶつかりそうになることがありますね。「あっぶつかりそうだな〜」と思った時、すれ違う時にかさを少し斜めにして、相手を気遣う子がいました。相手の人にかさの先が当たらないように、またかさについた水が相手にかからないようにという気持ちで斜めにしたと思います。素敵だなと思いました。
日本には昔からかさとかさがぶつからないように、かさのとがったところが相手に当たらないようにする動作を「かさかしげ」といって大切にしてきました。このように、言葉でだけでなく、相手のことを気遣ったり相手が嫌な思いにならないようにしたりすることは私たちの生活の中にたくさんあります。そして誰でもできることです。
先週もお話ししましたが、今月はふれあい月間です。いじめたりいじめられたり、嫌な思いをしたりする子が0人になるように、また「かさかしげ」のようなちょっとした相手への気遣いをできる瑞江小学校の子になってほしいと思います。
お話を終わります。

6月6日 全校朝会での話

おはようございます。きょうも、キーワードは何かな・・・と考えながら聞いてください。
 6月に入りました。東京都では6月は「ふれあい月間」としていじめられたり学校で困ったりしている人たちのことをみんなで考えていきましょうという月にしています。先週の金曜日には「わたしのいじめゼロ宣言」を書いてみなさん、絶対にいじめをしない!と決めましたね。ぜひ自分で決めたことをしっかりと守ってください。
 みなさんはどうしていじめが起こってしまうと思いますか?校長先生はいじめが起こるのは「ちくちく言葉」がまず最初のきっかけになっていると思います。「ちくちく言葉」ってどういう言葉か分かりますか?ちくちく言葉は聞いた人の心がちくちくと痛くなる言葉です。校長先生は今ここでは教えません。なぜならば聞いたみなさんの心がちくちくしてしまっては大変だからです。
 では、ちくちく言葉の反対は何言葉でしょう?「ふわふわ言葉」です。「ふわふわ言葉」聞いた人の心が「ふわっ」となる言葉です。例えば、「ありがとう」「それいいね」「すごいね」「大丈夫?」こんな言葉です。校長先生はけさ雨の中でも元気に「おはようございます」を言ってくれた子がいて、心がふわっとしたのでこれも「ふわふわ言葉」だと思いました。
 いつもふわふわ言葉でお話しできるといいのですが、残念なことに友達にちくちく言葉を言いたくなってしまう時もあるかもしれません。そんな時どうすればいいでしょう・・・
 実は「ちくちく言葉」を「普通の言葉」や「ふわふわ言葉」に変えることができるのです。1つは自分が怒っているときには一息ついて深呼吸してみることです。2つめに、相手が傷つかない言葉に変えてみましょう。「〇〇しちゃだめだよ」ではなく「こうしたらいいよ。」「わたしはこう考えるけど・・・」こんな風に言い方を変えてみてください。きっとふわふわ言葉に変わっていきます。
 今日は「ちくちく言葉とふわふわ言葉」のお話をしました。みなさんも「ふわふわ言葉」こんな風なのもありますよと見つかったら教えてください。また、キーワードも分かったら知らせてくださいね。
お話を終わります。

5月30日  全校朝会での話

おはようございます。運動会、とても頑張りましたね。今日のお話も、キーワードは何かなと考えながら、聞いてください。
 ここのところ、1年生がとっても元気な声であいさつをしています。門のところに立っていると、校長先生にだけでなく地域の方にもきちんとあいさつしています。みなさんは、地域の方々にもあいさつをしていますか。
 みなさんは学校と家だけで生活しているわけではありません。学校の行き帰りや放課後遊ぶときには地域を通ったり遊んだりします。みなさんは地域で生きているのです。地域の方からも「あいさつをとても元気にしてくれて気持ちがいいです」という声を聞くこともあります。「運動会の表現がとっても素晴らしかったです」と伝えてくれた方もいます。地域の方とも関係しながら生活しています。
 でも、残念なことを教えてくださる地域の方もいます。「うちのところの石やじゃりを取って道路に投げている子がいます」「私道を通って帰っている子がいます。うちの道なのに・・・」「家で具合が悪くて寝ていたら、大きな声を出して道を通っている子がいて、びっくりしてもっと具合が悪くなりました」こんなことをお知らせしてくれる地域の方がいました。
 みなさんは地域で生きています。地域にはいろいろな方々がいます。少し難しいかもしれませんが、「地域で生きる」ってどういうことか。迷惑をかけないことはもちろんですが、それ以外にも考えてみてください。

5月23日 全校朝会での話

おはようございます。先週は運動会の練習で疲れたと言っている子も見られました。週末にしっかりと休んで、今朝は元気に起きることができましたか?
いよいよ今週の土曜日は運動会です。今週は運動会に向けての最後の練習の話をします。また「キーワード」を考えながらお話を聞いてください。
運動会の練習が終わりに近づき、完成度が高まってきました。さてこの運動会前最後の1週間の練習は「本番の気持ちで」やることが大切です。「本番さえ頑張ればいい」「もう疲れちゃったから、本番はちゃんとするから」こんなことを言っている人はいませんか?
練習のときは,本番じゃないからこのくらいでいいやとついつい力を抜きがちです。でも,「練習の時も本番だ」と思って頑張ると力がどんどん力が伸びていくものです。
また,本番のときは,たくさんの人たちに囲まれたりいつもと雰囲気が違ったりします。いいところを見せようと張り切りすぎて無駄な力が入ってしまったり,緊張して本当の力を発揮できなかったりしがちです。でも,「本番のときは練習だ」と思ってやれば,いつものように落ち着いてがんばれるというわけです。
「練習は本番のように,本番は練習のように」です。これは運動会に限らず、音楽会や発表会に出る時でも野球やサッカーの試合に出る時でも、書写でも漢字のテストでも同じです。いつもの練習は、本番のつもりで緊張感をもって、見ている人がいるつもりで取り組むこと、そして、本番では練習のことを思い出してやってみると良い結果が生まれます。
さあ、今週も姿勢をよくして元気に、本番のつもりで頑張りましょう。「練習は本番のように、本番は練習のように」です。

5月16日 全校朝会での話

先週、全校朝会の時に「キーワード」を考えながら聞いて分かったら教えてくださいと呼びかけたところ、10人の子たちが「分かった」と言って知らせてくれました。先週のキーワード覚えている人いますか?覚えている人一緒に言ってみましょう。「一」が付きましたね。「せーの」「一致団結」でした。「同じ目標・めあてに向かってみんなの心を一つにして頑張る」ことでしたね。先週の運動会の表現の練習を見てみるとみなさん「一生懸命に動きを覚えること」や「さあ、今からするお話のキーワードは何でしょうか?考えながら聞いてください。
 今日を入れて運動会まで13日となりました。学校で練習する日で考えると10日しかありません。そこで、校長先生が考える「運動会に向けてこうなったらいいな」ということをお話しします。「めあてに向かって1歩ずつ頑張ること」これをちょっと難しい言葉で「継続は力なり」といいます。
 先週のみなさんの表現の練習を見ていると、みんな一生懸命に先生の動きや動画のお手本の動き、友達の動きをよく見て、「まねして動く」ことができていました。「まねる」というのはとても大切な第1歩です。どんな学習も「まねる」ことから始まります。学習することを「学ぶ」という言い方をすることがありますがこの「学ぶ」という言葉は「まねる」からきているとも言われています。
 さて、今週はそのまねしてできるようになった動きを今度は自分のものにしてほしいと思います。自分で自信をもって動けるようになると、これは本物です。ここまで上手になるには毎日の練習を「続けて頑張る」しかありません。これが「継続は力なり」ということです。
 野球選手のイチローは「自分の思ったことをやり続けることに後悔はありません。それでもし失敗しても後悔は絶対にないはずです」と言っています。やり続けることが大切です。 今週は高学年の子どもたちは運動会の係活動も決まりますね。係活動のことでも表現のことでも、短距離走のことでも、自分が決めた「めあて」に向かってこつこつと一歩ずつ、頑張ってください。「継続は力なり」です。

5月9日 全校朝会での話

4月からの新しい学校生活が始まり1か月がたちました。ゴールデンウィークも終わりましたね。今年度、瑞江小学校では「校内研究」といって先生たちが特に勉強する教科を「国語」にしました。そしてみなさんにぜひ、言葉で読み取ったり聞き取ったり、また自分の考えを表現したりする力を育てていこうと思います。そこで、みなさんに今日からしてほしいことがあります。それは「キーワード」当てです。全校朝会の校長先生のお話のキーワードを考えながら聞いてほしいと思います。そして、分かった人は校長先生に会ったときに伝えてほしいと思います。正解できるかな?では、お話します。
今日から運動会の練習が本格的に始まります。どの学年も28日の運動会に向けて練習を頑張ってほしいと思います。1年生は初めての運動会。そして6年生は最後の運動会。そして2年から5年生の皆さんも、昨年度より学年が1つずつ上がっての運動会です。ぜひ立派に成長した元気な姿をおうちの方々に見せてあげてください。
そこで校長先生から運動会に向けて言葉をプレゼントしたいと思います。「一致団結」という言葉です。みなさんで一緒に言ってみましょう。「せ〜の」「一致団結」一致団結というのは「同じ目標に向かってみんなで何かを一つにして力を合わせる」という意味です。さあ、何を一つにしてでしょう?
そうです。「心」を一つにしてです。瑞江小の子どもたち、先生たち、主事さんたち、おうちの人たち、みんなが一つになる日です。今日から本番までの20日間、「一致団結して精一杯練習に取り組みましょう。

5月2日 全校朝会での話

いよいよ5月になりました。ゴールデンウィークも始まりました。みなさんは、どのようにすごそうかと考えていますか?
4月に入ってからずっと「めあて」の話をしてきました。校長先生のめあては「みんなと仲良くなること」「学校に植えてあるいろいろな植物のことを知ること」でした。3つ目のめあての話をします。
校長先生はコロナがはやる前、いろいろな国に行くのが大好きでした。残念なことに今は行くことができないのですが、またコロナが終わったら行きたいなと思いました。いろいろな国でそこの国の人と話をするのは、とても楽しいことです。でも、いろいろな国でその国の言葉を話すのは無理です。ドイツならドイツ語。フランスならフランス語。中国なら中国語とその国々の言葉を覚えるのは無理なことです。
そこで便利な言葉があります。何語か分かりますか?そうです。英語です。英語が話せればいろいろな国の人たちと話ができます。そこで今すぐには使わないかもしれませんが、「英語の力を磨く」というめあてを3つめのめあてとしました。1日に少しずつ単語を覚えたり英語の新聞を読んだり英語のDVDを見たりして勉強をすることにしました。でも、なかなか時間がありません。そこでです。ゴールデンウィークがやってきました。この期間はいっぱい時間があります。DVDを見たり本を読んだりして楽しく勉強しようと思いました。昨日までの3日間も読みたかった英語の本を読んだりDVDを見たりしていたら、あっという間に過ぎてしまいました。
ゴールデンウィークはまだ続きます。みなさんも何か楽しいことに夢中になってみてはどうでしょうか?野球やサッカーなど運動でもいいですし、読書でもいいし、自分の好きなことをみつけて、ゴールデンウィークがゴロゴロウィークにならないように楽しく過ごしてください。
今日はこの後、全校遠足があります。仲良く楽しくすごしましょう。
これでお話を終わります。

4月18日(月) 全校朝会での話

おはようございます。
今日も元気なあいさつが返ってきました。瑞江小学校の子たちは高学年のお姉さん、お兄さんたちを見て育ちます。門のところで立っていて、高学年の子たちが元気にあいさつをしてくれると、低学年の子たちはまねをして大きな声であいさつをしています。高学年の人たちよろしくお願いします。
今日は1年生が初めて全校朝会に参加しました。「休め」と言ったらどうすればいいのか、となりの2年生や3年生のお兄さんお姉さんのまねをしてくださいね。
先週お話しした「めあて」の続きです。校長先生のめあてはまず、みんなと仲良くなることでした。そのために、いろいろな子に話しかけました。名前も少しずつ覚えてきました。
では、校長先生の2つめの「めあて」です。この学校には自然がたくさんあります。今は八重桜が咲き誇っていますね。ほかにもいろいろある、木や草花を使って、育てたり遊んだりする活動をみんなにしてほしいというめあてをもちました。そのためには、いろいろな木や草花のことを知らないとできません。まずは名前を覚えて、いつごろ咲く花なのかや何か特徴はないかなと思い、調べることにしました。みなさんは「調べる」というとどんな方法を思いつきますか?きっとiPadとか図鑑という子が多いと思います。もちろん、iPadや図鑑で調べることはできますが、この学校のことで一番ここの植物に詳しい人を見つけました。学校応援団の花ボランティアの方々です。こないだも、植木鉢に植えていた球根を全部抜いて、ウサギ小屋の前に植え替えていました。花が咲き終わったのにどうして植え替えるのかな?と思った人もいるでしょう。これは、来年のためだそうです。来年植える球根を育てるのだそうです。こんなことまでは、なかなか図鑑にもかいていないですよね。
校長先生は2つめのめあてを達成するために、この花ボランティアの方々に、これからもいろいろ聞いていこうと思いました。ぜひ、みなさんも自分で決めためあてを自分だけの力で達成しようとするのもいいのですが、周りの人たちにもよい方法を聞いたり友達のやり方をまねたりして、めあてを達成していってください。
お話を終わります。

1学期の保護者会での話

1 校長あいさつ
 はじめまして。このたび「江戸川区立清新第一小学校」よりまいりました校長の「中村敬子」です。江戸川区では清新第一小に1年間、その前に西一之江小に3年間勤務してきました。この自然豊かできれいな花々に囲まれ、元気で優しい子供たちの多い「瑞江小学校」に着任し、また新たな気持ちで頑張っていきたいと思っております。創立102年の歴史と地域の方々、保護者の方々の思いを受け止めながら、子供たちが楽しく学び、かかわり、遊ぶことができる学校をつくってまいります。保護者の方々のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

2 学校経営方針
 それでは、学校経営方針をご覧ください。子どもたちが「学校で先生や友達と学ぶのが楽しい」と実感できる学校を教職員と保護者の皆様、そして地域の皆様と一緒につくっていきます。
 そのために、学校で特に重点的に取り組むこと、保護者の方々にお願いしたいことを、この8日間で子どもたちの様子を見ながら感じたことも含めてお話いたします。
 まず、教育目標として4点ありますがその中で「よく考える瑞江の子」を重点目標とし「学ぶことが楽しいと思える子」を「めざす子ども像」の柱にしました。学校は「学ぶ」ところです。この「学ぶ」は教室で机に向かっていすに座り、じっとして先生のお話を聞いて覚えることが中心ではありません。子どもたち自身が「課題を見つけ」「自分で解決しようという気持ちをもち」「解決方法をさぐり」「試行錯誤し」「解決できたという喜びを感じ」「さらに課題を見つけ」・・・といった学習が中心となります。時には友達とかかわりながら解決していくこともあります。
 この学びを支えるために「各教科」ではここに書かれているような8点を特に取り組んでまいります。「基礎・基本の定着」では、「覚えること」「理解すること」のみでなく「調べる方法」や「考え方」なども、どの教科でも定着させていきます。特に積み重ねが大切な算数については3年生以上で「習熟度別の3コースに分かれた授業」を行い、どの子も「やればできる」という自信をつけ「基礎・基本の力」をしっかりと定着させていきます。
 また、今年度も民間業者の協力も得ながら補習教室を行い、算数の学力を上げていく取り組みを行っていきます。
 先日、1年生の下校指導で子どもと一緒に歩いているときに「今日の勉強で何が楽しかった?」と尋ねると「全部」という答えが返ってきました。「そして学校の中をみんなで歩いて楽しかった」「いろいろな場所があるってわかったよ」と教えてくれました。保護者の方へのお願いですが「ぜひ、お子さんに楽しかったこと」を聞いてください。「学校で嫌なことはなかった?」「授業中ちゃんと座れた?」と聞くことよりも「楽しかった勉強の内容」や「分かったこと」を聞いてほしいと思います。そしてお子さんが、明日も学校で学ぶことが楽しみと思えるように支えていっていただきたいと思います。
 今年度、私たち教職員の学びとして「国語の研究」に取り組みます。昨年度まで行われてきた「算数の研究」や「仲よし学級と通常学級との交流・および共同学習」も継続しながら行います。この国語の研究を通して「子どもたちの読解力」を高めていくことにより、国語以外の教科にも影響していくと考えています。音読練習など家庭でもご協力いただくことも多くあると思いますが、毎日の積み重ねが必ず実を結ぶと考えています。ご協力の程、よろしくお願いいたします。
 毎朝、子どもたちの登校の様子を見ていると「おはようございます」と元気な声であいさつができる子がとても多いことをうれしく思います。特に高学年の子たちが低学年の子たちの見本となる見事なあいさつをしてくれています。「特別活動」にあります「かかわり」ですが、この人と人とのかかわりはまず「あいさつ」だと思います。先日は、1年生の保護者の方が「ほら、校長先生やおじさんたちにおはようございますを言うんだよ」と教えている姿を拝見し、本当にありがたいことだと思いました。これからも、ご家庭と学校で同じスタンスで子どもたちへ教えていきたいと思います。よろしくお願いします。
 最後になりますが、学校での様々な取り組みについてHPでUPしております。いろいろな教室で、授業での子どもたちの様子を見ながら写真を撮っておりますが、どの学級も先生や友達の話に集中して聞き、2年生以上ではiPadも利用しながら自分ですすんで調べ、意欲的に学習している姿が見られます。学校日記では毎日の子どもたちの様子を、お子さんの顔を映らないようにしながら、できるだけ多くUPするようにいたしますのでどうぞご覧ください。
 瑞江小学校では、学校と保護者の方々と地域の方々が1つのチームになって、学校や地域を愛し、誇りをもつ子を育てていきます。お子さまのことで気になること、学校のことで何かありましたら、どうぞ早めに教職員にお知らせください。よろしくお願いいたします。

4月11日(月) 全校朝会での話

おはようございます。元気な挨拶が返ってきましたね。
先週の水曜日、始業式の日に校長先生がお話しした2つのこと、覚えていますか?
1つめは、元気に気持ちの良い挨拶をしっかりとしよう でした。これは、今日、ほとんどの子たちがクリアしたかな。もう一つはめあてを立てましょうでした。
各教室に貼ってある「めあて」を見てみますと・・・
2年生 早起きを頑張る   集中して学習する  1年生のお手本になる  先生の話を丁寧に聞く 6時半までに起きる  漢字をすべて覚えたい
4年生 新しい先生の名前をおぼえて仲良くなりたい ぼくの苦手な教科が国語なので国語を頑張ろうと思います
4月は道徳 5月は外国語 6月は図工 7月は理科を頑張ります
おにごっこで最後まで生き残りたい
こんなめあてがありました。
校長先生もめあてを3つ、つくりました。一つは「みんなと仲良くなろう」というめあてです。ここにいる先生方、子どもたちは瑞江小学校の一つのチームです。なので仲良くならないとチームにはなれません。そこで校長先生はみなさんの名前を覚えて、今学期中に一回は声をかけようということを決めました。校長先生に急に声をかけられてびっくりしてしまうかもしれませんが、こういうことなのだと思ってください。
さあ、みなさんも「めあて」を決めたら、そのめあてをできるようになるためには、いつまでにどうしたらいいかなと考えてみてください。きっとそのめあてに近づくことができます。
実は、3年生がもうすでに、こんなめあてを立てていました。
3年生 漢字をすべて覚えたい←そのためには漢字をいっぱい練習する
    いわれなくても自分から動きたい←そのためには自分でやることを先にやる
    毎日休まずに学校に来る←そのためにはかぜをひかないように頑張る。
きょうは、校長先生のめあてを1つだけお話ししました。あと2つは・・・また今度お知らせします。
これでお話を終わります。

令和4年度 1学期 始業式での話

2年生から5年生のみなさん。はじめまして。望月校長先生にかわって、この4月から瑞江小学校の校長になりました中村敬子です。どうぞよろしくお願いします。
今日から新しい年度が始まり、みなさんも1学年ずつ進級しました。おめでとうございます。どの学年も一つお兄さんお姉さんになりました。体も心も去年より一つ成長できるように頑張ってください。
さてみなさん、1学年ずつ進級しました。進級しての気持ちはどうですか?これから始まる新年度をドキドキしながらまた、とってもワクワクしながら迎えた子もいることでしょう。この、ドキドキやワクワクした気持ち。とっても大切です。新しい勉強。新しい友達。新しい先生。新しい教室。ドキドキ・ワクワクをできるかぎり長く続けていきましょう。これが、学校生活を楽しくする秘訣です。 これから2つの話をします。大切なことですのでしっかり聞いてください。
  1つ目は,あいさつをしっかりして,さわやかな気持ち・元気な気持ちになろう、ということです。時には、ちょっと今日はだるいなあとか天気が悪くて登校する気がすすまないなあという日もあることでしょう。実はこれはみんな同じです。こういう日は誰にでもあります。こんな時、今まで以上に「おはよう!」と元気に言ってみてください。できたら笑顔で、まずは鏡の中の自分に向かって、そして家族や友達、地域の人や先生、主事さんに向かって。きっと学校へ行こう!という気持ちが沸き起こってきます。
今年度も引き続きそして今まで以上に,さわやかに・元気にあいさつをしていきましょう。
2つ目は、自分が得意なことをもっと得意になる、あるいは苦手なことができるようになる、そんなめあてを,一人一人が必ず立てて,学校生活を送るということです。なんとなくおうちの人や先生に言われたからやるのではなく、自分でこうしたい、こうなりたいという気持ちをもって学習に取り組んでください。すぐにではないかもしれませんが、きっと自分がなりたいという姿に近づいていきます。
以上,あいさつをしっかりすること,めあてを立てて学校生活をすること。この2つを特に大切にしてほしいという校長先生の今の思いを,今年度のスタートに当たってお話ししました。
このあと、体育館で行う入学式で、新一年生68名が入学してきます。今日から新しいお友達が仲間になります。全校で352人の子どもたち、そして先生方、主事さんたちと一緒に、瑞江小学校1つのチームとして力を合わせていきましょう。
お話を終わります。

令和4年度 入学式 式辞

1年生のみなさん ご入学おめでとうございます。
保護者の皆様、 お子様の本校へのご入学 心から歓迎いたします。おめでとうございます。
また、学校評議員の皆様、PTA会長 榎本秀樹様 ご多用の中、本校の入学式にご臨席賜り、ありがとうございます。
さて 1年生のみなさん 今日からぴっかぴかの1年生です。みなさんは小学校生活で何が楽しみですか?勉強ですか?先生やお友達と広〜い校庭で遊ぶことですか?おいしい給食ですか?ぜひ、この楽しみだなあという気持ちを持ち続けてください。瑞江小学校での生活を楽しくするのは、みなさん自身です。みなさんが「この勉強をしてみたい」「こんなことしたいなあ」と思うことがとっても大切です。
でもまだ、みんなは一人ではできないこともたくさんありますね。そこで、みなさんを助けてくれる人がいます。誰でしょう?・・・そうです。先生や主事さんです。学校にはたくさんの先生や主事さんがいます。みなさんの「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、困ったときや一人ではできない時、助けてくれます。
それに、学校の周りに住んでいる人たちやお友達のお父さんお母さんたちも、みなさんが学校に来るときに見守ってくださったり、どこかで遊んでいて困ったりしたときには助けてくれます。
そして、小学校には281人のお兄さん、お姉さんがいます。このお兄さんやお姉さんたち、とってもやさしいです。きのうも6年生のお兄さんやお姉さんたちが学校にやってきてみなさんのために、この式場や教室をきれいにして、みなさんをお迎えする準備をしてくれました。
ほかにも助けてくれる人はいないかなあ?・・・友達です。クラスの友達、となりのクラスのお友達たくさんいますね。こんなにたくさんの人たちが、みなさんが分からないことがあったり困ったりしたときには助けてくれます。安心ですね。ですから、元気に安心して学校に来てください。
ではみなさんに楽しい学校生活を送るための3つのひみつを教えますね。(「み」の紙を出す)1つめは「みんなで勉強すること」です。まずはクラスみんなと一緒に勉強します。みんなで勉強するためには話をよく聞かないといけないですね。先生が話しているときにお話ししていると自分が勉強がわからなくなってしまうだけでなくお友達も分からなくなってしまいますね。友達と協力してみんなで勉強することが1番目の秘密です。
2つめ(「え」の紙を出す)笑顔を大切にすることです。寒い日や暑い日、大雨の日、学校へ行くのはちょっと嫌だなあと思うこともあるかもしれません。そんな時、一度笑顔になってみてください。スマイルになってみて学校で楽しかったことを思い出してみると、学校へ行きたいなという気持ちが出てきます。そして最後の秘密です。
(「す」の紙を出す)好きになることです。まわりのお友達のこと、好きになってください。担任の先生のこと好きになってください。そして遊んだり勉強したりすること、好きになってください。まず、好きになるとできるようになります。難しいなあ、苦手だなあと思っても好きになってください。・・・
さて、この3つの秘密の文字・・・何か気が付いた人はいますか???そう順番を変えると「みすえ」あれ?なんか変?点々!よく気が付きましたね。
今日から、みなさんは瑞江小学校の子供です。みんなで勉強すること、いろいろなことやまわりの人を好きになること、笑顔を大切にすることを大切にして元気に登校しましょう。
では、みなさんのおうちの方へお話しするので少し静かに待つことができますか?保護者の皆様、瑞江小学校では、教職員一同、協力して、「学校が楽しい」「先生や友達と一緒に学びたい」という子たちを育てていきます。それには、保護者の皆様と一緒に協力して育てていくことが大切となります。ぜひ、学校は楽しいところですよということをおうちでも伝えていただき、安心してお子さんを登校させていただきたいと思います。
最後になりましたが、学校評議員の皆様にはいつも、瑞江小学校をお支えいただきありがとうございます。これからもぜひ、新入生68名を含め352名の子供たちをよろしくお願いいたします。
教職員と保護者の方々とそして地域の方々と一つのチームになって、お子さんを育てていきましょう。
1年生のみなさん。静かに待つことができましたね。すごいですね。
以上で、式辞とさせていただきます。