「きんぴらご飯」
- 公開日
- 2025/01/28
- 更新日
- 2025/01/28
給食室より
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今日のメニューは、「きんぴらご飯」に「くずきり汁」、「レバーのかりん揚げ」「からし和え」「スイートスプリングス」と「牛乳」です。「きんぴらご飯」とは、細く切ったごぼうとにんじん、ひき肉を油で炒め、しょう油やみりんで甘辛く味付けたものを、ご飯に混ぜたものです。要は、きんぴら(ごぼう)を白いご飯に混ぜたものです。また、今日の汁物は、くずきりが入った具だくさんのつゆです。「くずきり」は、戦後京都で生まれたと言われ、植物の「葛(くず)」の根から採取した本葛粉(ほんくずこ)を使用して作られたものです。ただし、本葛粉は高価なため、デンプンの中であるジャガイモやとうもろこしを代用して作られる場合が多いです。よく似たもので、わらび餅は蕨粉(わらびこ)から、ところてんや寒天は海藻の天草(てんぐさ)から、東京のくず餅は小麦デンプンを発酵させてつくられています。