千葉県郷土料理「さんがやき」
- 公開日
- 2023/07/10
- 更新日
- 2023/07/10
給食室より
今日の献立は、「イワシのさんがやき」「ひじきの和えもの」「とうもろこしごはん」「大根の味噌汁」と「牛乳」です。今日の給食は、千葉県の郷土料理「さんがやき」をメインに献立を組みました。「さんがやき」は、千葉県の郷土料理「なめろう」を焼いたものです。房総半島の沿岸部は漁業が盛んな地域です。その漁師が、漁業の合間に釣り上げた魚をその場で捌き、味噌と一緒に細かく叩き、ごはんのおかずにしたのが「なめろう」の始まりです。その「なめろう」をアワビのからに入れて持っていき、山小屋で蒸したり焼いたりして食べたことから、「さんが(山家)焼き」と呼ばれるようになったと言われています。漁師が山仕事と思う方がいるかもしれませんが、たとえば山の木や竹を採取し漁具を作ったり、魚つき林や山林に手を入れて豊かな土壌を整備し、川を通じて海へ栄養分を流巣ことで豊かな漁場づくりをしたりしています。今日は、イワシを使った「さんが焼き」に、日本第2位の生産量を誇る大根ととうもろこしを使った料理を提供しました。