今日の献立は、「大豆入りドライカレー」「青のりポテト」「フレンチサラダ」「オレンジ」と「牛乳」です。さて、カレーライスはどのこの国の料理でしょうか。カレーそのものは、インドを中心とした地域の料理です。日本で作られるカレーライスは、イギリスで誕生したのカレー粉が日本にも輸入された明治時代が始まりと言われています。明治時代後半から大正時代にかけて国産のカレー粉が誕生しました。その後、昭和２３年に学校給食にカレーライスが登場し、昭和２５年ごろには国産のカレールウが登場しました。肉や野菜を炒め、水とカレールウを入れて煮込むと簡単にできるカレーは、多くの家庭で作られるようになりました。
ところで、学校でつくるカレーは、市販のカレールウを使いません。アレルゲン物質が含まれている場合があるため、自前のカレールウを作り、具材を入れて作ります。一度に大量の食事を準備するため、短時間で火が通るように具材を細かく切るなど工夫して調理しています。