山梨県郷土料理「ほうとう」
- 公開日
- 2022/10/21
- 更新日
- 2022/10/21
給食室より
今日の献立は、山梨県の郷土料理「ほうとう」に、「ホキの西京味噌かけ」「イカのかみかみサラダ」「そぼろ炊き込みご飯」「みかん」と「牛乳」です。小麦粉を練り平らに切った麺をカボチャなどの具材と一緒に味噌仕立てのしたものを「ほうとう」と呼びます。米作りが難しい山間部では、お米の代わりに食していたものです。ところで、「ほうとう」の呼び名は、どこからきているのでしょうか。戦国時代、武田信玄の伝家の宝刀(ほうとう)で麺を切って調理したとの説もありますが、平安時代に中国から伝わった「はくたく」が由来との説もあります。秋から冬にかけて、寒さが厳しくなると熱々でいただく「ほうとう」は、一層美味しさが増してきます。ちなみに、「ほうとう」を冷やしたものを「おざら」と呼びます。