「いただきます」と「ごちそうさま」
- 公開日
- 2024/11/01
- 更新日
- 2024/11/01
給食室より
今日のメニューは、「赤魚の野菜あんかけ」「五目きんぴら」「豆乳味噌汁」「ゆかりごはん」と「牛乳」です。給食では、食事前に「いただきます」、食後に「ごちそうさま」とあいさつをします。一説によると「いただきます」の語源は、神前に供したものを食べるときや位の高い方から受け取るときに頂(頭上)にかかげたことが由来とされています。その後、食事を提供に関わった人や食材への感謝になったと言われています。また、「ごちそうさま」を漢字で書くと「御馳走様」となり、「馳走」とは走り回るという意味になります。今でこそ、スーパーマーケットをはじめとする店でかんたんに食材を買うことができますが、お店がなかった時代には、それこそあちこちを回り食材を集め食事を出してもてなしていました。やがて、「馳走」という言葉に丁寧語の「御」をつけ、食事をもてなす意味となりました。今では、食事を準備していただいたすべての人への感謝の意味が込められ、食後に「ごちそうさま」と挨拶をするようになったと考えられます。中小岩小学校の給食室では、毎日450食前後の給食を提供しています。調理の方や栄養士をはじめ、中小岩小学校に食材を提供される皆様や、食材等を購入するための手続きをしていただいている方がいて、毎日の給食を提供することことができます。11月の給食の目標は「感謝の気持ちで食事をしましょう」です。給食に限らず、家庭や外食先でも、感謝の気持ちを大切にして食事をいただきましょう。