トルティーヤとチリコンカン
- 公開日
- 2024/09/18
- 更新日
- 2024/09/18
給食室より
今日の給食は、「トルティーヤ」に「チリコンカン」、そして「メキシカンライス」とメキシコ料理のオンパレードです。これに、「コーンサラダ」「牛乳」を組み合わせました。「トルティーヤ」とは、すり潰したとうもろこしを使った薄焼きのパン(皮)です。このほかに、現代では小麦粉を使ったものもあり、前者を「コーントルティーヤ」、後者を「フラワートルティーヤ」と区別して呼ばれたりします。「トルティーヤ」の名前は、スペイン料理のオムレツ「トルティーリャ(トルティージャ)」に似ていることが由来といわれています。「チリコンカン」は、現在はアメリカ合唱国の一部となっているテキサス州南部発祥の料理といわれ、「チリ(唐辛子)」「コン(と)」「カルネ(牛肉)」を合わせた「チリ・コン・カルネ」からきています。牛肉と唐辛子に、定番のトマトと豆を一緒に煮込んだ料理です。今日の給食は、「トルティーヤ」に「チリコンカン」を乗せたり、「メキシカンライス」と合わせて食べたりと、自由に組み合わせていただくことができるようにしました。ちなみに「メキシカンライス」はトマトをベースに加えて炊いたメキシコを代表する米料理です。また、「ジャンバラヤ」は、肉や魚介類とお米を一緒に炊いたもの、アメリカのルイジアナ州で生まれた料理です。スペイン料理の「パエリア」の影響を受けて作られたといわれています。