サーモンとサケ、マスの違いは?
- 公開日
- 2025/11/20
- 更新日
- 2025/11/20
給食室より
今日のメニューは、トラウトサーモンを使った「サーモンフライ」に「小松菜のお浸し」、「油揚げの味噌汁」、「麦ごはん」、「りんご」と「牛乳」です。
さて、サーモンと鮭(サケ)、鱒(マス)の違いは何でしょうか?
海で育ったものが鮭(サケ)、池や川で育ったものが鱒(マス)、海外から輸入されたものはサーモンと思われがちですが、生息していた場所や育ったところによって呼び名も様々で、はっきりとした区別はないようです。
例えば、渓谷や河川にいるヤマメやヒメマスは、川を下り、海洋にいるとサクラマスやベニザケと呼ばれ、体長も大きくなります。同じように、川にいるニジマスは、海洋ではトラウトサーモンと呼ばれます。また、日本で有名なベニザケも、獲れる場所や時期によって、シロザケやトキシラズ、ブナやケイジなど、呼び名が変わってきます。そのため、違い呼び名であっても元は同じ魚であったということが起こります。また、天然のベニザケにはアニキサスなどの寄生虫がいることが多いため刺身にように生食すると危険です。一方、餌の管理をして養殖するトラウトサーモンは、アニキサスのような寄生虫がいないため、生食することができます。獲れる場所や餌の状態などで、調理や食べ方が変わってくるようです。