学校日記

校内研究授業【3年生】

公開日
2021/02/19
更新日
2021/02/19

3年

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 1月27日(水)には、3年生が「三角形と角」の研究授業を行い、三角形の「辺の長さ」に注目して、三角形を3つの仲間に分ける学習をしました。

 ぐんぐんコースの田中先生のコースでは、前の時間に自分達が描いた三角形を目の前にして、嬉しそうに仲間分けの学習に取り組み始めました。初めは、円の中心を通った三角形なのか・通っていない三角形なのか、細長い三角形なのか・細長くはない三角形なのか、大きい三角形なのか・中くらいの三角形なのか・小さい三角形なのか、試行錯誤しながらも、楽しそうに意欲的にいろいろな分け方を考えていました。そこで、先生から、この時間に注目するのは「辺の長さ」ということを再確認されると、「何か違う。」と感じた子どもたち。あちこちから定規が出てきました。定規を使ってみると、「全部同じ長さだ。」「全部違う長さだ。」「あれ?2本の長さが同じだ。」等の声が出てきました。試行錯誤した分、新たな発見があったようです。「辺の長さ」に注目すると、二等辺三角形、正三角形、その他の三角形に分けられることができることを学びました。

 こつこつコースの小林先生のコースでは、前時にグループ分けをした三角形をもとに、仲間分けをする課題に取り組みました。テレビに映された友達のワークシートを見ながら、それぞれの三角形の特徴を確認し、既習事項を想起することで、不安なく次の学習に取り組むことができていました。先生から出された「辺の長さに注目する」というキーワードのもと、自分たちが書いたそれぞれの三角形のシートをよく見ながら、定規を使って図形にあててみたり、シートの見方を変えてみたりしながら、一生懸命に活動に取り組む姿が見られました。最後の振り返りでは、それぞれの三角形の辺の長さの特徴をとらえ、3つの仲間に分けることができました。

 じっくりコースの古賀先生のコースでは、導入の段階で代表の友達のノートをテレビに映し、それぞれが考えた三角形の分け方を話し合い、児童の関心を高めながら学習がスタートしました。集団解決の段階では、代表児童が黒板の三角形に実際に定規をあててみて、「こうやって測るんだな。」とみんなで丁寧に確認することで、その後の活動に全員が安心して取り組むことができていました。まとめでは、みんなが出した三角形の分け方を古賀先生が全体に問い返しながら、「辺の長さが全部同じ」「二つの辺の長さが同じ」「全部長さがちがう」といった弁別の視点を押さえ、正三角形や二等辺三角形という三角形の新しい種類について知りました。児童1人1人が最後の適用問題まで集中して取り組み、「辺の長さに注目して三角形を分ける」という学習のねらいを達成することができていました。

 今回の研究授業で、今年度の研究授業が最後になりました。講師の先生方からは、3年間の間、算数科の授業について様々なことをご指導いただきました。子どもたちが「やりたい」と思えるような課題提示の工夫、板書とノート指導の校内統一による1週間の流れの定着、発表ボードを使った表現や交流学習の仕方、考えを練り合っていく進め方、習熟度別に合った時間配分や授業展開や手立ての立て方、評価問題での指導と評価の一体化など、何よりも子どもたちが「学びたい」と思える授業づくりについて学んできました。算数科だけではなく、他教科でも様々なことを取り入れていくことができます。今後、どの学級でも、今までご指導いただいてきたことを日々の授業に生かしていきたいと思います。

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