2学期の教育活動も「最終週」に入っています。2学期の終業式は明後日25日（木）。各学年・各学級、いい形で2学期を終えられるよう、2025年の締めくくりができるよう、引き続き指導・支援に努めてまいります。

　そんな中、先週17日（水）の朝の時間に【長なわ集会】を行いました。この集会は、「5分間、学級ごとに『8の字跳び』に挑戦、各クラスで決めた『目標回数』を目指す」ものです。もちろん、ぶっつけ本番で臨むわけではありません。この集会に向けて、12月10日（水）から「長なわ週間」を設定し、中休みに練習を重ねてきました。この『8の字跳び』…、正直、得意・不得意が比較的はっきり分かれる内容です。中には、「縄に入るタイミングが分からない」、「うまく跳べない」、「クラスの足を引っ張りたくない」という思いから、この運動自体を避ける子どもたちが一定数いるものです。

　しかし、今後生きていく上で、自分が苦手・不得意と感じることに取り組まなければいけないケースが必ず出てきます。そこから逃げてばかり、それを避けてばかりいたら、決してできるようにはなりません。「できる」に近づくこともできません。だからこそ、「となりのクラスと『回数を競う』のではなく、自分のクラスで『目標を決め、それに向かっていく』スタイル」をとっています。

　当日、様々な子どもたちの姿が見られました。リズムを生み出すためにクラス全員で声をそろえて出している学級、縄に入るタイミングがつかめていない友達をそっと押してあげている子、縄にひっかかってしまった子に「ドンマイ！大丈夫！」と励ましの声を掛けている子 などなど。見ていてとても心が温かくなりました。目標を達成できたのは、11学級中8クラス。残りの3学級ももう少しでした。

　3学期、さらに成長した姿を見せてほしいと思います。