校長挨拶・学校経営案

令和5年度　ごあいさつ
本校では、〇考える子(知育) 〇やさしい子(徳育) 〇健康な子(体育）の教育目標を達成するために、家庭・地域関連諸機関等と連携協力して、『豊かな心をもち、たくましく生きる人間』の育成を目指し、「確かな学力」（分かる授業・感動のある学び）、「豊かな心」（子供が安心して楽しく生活できる環境）、「健やかな体」（チャレンジ意欲）の育成に努めてまいります。
　 数年にわたる新型コロナウィルス感染症拡大防止の対応を受け、世の中はずいぶん変化しました。ご家庭でも、今までとは違った生活スタイルになった部分もあるかと思います。学校も同様、様々な変化がありました。四年前の長期にわたる休業を経て、健康観察の徹底や、マスクの着用、授業や行事の見直し、そして１人１台タブレットの導入等、多様な取組を展開してまいりました。
それでも学校が果たす役割として変わらないものがあります。それは「学びの場」であるということです。そして学びは「学習」だけではありません。新しい知識や技能を身に付けることは大事ですが、そのために多くの人と関わりながら学んでいくことが大切です。関わりを通して学ぶことができる、それが学校です。自分の考えをもち、人の考えや思いを受け止めてさらに自分の考えを深めていくこと、時にはぶつかることもありますが、そのような時も、相手の気持ちを考えながら人間関係を築いていくことができます。これが「学びの場」としての学校の良さだと考えます。
子供たちにとって安心でき、楽しい「学びの場」としての学校づくりを、今年度も教職員が一丸となり、しっかりと取り組んでまいります。今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

江戸川区立西小岩小学校　　校長　大野　知子