【大寒にちなんだ献立》
みそ焼きおにぎり食べ比べ
牛乳
ぶりの塩こうじ焼き
水炊き


　１月２０日（木）は、大寒でした！二十四節気の１つで、１年で１番寒くなると言われている大寒。大寒の季節は、厳しい寒さで空気や水の雑菌が少なくなることから、味噌や酒、高野豆腐を仕込むのに適しているとされ、昔から大寒の日に仕込む『寒仕込み』が行われてきました。

　この日の給食は、そんな大寒にちなんで特徴の異なる２種類の『味噌』を使った焼きおにぎりを提供しました！使用した味噌は、仙台の伝統的な味噌「仙台味噌」と江戸で古くから愛されてきた「江戸甘味噌」です。
　「仙台味噌」は、長期間熟成させて作られる米味噌で、味は辛口にあたります。大豆が多く使用されているため、大豆のコクや旨味を感じる味わいです（写真２）。
　「江戸甘味噌」は、塩分が少なく麹が多く使用されているため、柔らかい甘さが特徴です（写真３）。

　子供たちは、「こっちの方が甘かったから好き！」「おかわりは仙台味噌のおにぎりがいい！」とそれぞれ好みがあるようでした。作られる地域や材料、作り方によっても異なる日本の伝統的な味わいを子供たちにも知ってもらえたら良いなと思います。
　合計８５０個のおにぎりを握ってくださった調理さんには感謝ですね。