学校日記

1学期もあと1週間

公開日
2020/07/31
更新日
2020/07/31

できごと

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310072/blog_img/2811803?tm=20240305134736

 例年であれば夏休みの最中であるが、梅雨が明けないためにそんな気がしない。豪雨被害に遭った方には本当に申し訳ないが、熱中症のリスクが下がったのは助かった。明日にも梅雨が明けそうであり、1学期も残り1週間。熱中症に気を付けていきたい。そんな中、東京のコロナウイルス感染者数が460人以上になった。すぐそばにある危機と感じるが、先日のある新聞記事によると、学校や保育園等でクラスター(感染者集団)が起きやすいことを示す証拠は今のところないという。むしろ子供は大人より感染者が少なく、軽症者が多い傾向がみられる。江戸川区の感染者の年代別グラフを見ても、20代〜50代が多く、10代の感染者数は少ない。10代の感染者を見ても10代後半の学生や働いている人が多く、幼児や児童の数はとても少ない。子供は軽症者が多いことについて米国チームの研究によると、ウイルスがヒトの細胞に侵入する際に重要な役割を果たすとされる受容体の遺伝子の発現量が、10歳未満の子供で一番低く、年齢と共に増加していたという。大人の方が、ウイルスが受容体に結合しやすい上に、喫煙や外での飲食が多いことが感染しやすい理由であるという。コロナウイルスの流行が始まったころ、学校でクラスターが発生し、子供から家族へ感染することを心配する方がいたが、これまでの感染状況や研究報告によると、学校のクラスターは、保護者の職場のクラスターより、かなりリスクが小さいと言えそうである。今後も保護者や教員などの大人が感染しないこと、大人から子供に感染させないことが重要であり、コロナウイルスと隣り合わせの中で生活をしていくしかないようである。
     篠崎第四小学校長 景山賢治

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