学校朝会の話7.20
- 公開日
- 2020/07/20
- 更新日
- 2020/07/20
できごと
高校生プロ将棋棋士の藤井聡太七段が、渡辺明棋聖に勝ち、棋聖のタイトルを手に入れました。しかも17歳11か月は、タイトル獲得の最年少記録です。藤井君は高校に通いながらプロ棋士をしていますが、最近は強い相手と戦うようになり、苦戦することが増えます。そして新型コロナウイルスが流行し、学校がお休みになり、将棋の対局もできなくなります。そのような中で藤井君がしたことは、自分の将棋を見つめ直すことです。その後、学校が再開し、将棋の対局が始まると藤井君は次々と強い相手に勝ちます。AIが6億手も読んでから出す手を指したり、タイトル経験者に勝ったりして、とうとう棋聖のタイトルを手に入れたのです。
藤井君は誰よりも将棋が好きです。あるイベントで「もし、将棋の神様にお願いするなら。」と聞かれました。ほかの棋士が「全ての対局に勝てますように。」と答えたのに対して、藤井君は「せっかく神様がいるなら1局お手合わせをお願いしたい。(神様と将棋を指したい)」と答えたそうです。皆さんは好きなものがありますか。何歳になっても、ずっと好きでいられるものを見付けてください。最後に、藤井君は昨日7月19日が誕生日で18歳になりました。
篠崎第四小学校長 景山賢治