学校朝会の話29(校長)
- 公開日
- 2017/01/23
- 更新日
- 2017/01/23
できごと
先日、体育館で防災イベントを行いました。このイベントでは、江戸川区の防災の話を聞いたり、クイズをしたり、ごはんを炊いたり、避難所の生活の様子を体験したりしました。実際に災害が起こり体育館に避難したとします。一人分の広さはこれぐらい(新聞紙2枚分)で、大人が横になれるぐらいの広さです。隣には知らない人がいるかもしれません。食料がすぐに手に入らないかもしれません。テレビもゲームもありません。家に帰れるまでに、何日も体育館で生活するかもしれません。そのような生活では、我慢をすることがたくさんあります。我慢をするほかにも決まりを守ることが大切です。健康に気を付けなければなりません。みんなで協力して生活することが大切です。でも、きまりを守ることも健康に気を付けることも、協力して生活することも、普段の学校生活の中でしていることです。だから、何も心配はいりません。でも、普段自分勝手なことをして友達に迷惑をかけたり、先生に叱られたりする人は少し心配です。普段の自分を振り返ってみてください。
最後に、避難所ではストレスの多い生活になりますが、人にはストレスに強い人と弱い人がいます。ストレスに弱い人は、いつも人に何かしてもらいたいと思う人です。反対にストレスに強い人は、人のために動ける人です。自分は、いつも人に何かしてもらいたいと考える人か、人のために動ける人かも振り返ってみてください。