学校朝会の話28(校長)
- 公開日
- 2017/01/16
- 更新日
- 2017/01/16
できごと
先週9日(月)は成人の日でした。テレビのニュースできれいな着物やすてきなスーツを着た人たちが、成人式に出席する様子を見た人もいると思います。成人の日とは「成人になったことを自覚し、自分で生きていく青年を祝い励ます日」です。6年生は8年後、1年生は13年後に成人式の日を迎えるのですが、そのときの世の中は、どのように変わっているでしょうか。人口知能が社会の様々なところで使われ、10年後には今ある仕事の一部はなくなると言われています。「こんな仕事をしたい」という夢をもっている人がいると思いますが、大人になったときに、その仕事がなくなっているかもしれません。校長先生は先生という仕事をしていますが、未来の社会では先生という仕事もなくなり、子供たちは家でパソコンを使って勉強をしているかもしれません。そうなったら、ちょっとつまらないなと思います。
みなさんは今、勉強をする中で答えを「早く・正確に」出すことをがんばっていると思いますが、早く正確に答えを出すことは、人工知能の方が得意です。人ががんばることは、新しい考え方や自分なりの考え方を見つけることです。みなさんも早く・正確に答えを求めることだけではなく、新しい考えや自分なりの考えを見つけることもがんばってください。