学校朝会の話17(校長)
- 公開日
- 2016/09/26
- 更新日
- 2016/09/26
できごと
昨日は、この校庭や体育館でオータムフェスティバルが行われました。チャレンジでは、自分の得意なことを発表してくれた人がたくさんいました。今年発表しなかった人の中にも、得意なことがある人がいると思います。ぜひ、来年のフェスティバルで発表してください。
さて、みなさんは、お家の人や先生に叱られることをどう思いますか。叱られることが「好き」という人はいないと思いますが、叱られないことがいつもよいとは限りません。校長先生は子供の時、お母さんに箸の持ち方をよく叱られました。その時は「箸の持ち方ぐらい いいじゃないか」と思いましたが、今、箸がちゃんと使えない人を見ると、お母さんが叱りながら教えてくれたことに感謝しています。叱ることの裏には相手を思う気持ちが込められていることもあるのです。「叱る」と「怒る」は似ているようですが、少し違います。校長先生は、ご飯を食べている時に味噌汁をこぼしてお母さんに怒られたことがあります。怒るのは、相手を思うというより、自分の気持ちが抑えられずに爆発してしまうことです。
みなさんのお家の人や担任の先生も、叱らずに怒ってしまう場合があるかもしれません。その時には、「怒らないできちんと叱って。」と言ってみてください。ただし、もっと怒られる可能性もあるので、相手の様子を見ながら言うようにしてください。