甘味、塩味、酸味、苦味、旨味を感じることが味覚を豊かにします。そして、それが食生活を豊かにしていくということです。（辛味や渋味、えぐ味を感知する仕組みは別ということですが、それらを含め）ただ「おいしい」というだけでなく、「しょっぱくておいしい」とか「あまずっぱくておいしい」とか「苦いけどうまい」とか言葉にすることが大事なことと教わりました。
　私がとても感動したのは、３年生の教室を６年生が見て、自分たちが学習した３年生の時のことをよく覚えてくれていたことです。この「味覚の授業」で味覚を知り、味を感じながら食生活を送ってきたものと思います。味覚を知るということの重要性をつくづく思ったものでした。
　今の３年生も味を意識して味の受容体を豊かにしていってほしいと思います。