3月20日(月)卒業おめでとうメニュー
- 公開日
- 2023/03/20
- 更新日
- 2023/03/20
ランチタイム
お赤飯、ごま塩、牛乳、ぶりのおろしだれ焼き、りんご入り紅白なます、呉汁、いちご
今日は、6年生のご卒業をお祝いしたメニューです。
日本では、昔から、おめでたい時に、お赤飯を食べる習慣があります。
これは、昔のお米がとても貴重で、神様にお供えしてから食べていたことが由来と言われています。
昔のお米は、今の白いお米ではなく、給食で時々登場する赤米が主流でした。
そして、今のようにたくさん収穫できるわけではなかったので、とても貴重なものでした。貴重な赤米だったので、神様に収穫を感謝するためにお供えしてから、お祝い事がある時だけ、神様から頂戴して食べていたそうです。
この昔の習慣から、お祝い事がある時に、赤い色に炊いたもち米を食べるようになったのが、お赤飯の由来です。
今では、小豆や、ささげという豆で赤い色をつけて、お赤飯を作るようになりました。
小豆は、皮がうすいので、お赤飯にすると腹が割れてしまいます。そこで、小豆に良く似た、ささげという豆を使って作ろことがあります。ささげは、小豆に比べて皮が厚いことから、お赤飯にしても腹が割れずに仕上がります。
昔の武士の世界では、豆の腹が割れることが、切腹を連想されることから、腹が割れる小豆ではなく、腹が割れにくい、ささげで作ることが多かったそうです。
今日は、6年生のこれからの活躍をお祈りしたお赤飯なので、腹が割れる小豆ではなく、腹がわれない、ささげで作りました。
和え物も、りんごと大根で紅白になるように作りました。
残さず食べて、6年生のご卒業をお祝いしましょう。