10月8日(金)郷土料理
- 公開日
- 2021/10/08
- 更新日
- 2021/10/08
ランチタイム
発芽玄米ごはん、焼きハトシ、浦上そぼろ、ヒカド汁、菊花みかん、牛乳
今日は、長崎県の郷土料理です。
長崎県は、日本の九州地方にある県で、「諏訪神社」のお祭りとして毎年このころに「長崎くんち」が行われています。今日は、そんな長崎県に古くから伝わる料理です。
長崎県では、ハトシロールという、エビのすり身やひき肉などを薄いパンで巻いて油であげた料理が有名です。今日は、給食で作りやすく、またヘルシーになるように油で揚げずに焼きました。
浦上そぼろとは、長崎県の浦上地区で作られた、豚肉を入れた野菜の炒めものです。豚肉は体に良いので、豚肉を食べてもらうために長崎県に来たキリスト教の宣教師が、浦上地区に広めたと言われています。
ヒカド汁とは、さつまいもをすりおろして入れた汁物で、ヒカドとは、ポルトガルの言葉で、「細かくきざむ」という意味があるそうです。さつまいものやさしい甘さと、とろみが特徴で、具材を細かく切ってあるのが特徴です。
郷土料理は、その地方の特産品や、歴史、文化などと深く関わりがあり、古くから食べ続けられている料理です。日本の伝統ある食文化を後世に伝えるために、これからも給食でいろいろな地方の郷土料理を出していきます。お楽しみに。