今日の校長先生のお話です。

　今日はコンビニの話からです。コンビニは２４時間開いていて、いつも店員さんが頑張って仕事をしています。
　そのコンビニに来るお客さんが一番いやだなと思うことは何でしょう。
　５３％の人が、店員がきちんとあいさつしないことと答えました。あいさつをしないと、「いやな人だな」と思われてしまうということですね。これは、コンビニだけでなく、どこでも誰でも同じです。
　逆に言うと、あいさつする人は「いい人」ということになります。だから、あいねこカードが塗れている人、あいさつマスターの人は「いい人」ですね。旗振り当番、担任以外の先生、栄養士さん、主事さん、事務さん、すくすくスクールの先生たち、お客様、友達、他の学年の人、そして家の人など、たくさんの人にあいさつをして、「いい人」「あいさつマスター」になりましょう。
　でも、あいさつをしても返ってこないこともあります。あいさつをしない人や、気づかない人もいます。そんな時は、「自分はあいさつしよう」と思いましょう。そう思えた人も「いい人」です。

　今日はもう一つお話があります。
　「いやだな」と思われる人の中には、暴力をふるったり、怖いことを言ったりする人がいます。それは、子供でも、大人でも、同じです。でも、先生たちは、時々、怖い言い方をします。しかし、それはみんなの成長を願って、気づいてほしいから叱るのです。
　東京都は、「叱るべきときは、きちんと叱ってください（心の東京革命）」と、先生たちに言っています。みんなの成長を願って、気づいてほしいから叱る人は「いい人」です。
　しかし、大人であっても、子供であっても、暴力や傷つける言葉を言ってはいけません。そこで、今年もアンケートをします。この後、教室でよく読んでおこなってください。
　アンケートについて、気をつけてほしいことがあります。以下５点です。
　１　今の学年になってからのこと
　２　学校の中であったこと
　３　特になければ、無理に書かなくても良いこと
　４　学年・組・名前を忘れずに書いてほしいこと
　５　二つ折りにして、担任の先生に渡してほしいこと
　内容によっては、校長先生・副校長先生が詳しく聞くことがあります。また、アンケートとは関係なく、大人や友達からされて困っていることは、校長先生や副校長先生、担任の先生、保健の先生などに相談しましょう。