9月6日【豊かな心】100人の中の1人
- 公開日
- 2023/09/06
- 更新日
- 2023/09/06
できごと
少し前のことですが、ことばの教室の出来事を紹介します。
先日、三小のことばの教室に通っている吃音の児童同士で、「吃音ペア学習」を行いました。
ペア学習では、自己紹介したり、質問し合ったりして互いのことを知りました。「好きな食べ物は?」「何で好きなの?」「吃音の種類は?」「私は難発だよ」などなど、会話が弾みました。
吃音の発症率の調査によると、5%前後という結果があります。つまり、100人のうち5人は、生涯のどこかでどもった経験があるということです。そのうち有症率は1%です。つまり、人口100人のうち吃音の人は1人いるということになります。
たまたま同じ学校で、同じ吃音をもつ友達との関わりが、どれだけ貴重な出会いなのか実感できますね。今後も、本人とその子の周囲にいるクラスメイトや大人へ(これが最も大事)、吃音の正しい理解を促していきます。