学校日記

8月9日 75回目の「長崎平和の日」

公開日
2020/08/09
更新日
2020/08/09

校長のつぶやき

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 今日、8月9日は「長崎平和の日」です。松山町平和公園では平和祈念式典が行われ、原爆が投下された午前11時2分、鐘の音にあわせて黙祷が捧げられました。
 私はテレビ中継を観ました。長崎市長の「平和宣言」にも登場した当時の長崎市議会事務局長・木野普見雄さんが作曲し、医師・永井隆さんが作詞した合唱曲『あの子』が、山里小学校6年生によって歌われていました。爆心地からほど近く、原爆投下直後には救護所が設けられた山里小学校では、『あの子』が第二校歌として今も歌い継がれているそうです。


『あの子』
 作詞 永井 隆
 作曲 木野普見雄

一 壁に残った らくがきの
  おさない文字の あの子の名
  呼んでひそかに 耳すます
  ああ
  あの子が生きていたならば

ニ 運動会の スピーカー
  きこえる部屋に 出してみる
  テープ切ったる ユニフォーム
  ああ
  あの子が生きていたならば

三 ついに帰らぬ おもかげと
  知ってはいても 夕焼の
  門に出てみる 葉鶏頭
  ああ
  あの子が生きていたならば


 コロナ禍により、今年はオンラインや自宅で「長崎平和の日」を迎える人が大勢います。離れていても、それぞれがそれぞれの場所で原爆や平和について考える知恵や工夫が生まれています。授業でも活用しているNHK for Schoolの『戦後75年間 平和について考えてみよう』、長崎新聞の『平和ラッピング企画』、長崎市立山里小学校のホームページなどを御紹介します。短い夏休みですが、親子で平和について考えるきっかけとしていただけることを願っています。

NHK for School
http://www.nhk.or.jp/school/sensou/

長崎新聞
https://nagasakiheiwa2020.studio.design/

長崎市立山里小学校
http://www.nagasaki-city.ed.jp/yamazato-e/