学校日記

美しい日本語

公開日
2016/06/28
更新日
2016/06/28

できごと

 今日の校長先生のお話です。日本には世界に自慢できる、美しい言葉がたくさんあります。例えば「お陰様」という言葉です。昔、旅人が暑い夏の日差しを避けるため木の陰で休んだり、風や雨を防ぐため木の陰で雨宿りしたりしました。その木の陰に「お」と「様」をつけて、「お陰様で 旅を続けることができました」と感謝するきもちを込めた言葉になりました。木は、木として精一杯生きていたことが、誰かの役にたっていました。私たちは、みんな誰かに助けられたり、支えられたりして生きています。読み聞かせボランティアの人は、「子供たちのお陰で、元気をもらっています。」と言われています。皆さんも、読み聞かせボランティアの人のお陰で、すばらしい本と出会うことができています。読み聞かせボランティアの人が読み聞かせをしているほうなのに、お陰様と言えることがすばらしいですね。
 ほかにも「お陰様」はいっぱいあります。いろいろ教えてくれる先生、いつも学校をきれいにしてくれる主事さん。おいしい給食を作ってくれている栄養士さんと給食業者の方。画用紙やボールなど、学校で使う物を用意してくれる事務の方。皆さんのお世話をしてくれる家族にも、「お陰様」です。
 町の中だって、たくさんの「お陰様」があります。公園や店の売っている食べ物も誰かが作っているものです。みんな「お陰様」、心が伝わる美しい日本語です。
 最後にもう一つ。「やったあ!」。これは、これまでがんばってきたことや、やりとげた喜びの時に使う言葉です。日本の映画から広まって、今、世界で「やったあ!」と叫ばれています。
 1学期も後1ヶ月、その後は夏休みです。やることをやり遂げて、「やったあ!」と思える1学期にしましょう。今日は、美しい日本語、美しい日本の心の話でした。

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