学校日記

12月9日[豊かな心]かぶらナイス

公開日
2025/12/10
更新日
2025/12/09

できごと



ゆりのき教室の小集団の活動で、「かぶらナイス」を行いました。

かぶらナイスとは、テーマに合う食べ物や文房具などを考え、名前を決して言わないで、自分が考えた「もの」について説明し、グループ全員が被らなければ、成功!という活動です。Aさんを例として、説明します。テーマ「果物」で、Aさんは「いちご」を想像した場合、「いちご」とは言えません。しかし、「甘くて少しすっぱい」や「赤い」や「小さくて、緑のヘタがついている」と説明します。周りの人は、聞いた内容からAさんが考えているものを想像し、自分と被っていないことを確認します。

つまり、この活動を通して、自分の考えを相手に伝わるように説明する力や相手の説明を聞く力を高めることが期待できます。また、難易度を変えれば、低学年~高学年で取り組むことができます。低学年は、写真のようなリストを使いました。リストから選び、説明も考えました。説明を聞いている内に、被っていることに気付いたら「じゃあ、俺変えるよ。」と発言し、相手に譲る姿もありました。

もし被ってしまっても、このように譲る人が出てくることで、無事に成功し、子供たちは達成感を味わっています。

(文責 特別支援教室 みやはら)