学校日記

11月20日【健やかな体・確かな学力】専門家相談

公開日
2025/11/21
更新日
2025/11/21

できごと

 特別支援教室の指導は、専門的な知識が必要です。そのため、特別支援教室の教員は、専門家の先生を学校にお呼びして、研修会を行っています。

 今回は、作業療法士の先生に講演とご指導をしていただきました。講演では「感覚統合について」、基礎的なことと専門的なことを教えていただきました。感覚統合とは、身の回りにある感覚情報を身体で感じとり、感じた情報を脳の中で、分析、整理し、適切な行動をしていく(効率の良い行動をしていく)ことです。子どもの行動には必ず理由があり、何かのサインとして発信してくれていることがあります。できるだけ多くのことを指導者は読み取れることが大切です。

 また、プレイルームで、実際に運動用具の使い方や点検の仕方について教えていただきました。特別支援教室には、体育科とは違い、子ども達の発達や特性に合わせた運動ができるように、運動用具が多種多様にあります。不得意や苦手を軽減するには、その子の「感覚」を正しく理解し、段階的に指導することが大切です。今回、研修で学んだことを日々の指導に生かしていきます。

(文責 特別支援教室 さくらい)