授業へGo!−3
- 公開日
- 2013/01/18
- 更新日
- 2013/01/18
校長室
【写真上】黒板に貼り付けられた赤い風船(「心」と書かれています)
何故だと 思われますか?
4年2組、道徳。主題名は、『いじめについて考える』。子どもたちは、全員「いじめはいけないこと」と分かっています。でも、・・・?
赤い風船は、「子どもの心」を表しているのです。
授業の始めに黒板に貼り付けたのは、鎧を着けないままの心で、考えてほしいという教師の願い(意図)からです。その風船を見て、子どもから、
「あっ、揺れてる・・・!」 との発言がありました。
・・・すると教師は、
「心は、揺れるんだよ。揺れていいものなんだよ」 と答えました。
この発言に赤い風船の意味が、この時間に込められた教師の想いが、しっかりと伝わってきた一瞬でした。そして、資料として読み聞かせに用いた本は、
『わたしのいもうと』 (偕成社:松谷みよ子 文 味戸ケイ子 絵)
いじめ防止の指導用にと、今年度購入した書籍の中の一冊です。
子どもの心を揺さぶり、一人ひとりが深く考えることのできた授業でした。
『いじめをしない、させない、許さ(見過ごさ)ない!』
船堀小学校の基本姿勢です。(学校便り8・9月号)
【写真下】『わたしのいもうと』の読み聞かせ。前・後半の2部に授業が構成されていました。