教育目標

教育目標

教育基本法及び都・区教育委員会の教育目標に照らし、家庭および地域社会の連携のもとに、一人一人の児童を大切にする教育を進める。また、他者を思いやり新しい時代を創造する生きる力をもった、心身すこやかなたくましい児童の育成をめざして、次の目標を設定する。

  • よく考え、すすんで学ぶ子
  • たくましく、じょうぶな子
  • 思いやりのある、心豊かな子
  • さいごまで、やりぬく子

教育目標を達成するための基本方針

  • 教育活動全体を通し、人権尊重の理念を確実に身につけさせ、差別や偏見を許さない強い心を育むため、人権教育や男女平等教育を推進する。
  • 全教育活動を通して、互いの個性や存在を認め尊重しあう態度を育成するとともに、思いやりのある豊かな人間性を育てるための道徳教育の充実を図る。
  • 自ら考え判断し行動する意欲と態度を養い、柔軟な思考力、豊かな想像力・表現力を身につけるため、基礎的、基本的な事項の確実な習得をめざす。また算数科を中心に効果的・効率的な少人数指導の展開を工夫する。
  • 個性を生かす教育を進めるために、児童の主体的な活動をすべての教育活動の中で展開する。そのために児童一人一人を深く理解し、よさや可能性の伸長を図る。
  • 地域に開かれた教育を推進するために、学校評議員制度や「船堀の教育を創る会」を一層活用する。また保護者に外部評価を依頼し、よりよい学校作りの意見として意識的に取り入れ、内容を公開する。
  • 児童一人一人の健全な育成を図るため、全教育活動を通して正しい価値観や思考力・判断力を身につけさせるとともに教育相談的機能の充実を図る。
  • 豊かな人間性や自ら学び自ら考える児童の育成のために、自らの生活や生き方と結びつく「総合的な学習の時間」の実践に取り組む。
  • 自国の伝統や文化に対する理解を深めるとともに異なる国や地域の伝統や文化を理解し、互いに尊重しあう資質や態度を育てる。

本校の教育の特色

区の重点施策の中から、下記の3点を本校の重点として継続的に取り組む。

「確かな学力の定着」

  • 基礎的、基本的な内容の定着のために週3回モジュール15分を国語と算数の指導に充てる。
  • 子ども達一人一人にきめ細かい指導を徹底し基礎学力の向上を実現するために、算数科を中心に少人数指導を推進し、個別指導・習熟度別指導・課題別学習など指導の工夫・改善を図る。また、効果的に学習を展開するために本校独自の指導形態を工夫し指導計画や評価計画を作成していく。
  • 保護者や地域へ積極的に公開することで少人数指導への理解をえていく。

「豊かな心の育成・・・読書指導の充実」

  • 児童が本と親しみ、本を楽しむことができる環境づくりを推進し、児童が積極的に読書活動を行う意欲を高める。そのために朝学習の時間に読書指導を取り入れたり読書週間を実施したりすることによって、読書の生活化を図る。
  • 各教科、特別活動、総合的な学習の時間における読書活動を充実させるため、学校図書館の整備と公立図書館との連携を深める。
  • 保護者が実施した本の読み聞かせの実績を生かし、さらに児童の読書意欲を喚起させる。

「健康な体と心の育成」

  • 児童が自らの生活習慣を見直し、健康に関心をもち、意識的・意欲的に健康な生活を送ることができるようにするため、養護教諭・学校栄養職員をまじえ「心と体の健康づくり」をテーマとして計画的に指導を行う。また児童が調べ、学習した内容を発表会として保護者に公開し、理解と協力を求める。