学校日記

4年「おも活」

公開日
2018/07/04
更新日
2018/07/04

できごと

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7月3日(火)、4年生は日本ケアフィット共育機構による「おも活」の授業を行いました。「おもてなしの心」と「おもいやりの心」を育み、みんなで優しく安心な世界を築いていこうという取り組みが行われました。6月29日(金)には、日本ブラインドサッカー協会の『スポ育』プログラムである「ブラインドサッカー」の体験学習をしました。相手に伝えることの難しさを経験したことで、安心できる声掛けや手助けについて考えることができました。

 今日の授業では、まず点字ブロックなど日常の中での障害を持つ方に優しい設備や盲導犬について、点字ブロックの上に障害物があることの危険性をお話ししていただきました。その後、二人組で一人が目隠しをして一人がガイド役をしました。目が見えると気にならない段差やマットの柔らかさ、周囲の音や声などの細かいことが、目隠しをするととても怖いものだったとの話が子どもたちから聞こえました。
 また、目が見えない人にとっては「右を向いて、そこで止まって、段差がある」など具体的な声掛けだけでなく、肩や腕などをつかんでもらいながらの行動が安心できる手助けだと学ぶことができました。

 今回の学習で、目の見えない人への具体的な声のかけ方や対応、耳の聞こえない人・お年寄り・妊婦さん等はもちろんのこと、怪我をした人や困ってる人に対しても思いやりのある行動を考えて生活していくことで、誰もが安心して安全に暮せる社会につながることを実感しました。
 日本ケアフィット共育機構の方々ありがとうございました。

写真上:点字ブロックにおかれる障害物。
写真中:手を引きながらイスへの案内。
写真下:段差や障害物を伝えながらのガイド役体験。