4年 ブラインドサッカー
- 公開日
- 2018/06/30
- 更新日
- 2018/06/30
できごと
6月29日(金)に4年生は、日本ブラインドサッカー協会の『スポ育』プログラムである「ブラインドサッカー」の体験学習をしました。
講師には、ブラインドサッカー日本代表である葭原滋男(よしはらしげお)さんをお迎えしました。
葭原さんはブラインドサッカーだけではなく、パラリンピックに4回出場してメダルを獲得しているすごい選手です。
自転車競技で金メダル1つと銀メダル2つ、陸上競技でも銅メダル1つを獲得しています。
授業では、一人がアイマスクをして、もう一人はガイド役になり言葉で伝えます。
葭原さんの動きをガイドが伝えて、準備運動をしました。
その後は、音をたよりに歩いたり、走ったり、音が鳴るボールを使ってパスをしたりしました。
初めは目が見えないことに戸惑いをおぼえる子も多かったですが、やっているうちにガイド役の子から的確なアドバイスをかけられて安心できたようで、目が見えないことにも慣れてボールを蹴ることに夢中になっていました。
今回の授業で、言葉で伝えることのむずかしさを感じたようです。自分から見て「右」でも、相手にとっては「左」
また「左!左だよ!」と声をかけても、「左を向く」のか「左に動く」のか、しっかり言わなければ相手に伝わりません。
コミュニケーションとは「相手の立場に立つこと」「相手を安心させること」「詳しく教えること」
が必要であると、ブラインドサッカーを楽しみながら、学ぶことができました。
写真上:友達の拍手の音をたよりに歩きます。
写真中:音がする方向へ思いきってキック!
写真下:葭原さんと握手。