学びやすい教室づくりと実りの秋
- 公開日
- 2025/09/30
- 更新日
- 2025/09/30
できごと
9月も今日で終わり、明日からはいよいよ10月が始まります。
朝晩はぐっと涼しくなり、校庭の木々も少しずつ色づき始め、秋の深まりを感じられるようになりました。
子どもたちはこの一か月、運動会や学習活動などに一生懸命取り組み、大きな成長を見せてくれました。
特に運動会では、友達と力を合わせることの大切さを実感し、最後まで諦めずに挑戦する姿が多く見られました。
その経験は、子どもたちの自信となり、これからの学習や生活を支える大きな力になることでしょう。
学校では、一人ひとりが安心して学びに向かえるように、「学びのユニバーサルデザイン」を意識した授業づくりを進めています。
見通しを持てる課題提示、板書の工夫、タブレットの活用、そして友達と学び合う活動の工夫など、小さな配慮を重ねています。
これらの実践は特別な支援を必要とする子どもだけでなく、すべての子どもにとって「わかりやすい」「安心できる」学びにつながります。
研究を深めていく中で、教職員一人ひとりの授業改善の意識も高まり、学校全体として「みんなにとって学びやすい教室づくり」を目指しています。
また、明日10月1日は「都民の日」です。
東京都の歴史や文化にふれる機会として大切にされている日であり、都内の多くの公共施設が無料開放されるなど、地域の一員としての意識を育む特別な一日でもあります。
子どもたちには、自分の住む東京の魅力や特色に関心を持ち、学習や生活と結びつけて考えてほしいと思います。
実りの秋は、努力が成果として表れる季節です。9月に積み重ねた経験を生かし、子どもたちがさらに学びを深め、成長していけるよう、学校全体で温かく支えていきます。