校長挨拶・学校経営方針
校長あいさつ
保護者の皆様、こんにちは、西一之江小学校、校長に着任し、3年目となりました、川浦孝彦と申します。よろしくお願いいたします。
まずは、始業式、に話しました、「言葉」を大切にすることについて、お話しします。西一之江小学校には、「西一之江小5つのやくそく」があります。
ことばのオアシスを言おう。おはよう、ありがあとう、しつれいします、すみません
名前をよばれたら、「はい」と言おう。
みんなが集まったときは、まず、おしゃべりをやめよう。
友だちには、やさしい言葉を使おう。
先生や大人の人には、ていねいな言葉を使おう。 の5つです。
言葉にはいろいろな種類があり、相手を幸せにする言葉もあれば、相手を傷つける言葉もあります。友達を作るのも、けんかするのも、けんかして仲直りするのも、言葉が大きくかかわっています。優しい言葉、丁寧な言葉、きれいな言葉を使って、みんな元気で、思いやりのある、笑顔あふれる西一之江小学校にしましょうと話しました。
また、四月の学校だよりにも書かせていただきましたが、本校の教育目標は、「よく考え、すすんで学ぶ子」「思いやりのある子」「粘り強くたくましい子」です。知・徳・体の調和のとれたバランスの良い児童を育成するということです。お配りしました学校経営方針にも示しましたが、具体的に、また焦点化するという意味で「笑顔・思いやり・元気」としました。簡単に説明させていただきます。
まずは、「笑顔」についてです。学校は、もちろん学ぶ場所です。子供たちがよく考えすすんで学ぶことができるよう、教員は、工夫をして、授業に取り組んでいます。そんな授業から、できた、分かったという喜びを、楽しいという経験をたくさんすることが大切です。この経験が「次を考える」力を育みます。できたとき、分かったとき、心の底から楽しいと思えたときの子供たちの笑顔をたくさん育みます。
次に「思いやり」についてです。楽しく過ごすためには、人にやさしくすることが大切です。人を思いやる気持ちは、自分の生活が充実している人から生まれるものだと考えます。生活の中で笑顔が増えれば、相手の気持ちを考えるゆとりができ、人を思いやる気持ちが育ちます。楽しく過ごすためには、少しの我慢が必要な時もあります。我慢をみんなで分かち合うことも思いやりの一つです。
最後に「元気」についてです。どんなことにもくじけない強い体と心が本当の元気です。ねばり強いたくましさは、そんな元気から生まれます。しかし、だれでも、くじけそうになることがあります、友達や兄弟に相談して解決できれば良いのですが、うまくいかない時もあるでしょう。そんな時こそ、大人の出番です。教員、スクールカウンセラー、保護者、地域の皆様、子供たちを見守る大人たちが、しっかりスクラムを組み子供たちを支え、元気に育てていきたいと考えます。
今年度も、西一之江小5つのやくそくの徹底に力を入れていきたいと考えています。
また、今年度は、うまくいかないことにもあきらめず、試行錯誤しながら取り組む姿を支え、さまざまな課題を「自分事」としてとらえ、考えられる子どもたちの育成に努めてまいります。保護者の皆様、ご支援、ご協力よろしくお願いいたします。