文化庁「子供のための文化芸術体験機会の創出事業」
- 公開日
- 2020/11/12
- 更新日
- 2020/11/12
できごと
新型コロナウイルスの影響により、様々な行事が中止となりました。こうした状況を踏まえて、文化庁が子どものための文化芸術体験機会を創り出そうということで、学校からの提案を募集しました。本校では約25年に渡る「三味線講習会」を開催しています。 今回は、オーケストラ教室や劇団四季のこころの劇場が中止となった6年生を対象に、全員が三味線に触れる機会を企画しました。
講師は、常磐津清若太夫先生、常磐津若羽太夫先生です。さらに、日本舞踊の藤間勘葵先生も花を添えてくださいました。
清若太夫先生、若羽太夫先生の三味線を弾きながらの浄瑠璃語りを鑑賞した後、実際に三味線に挑戦です。三味線を持つまでに、指掛けをはめたり、膝ゴムをおいたり。ばちの持ち方も独特です。
ようやく三味線を持っても、なかなかうまくおさまりが付きません。
それでも、第1回の6年3組の皆さんは、「さぁ1回鳴らしてみましょう!」の合図で、「ジャン」と音が揃いましたよ。見事でした。
短い時間でしたので、曲を仕上げるまでにはいきませんでしたが、三味線ってこんな楽器だったんだという手ごたえは感じられたのではないでしょうか。
また機会があったら、三味線に挑戦してほしいです。