校長挨拶・学校経営方針・校長講話

校長あいさつ

校長 茅原 直樹

ごあいさつに代えて −5年後の未来を創る−

 校長の茅原直樹です。今年度もどうぞよろしくお願いします。
  まず、今年度の本校の目標ですが、引き続き、「日本一生徒を大切にする中学校」を目指すこととさせていただきました。一日も早く「目指す」を取ってもよいと地域の皆さまから認めていただけるよう、教職員、スタッフ一同全力を尽くしてまいります。
  この目標は、もちろん教職員の目標です。ですから、生徒の皆さんには、「日本一仲間を大切にする中学校」をつくってほしいと始業式の式辞の中で、お話ししました。
  ところで、今年度は、二之江中学校開校45周年の年にあたります。そこで本校の今年度のスローガンとして「5年後の未来を創る」を掲げました。 それは、今から5年後、本校が開校50周年の大きな節目を迎えるからです。50年と言えば、それは本当に大きな節目です。次の節目は、100年ということになるでしょう。
  その2028年に、母校「二之江中学校」を、地域の皆さまから、より一層愛される学校にするために、どんなことに取り組んでいけばよいかを、生徒の皆さんと一緒に考えていこうと思っているからです。
  また、「5年後の未来」、2028年度は、今年度中学校に在籍する生徒は全員が大人になっている年度です。ご案内のとおり、昨年4月から法律が変わり、18歳が成年年齢と位置づけられました。これにより、今年度入学した1年生も含め、中学生は全員、2028年度内には18歳以上になります。ですから、未成年者に許されなかった多くのことが大人としてできるようになります。例えば、お互いの意思で結婚すること、自分の住む場所を自分で決めること、選挙で投票すること…すべて18歳からできるのです。
  ですから、2028年の自分がどんな「大人」になっていたい(ほしい)か、また、どんな「世の中」にしたいか、この一年で生徒全員、いや、ここに集うすべての教職員、保護者の皆さまに一緒に考えてほしいのです。
  生徒の皆さんには、中学校在学中に自分で、何が正しいかを判断し、どう行動すべきか決められるようになる力を付けていくことが求められます。言い換えれば、「頼る人から頼れる人へ」、自分自身を高めていかなくてはならないのです。
  二之江中学校では、その基盤づくりのため、17年間続けてきた「コの字型机配置・4人グループ学習」に更に磨きをかけ、「誰一人取り残さない」授業づくりを進めていくこととし、令和5年度江戸川区教育課題実践推進校の措定を受けました。
  今年度一年間、生徒、保護者、地域の皆様のご協力を頂戴しながら教職員、スタッフ一同、「5年後の未来を創る」ために前向きに進んでいきたいと存じます.
  どうぞよろしくお願いいたします。

令和5年度学校経営方針

学校経営方針