＊献立＊

・バターライス

・牛乳

・シシャモフライ

・ポテトのバジルソテー

・エノキのスープ

・河内晩柑

　今日のデザートはグレープフルーツにそっくりですが、違います。旬をむかえ始めた「河内晩柑(かわちばんかん)」……別名・「美生柑(みしょうかん)」ともいう、日本生まれの果物です。地域によってさまざまな呼ばれ方をします。

　河内晩柑は、その見た目から“和製グレープフルーツ”といわれていて、栄養的にもビタミンＣやクエン酸をたっぷり含んでいるところが共通しています。一方で、味はというと、グレープフルーツと比べて苦みも酸味も控えめで、ジューシーで甘く、とても食べやすいです。

　とはいえ、薄皮まで食べてしまうと苦みを強く感じます。給食では食べやすいように切り方を工夫しているので、実の部分だけを上手に食べてください。

　本来は３月から６月ごろまで出回りますが、急に暑くなったり寒さが戻ったりといった不安定な気候に弱いので、最近は早めに取扱いが終了してしまうことが続いています。

　今しか味わうことができない旬の味、食わず嫌いはしないで、一口でも挑戦してみてもらえていたら嬉しいです😊