＊献立＊
・小松菜の混ぜご飯
・牛乳
・鱈のあずま煮
・生揚げのみそ炒め
・けんちん汁

　今日は、江戸川区の取り組み・「みんなの給食」として、給食からＳＤＧｓを考える日です。
　給食はもともと、地場産物を使った献立で地産地消を心掛けたり、丁寧な調理で食材の廃棄を少なくする工夫をしたり、環境に優しい洗剤を使ったりと、ＳＤＧｓと密接なかかわりがあります。
　そのなかでも今回は特に、ＳＤＧｓの目標１５・「陸の豊かさも守ろう」を意識して食べる給食として、主食は江戸川区産の小松菜をたっぷり使った「小松菜の混ぜご飯」としました。

　小松菜の発祥地である江戸川区では、多くの生産者が小松菜に携わる農家として高い技術を受け継ぎ、誇りをもって栽培に取り組んでいます。そんな地元の農家の方々が栽培した小松菜を積極的に食べることで「地産地消」を促すことは、食料自給率を上げ、陸の資源を保護することにもつながります。
　さらに広く考えると、輸出のための農地開拓による森林伐採を防いで生物の多様性を守ることにもつながり、「陸の豊かさを守ること」に貢献できる……という見方をすることもできます。

　普段の生活の中の何気ない選択が地球環境を守ることへの第一歩になるかもしれないと思うと、とても素敵ですね。