＊献立＊
・むろ節ご飯
・牛乳
・明日葉入りかき揚げ
・小松菜と油揚げの炒め煮
・わかめと豆腐のみそ汁
・みかん１/２

　学校給食週間・５日目は、わたしたちの住む東京都の食材・郷土料理を使用した献立です！

【むろ節ご飯】
　東京都・八丈島の伝統的な郷土料理です。「むろ節」は、島でよく水揚げされる「ムロアジ」（強烈なにおいで有名な「くさや」の原料になる魚です🐟）の頭とはらわたを取り除いて茹で、骨を取り除き、身を燻製にして作ります。
　このむろ節を細かくして蒸し、醤油をふってご飯に混ぜ込んだものが「むろ節ご飯」です。むろ節自体にうま味が凝縮されているので、醤油だけのシンプルな味付けでおいしく出来上がります。
　今日のむろ節も八丈島で漁獲・加工されたものが届きました。

【明日葉入りかき揚げ】
　明日葉は、昔から伊豆諸島に自生するセリ科の植物です。「今日摘んでも、明日には新芽が出る」といわれるほど生命力が強く、そのために「明日葉」という名前がついたそうです。
　少し苦みがありますが、ミネラルやビタミンが豊富に含まれていることから、健康食品としても注目されるようになりました。

【小松菜と油揚げの炒め煮】
　小松菜は言わずと知れた江戸川区の特産品です。中国が原産ですが、江戸時代に江戸川区の小松川で栽培されていたものを、鷹狩りに訪れた際に食べた徳川吉宗が気に入り、この名前が付けられました。
　他の葉物野菜に比べて、骨や歯を強くしてくれるカルシウムが豊富です。


　ちなみに……「わかめと豆腐のみそ汁」は、給食室からのリクエストでした。“たまには具だくさんのタイプではなく、わかめと豆腐以外は何も入れない、シンプルなみそ汁を給食で食べたい！”ということでした。
　確かに、いろいろな種類の食材をたっぷり使うみそ汁は、給食ならではかもしれませんね🤔