岩五の給食◇12月8日(金)
- 公開日
- 2023/12/08
- 更新日
- 2023/12/08
学校給食
*献立*
・麦ご飯
・鱈の磯辺揚げ
・ひじきと小松菜のそぼろ炒め
・御事汁
・みかん1/2
旧暦の12月8日と2月8日は、それぞれ「事納め」・「事始め」の日、あわせて「事八日(ことようか)」といいます。
農作業などの人間が行う仕事は、12月8日に終えるということで「事納め」といい、年が明けて2月には作業を再開するので「事始め」といいます。
反対に、“年神様を迎えるための作業”という面でみると、お正月行事の準備や年越しの神事が始まる日であることから12月が「事始め」で、後片付けもすべて終える2月が「事納め」と、“納め”と“始め”が逆になります。
今日の給食では、人間側に合わせて12月8日を「事納め」の日とし、この日にちなんだ料理として、無病息災を祈って食べられていた「御事汁(おことじる)」を献立に取り入れました。
御事汁は、小豆が入るのが特徴のみそ汁で、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な、寒い季節に体の芯から温まる、伝統的な健康食です。
地方によって入れる材料は変わるようですが、里芋・ごぼう・人参・大根・こんにゃく・小豆が基本の食材として入ることが多く、別名「六質汁(むしつじる)」とも呼ばれます。