＊献立＊
・焼きピロシキ
・牛乳
・オリヴィエサラダ
・ボルシチ
・バナナ

　今日の給食は、世界の料理から、ロシアの料理でした。

【焼きピロシキ】
　東欧料理の、幅６〜１３ｃｍほどの惣菜パンです。日本では揚げたものが多いですが、ロシアでは焼くタイプが主流です。
　具も多種多様で、肉、魚、卵、米、芋などが使われるほか、お茶菓子として果物やジャムを詰めた甘いピロシキも作られています。

【オリヴィエサラダ】
　ロシア風のポテトサラダです。ロシア料理の味付けによく使われる「サワークリーム」が入っているので、コクがあって濃厚な味です。

【ボルシチ】
　代表的なロシア料理の煮込みスープです。日本のお雑煮のように、地域によって「モスクワ風」、「ウクライナ風」、「シベリア風」、「キエフ風」など様々な種類があり、使う肉の種類、野菜の切り方などに違いがあります。その種類は、“緑のボルシチ”、“水兵のボルシチ”など、なんと約４０種類にも及びます。
　羊肉、豚肉、牛肉、魚などと、キャベツ、玉ねぎ、じゃがいも、人参、セロリ……など好みのものを入れ、具だくさんに仕上げるのが特徴です。
特に「ビーツ」という野菜はボルシチには欠かせない食材で、ボルシチの独特な赤色はビーツの色素によるものです。