岩五の給食◇9月12日(火)〜その1〜
- 公開日
- 2023/09/12
- 更新日
- 2023/09/12
学校給食
*献立*
・麦ご飯
・牛乳
・ちりめん山椒
・はす蒸し
・おばんざい
・めった汁
今日の給食は、明日から3年生が修学旅行で訪問する京都府と石川県の郷土料理です。
【ちりめん山椒(京都府)】
京都の代表的な土産物のひとつです。山椒の実とちりめんじゃこを醤油やみりんで炊き合わせて作るふりかけのようなもので、少しクセのある“大人の味”ですが、ご飯のお供にぴったりです。
今日は、山椒の実は手に入らなかったため粉山椒を使用し、慣れない味でも食べやすいように控えめにして作りました。
【はす蒸し(石川県)】
石川県・金沢市には、“金沢市を主な産地とし、1945年より前から栽培されていること”が条件となっている「加賀野菜」というブランド野菜があります。
その中のひとつ、「加賀れんこん」を使った料理が「はす蒸し」です。れんこんをすりおろし、具と合わせて蒸し、たれをかけて食べます。お祝いの時などに料亭などで食べられているそうです。
【おばんざい(京都府)】
京都では、ご飯のおかずのことを「おばんざい」といいます。これは寺院の精進料理や茶の湯の懐石料理、庶民の食文化が混ざり合って江戸時代の中期頃から広まったもので、出汁を基本にした味付けや、旬の京野菜を無駄なく使うのが特徴的です。
【めった汁(石川県)】
イモや大根、人参などの根菜類をたっぷり使う、豚汁に似た汁物です。じゃがいもではなくさつまいもを使うのが特徴で、家庭料理として親しまれています。不思議な名前ですが、“やたらめったら具を入れるから”など、由来については諸説あるそうです。