岩五の給食◇6月23日(木)
- 公開日
- 2022/06/23
- 更新日
- 2022/06/23
学校給食
*献立*
・ノフトゥルピラウ[ヒヨコ豆のピラフ]
・牛乳
・チキンケバブ
・ハブチュチョルバス[人参のスープ]
・リモナタゼリー[レモネードゼリー]
今日はトルコの料理ということで、「ケバブ」など聞いたことがある料理もある一方、呪文のような耳慣れない料理名が並びます。いつも給食の放送で献立を読み上げてくれている放送委員さんが苦戦していました(‾—‾)
【ノフトゥルピラウ】
「ピラウ」は、字を間違えたのではなく、みなさんもよく知っている「ピラフ」のことです。ピラフの語源はこの「ピラウ」であるともいわれています。
今日はトルコでよく食べられている「ヒヨコ豆(=ノフトゥル)」のピラフでした。最も古い記録としては、約7500年前にトルコ南西部・ハジュラル遺跡でヒヨコ豆を栽培していたことが確認されているそうで、昔から多用されている食材であることがわかります。
【チキンケバブ】
「ケバブ」はトルコの代表的な料理で、“トルコのレストランにケバブが置いてない店はほとんどない”と言われるほど現地の人に馴染みがあり、愛されているそうです。
日本でよく見かけるケバブ屋さんではパン生地(ピタパンといいます)に肉や野菜をはさんだものが販売されているので、それを想像した人もいたかもしれませんが、それは「ケバブサンド」や「ケバブラップ」というもので、本来のトルコ語では焼肉料理全般、つまり中身のことを指すそうです。
【ハブチュチョルバス】
放送委員さんを苦戦させた難しい料理名ですが、「ハブチュ」が“人参”、「チョルバス」が“スープ”という意味の、人参をふんだんに使う優しい甘みが特徴的なスープです。
人参をみじん〜ペースト状にして入れるため鮮やかなオレンジ色に仕上がる、美しい料理です。
【リモナタゼリー】
「リモナタ」というトルコで定番のレモネードをゼリーにしました。レモンの甘酸っぱくてさわやかな香りが食後の口直しにぴったりな一品です。
今日は寒天がレモンの酸味に負けてしまって固まりにくく、ゼリーというよりはジュレのようになってしまいましたが……、のどごしの良さがじめじめと蒸し暑い時期にちょうどよく、結果オーライだったかな?と思いました。“怪我の功名”というやつですね😊