岩五の給食◇6月20日(月)
- 公開日
- 2022/06/21
- 更新日
- 2022/06/21
学校給食
*献立*
・深川めし
・牛乳
・いかとちくわの天ぷら
・小松菜と明日葉のおかか和え
・ちゃんこ汁
今月は「食育月間」、そして毎月19日は「食育の日」です。これにちなんで、今日の給食は東京都の料理や食材を使った献立です。
【深川めし】
江戸時代、忙しい漁師が考えた船の上で食べる昼ご飯で、みそ汁にとれたてのアサリなどの貝類を入れ、白いご飯にかけた庶民的な料理がはじまりです。
昔、深川地区(現在の江東区)ではアサリが獲れたので、この料理がよく親しまれていたことから“深川めし”と呼ばれるようになりました。今ではしょうゆ風味で炊き込んだものも“深川めし”と呼ばれます。(今日の給食でもしょうゆ風味の炊き込みタイプにしました)
【いかとちくわの天ぷら】
天ぷらは日本人にとっては馴染み深い料理で、元々はポルトガルから伝わり、屋台で食べられていた江戸庶民の大衆的な食べ物でした。
屋台料理の中では、寿司・蕎麦と並ぶ「江戸の三味」とされるほど人気で、今でも江戸(東京)の郷土料理として親しまれています。今日はいかとちくわの二種の天ぷらを作りました。
【小松菜と明日葉のおかか和え】
小松菜は、よく知られているとおり江戸川区の特産品です。給食の小松菜も、今日に限らず普段からもちろん江戸川区産のものを使っています。
そして明日葉は、八丈島をはじめとする東京都の島々でよく採れる野菜です。“今日摘んでも明日には新しい葉が生える”ほど生命力が強いことから名付けられました。
【ちゃんこ汁(ちゃんこ鍋)】
両国を中心とする相撲社会で人気のある寄せ鍋で、様々な材料をぶつ切りにして鉄の大鍋に入れて煮込みます。名前の由来には、父や祖父を意味する“ちゃん”に、愛称の“こ”をつけた」など、様々な説があります。