今日の五中

岩五の給食◇12月16日(木)

公開日
2021/12/16
更新日
2021/12/16

学校給食

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1320058/blog_img/3188977?tm=20240305134736

*献立*
・高菜めし
・牛乳
・きびなごの磯辺揚げ
・キャベツのレモン醤油和え
・だご汁
・みかん1/2

 今日の給食は、熊本県の郷土料理です。

 熊本県は九州地方のほぼ中央に位置し、山が多いことが特徴です。山々の一角を占める阿蘇山の周辺では、古くから畜産・酪農がおこなわれてきました。
 また、熊本県は水の質が良いことでも知られ、中央の平野を中心に、1年を通じて様々な農作物が栽培されています。さらに、西側は島原湾、八代海などの海に面し、穏やかな内海では魚の養殖やのりの生産が盛んです。

【高菜めし】
 熊本で採れる「阿蘇高菜」の漬物を刻んで炒め、ご飯に混ぜた料理です。
 通常、高菜は大きく広がった葉を食べますが、「阿蘇高菜」は茎が細くやわらかいため、開花前の花の付いた茎ごと収穫します。ピリッとした辛みがあり、漬物にして食べるのが一般的です。
【きびなごの磯辺揚げ】
 「きびなご」は体長10cmほどの小魚です。熊本県では、主に天草市の天草漁港で水揚げされています。刺身、天ぷらなど様々な料理で食べられるほか、干物や煮干しにも加工されます。
 給食では磯辺揚げにしましたが、天草名物のひとつとして、そのまま金網で焼く「プス焼き」という料理が親しまれています。
【だご汁】
 小麦粉やさつまいもで作った団子を、みそまたはしょうゆ仕立ての汁に入れた料理のことです。山が多い土地では、米よりも麦や芋の栽培が盛んであったため、小麦粉や芋類を使った料理が多く作られてきました。だご汁はその代表的なもので、熊本県以外の地域でも親しまれています。
【みかん】
 熊本県はみかんの生産量が全国4位です。栽培に適した地形を活かし、様々な種類のみかんが収穫されています。