＊献立＊
・ご飯
・牛乳
・唐草たまご焼き
・ハリハリ和え
・けんちん汁

　唐草たまご焼きの「唐草」は、たまごでとじた具材が「唐草模様」に見えることから名づけられています。
　唐草模様は、植物の草や葉、ツタなどが絡み合う様子を表した模様で、植物の生命力の強さから「長寿」や「子孫繁栄」を表す縁起の良いものとされてきました。江戸時代ごろから風呂敷の模様として使われ始め、明治時代から昭和４０年ごろにかけて、どの家庭でも使われるほど大人気となっていったそうです。
　現在では、唐草模様の風呂敷というと泥棒が持っているイメージが大きいですが、これは、大人気ゆえにどの家庭にもあったため、ついでに盗んで使われていたことが由来だそうです。イラストなどでは誇張されて描かれていますが、単なる想像ではなく、事実に基づいているようです。