＊献立＊
・菜の花ご飯
・牛乳
・さんが焼き
・野菜のゴマ酢和え
・わかめのすまし汁

　今日の給食は、千葉県の郷土料理です。

【菜の花ご飯】
　菜の花は、千葉県の県花にもなっている南房総地域の特産品です。なかでも安房地域では、昔から菜の花が生産されてきました。
　もともとは観賞用の切り花として生産されていましたが、食用としての需要がだんだんと高まり、現在では、春を知らせる食材として千葉県の家庭で広く親しまれています。

【さんが焼き】
　こちらも、南房総地域の郷土料理です。房総半島近くの海でとれたアジ・イワシ・サンマなどの魚を、漁師たちは、船の上でみそといっしょに細かくたたいて「なめろう」を作ります。
　この「なめろう」の余りを、山へ仕事に行くときにアワビのからに入れて持っていき、山小屋で蒸したり焼いたりして食べたのが始まりだそうです。そして、このように“山”の“家”で“焼いて”食べた料理ということで「山家焼き」と呼ぶようになったそうです。