除夜の鐘を突いてきました 冬休みのチャレンジ報告 その2
- 公開日
- 2017/01/23
- 更新日
- 2017/01/23
校長室より
今回の冬休みの旅では、今までしたことの無いことに挑戦してみるということをポイントにして計画を立てました。せっかく大みそかに京都・奈良にいるのだから、除夜の鐘をどこかのお寺でついてみたいと思ってインターネットで調べてみましたが、なかなか突けそうなところが見つかりません。それでもいろいろ調べていくうちに、なんとあの東大寺の国宝の鐘が突けるかもしれないとわかったので、すぐに計画に組み込みました。8人で一突きするので、お坊さんが突く回数を除いても800人以上は突ける計算です。つまり、800番以内に並べば、大丈夫なはず。「22時頃に並んで突くことができた」という報告がインターネットに書かれていましたが、せっかく行って突けなかったら取り返しがつかないと思い、絶対安全だと思える21時から並ぶことにしました。22時半ごろに整理券のようなものが配られ、これで間違いなく突けると一安心しました。とは言え、東大寺の除夜の鐘は元日の0時につき始めるとのことなので、結果的には凍りつくような寒さの中で3時間待ち続けました。
さあ、待ちに待った「その時」が訪れました。私たちは108回のうちの14回目の鐘です。突く前の注意は「『せーの』で一気に引いて、『離して』で一斉に手を離してください。絶対に鐘を突こうとしないように」というものでした。有難い教訓と捉えれば、「無理に何かをしようとするのではなく、やるだけのことをやったら、後は自然に任せることが大事だ」ということでしょうか。13回目の鐘は、残念ながらみんなの息が合わず、かなり情けない音でした。ここでの教訓は、「みんなが心を一つにして協力しないと物事を成し遂げることは難しい」ということになるのでしょう。さあ、いよいよ私たちの番です。14回目の鐘はいったいどうだったかというと……、息もぴったり、とても素晴らしい音色が奈良の町に響き渡りました。おそらく最初で最後の経験になることと思いますが、この上ない成就感を得ることができ、チャレンジして良かったと心から思っています。
当たり前のことですが、中学生には場所的にも時間的にも絶対にできません(もちろん家族の方が一緒なら別ですが)。ただ、大人になったときにこの話を思い出してチャレンジする人がいたらおもしろいなあとは思っています。
とは言え、中学生の今だからこそ発揮することができるチャレンジ精神もあるはずです。上中生のみんな、ぜひいろいろなことに挑んでください。そして成就感を手に入れ、大きく成長してください。経験から学ぶことは素晴らしいことです。