校長挨拶・学校経営方針

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令和６年度　校長あいさつ

江戸川区立春江中学校長　横枕　耕史

　江戸川区立春江中学校は、昭和５２年（１９７７年）に開校し、今年で４７年目を迎えました。

江戸川区立春江中学校　教育目標

・自ら進んでよく学び、協力して働く生徒
・規律を守り、責任を重んずる生徒
・心身ともに健康で、思いやりのある生徒

令和６年度江戸川区教育課題実践推進校　研究課題「学力向上」

研究主題

「未来を主体的に生き抜くために～自ら進んでよく学ぶ生徒の育成を目指して～」

　さて、私たちは、戦争や自然災害、経済問題、少子高齢化など先行きが不透明で、将来の予測が困難なＶＵＣＡの時代に生きています。中学生である子どもたちが大人になった時、社会がこれからどう変化しようとも、それに対応できる「たくましさ」や「しなやかさ」をあわせもつ「生きる力」を身に付けていくことが重要です。誰一人取り残さず、すべての子どもたちが将来への希望をもって、自ら伸び、育つ教育を目指し、時勢の流れにのって受け身の生活を送るのではなく、自分の未来をデザインし、高き理想や自己目標を実現させるため「頑張るときはいつも今」と自らを鼓舞し、「未来を主体的に生き抜く力」を育成します。

　生徒一人ひとりの自己理解力（自分のよさや可能性に気付かせる）、自己管理力（自分の課題を見つけ、自分で解決策を考え、目標管理させる）、自己学習力（自ら学び、行動できる）を育成するため、「はるえアクション・スローガン」を掲げました。

「はるえアクション・スローガン」

　　　【は】っけん(発見)・気付く　　

つなが【る】　　

　　　【え】がお(笑顔)を創り出す

（１）【は】っけん(発見)・気付く　…　自己理解

　生徒一人ひとりが、自分の強みや弱み、得意・不得意、好き嫌い、自分とはどんな人間なのか、自己理解を深めよう。「自分は可能性の原石である」と自負し、好きや得意、できることを大いに伸ばしていけるように、ポジティブ思考で、目標達成のための目の前のタスクやミッションにチャレンジしていこう。

（２）つなが【る】　…　自己管理＆自己学習

　将来の社会的・職業的自立を目指し、夢や希望を実現するために課題解決の答えを導き出すには、何と何をつなげて、どうすればよいのか、解決策を考えよう。そして、自分の長期目標、短期目標、今日の目標をそれぞれ設定し、授業・家庭学習・タブレット学習・テスト勉強と学びに向かい、自分を目標につなげるように意識して行動しよう。

（３）【え】がお(笑顔)を創り出す　…　幸せ（ウェル・ビーイング）の探究

　自分の笑顔、家族の笑顔、すべての人が笑顔で生きていけるようにするに、笑顔で明るくポジティブに生活しよう。そして、自分や周りの共に生きる多様な人々が笑顔になるように、他者への共感や思いやりをもって、人にやさしく笑顔で行動しよう。

　教職員一同、知恵や工夫を重ねながら、子どもたちが未来を主体的に生き抜くことができるように教育活動を進めていく所存です。

　保護者の皆様、地域や学校関係者の皆様には、本校の教育活動につきまして、引き続き、温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。