３月１日（木）の給食
- 公開日
- 2018/03/08
- 更新日
- 2018/03/08
給食
＊献立＊
・さんまの蒲焼き丼
・牛乳
・さっぱりわかめ
・ひっつみ
・りんご
今日の給食は、岩手県の郷土料理です。
【さんまの蒲焼き丼〜雑穀ご飯〜】
岩手県は、雑穀の国内生産量が日本一で、古くから雑穀の産地として知られています。山や河川が多く平野が少ないことや、寒暖の差が激しいことから、稲作に不向きだったために雑穀の生産が盛んに行われてきました。雑穀には、現代の食生活で不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどが豊富に含まれています。
また、最近は水温の上昇で漁獲量が減ってしまっていますが、岩手県・三陸沖ではサンマがたくさん獲れます。
今日の給食では、この雑穀とサンマを使って、サンマの蒲焼き丼を作りました。
【さっぱりわかめ】
岩手県でとれる養殖わかめの収穫量は、国内の４０％以上を占め日本一を誇っています。三陸海岸を中心とする岩手の海の豊富な栄養分と、親潮による冷たい海水と荒波が、わかめの成長に適しています。
【ひっつみ】
小麦粉を水で耳たぶくらいの柔らかさまでこね、ねかしたものを“ひっつまんで（ひきちぎって）”鍋に入れることから「ひっつみ」という名前がついた、岩手県の郷土料理です。昔は、お米を節約するために主食として、また、農作業の合間に食べる「小昼」として食べられていました。
土地や家庭によって多様な「ひっつみ」があり、味付けもだしの材料もそれぞれ異なるほか、入れる材料も、季節の野菜やきのこなどその土地でとれたものを上手に使って作ります。
